質問箱回答:自殺できる覚悟はないですが、生きるのがしんどいです。普通の人はどうやって生きるモチベーションを保っているのでしょうか?
なるほどですね。死ぬ覚悟はないけど、頑張って生きる気力もないということですね。
普段の生活の中で小さな楽しみがあるだけマシだと思いますが、悩んでいる本人からすると、それだけでは物足りないのでしょうね。
僕は他の人と違って、「命に感謝して生きろ!」とか「生きたくても生きられない人もいるんだぞ!」みたいな説教を垂れることはないので、ご安心ください。
では以下質問に回答していきます。
普通の人はどうやって生きるモチベーションを保っているの?
統計を取ったわけではないですし、明確な根拠があるわけでもない、ただの僕の主観ですが、関わってきた人たちの中に「生きるために特別なモチベーションを持っている人」はほとんどいませんでした。
また、質問者さんと同じく、「本当に死にたい」とも思っていないので、何となく生きているという人がほとんどでしたね。
つまり、「このために生きよう!」という目標がある訳ではなく、「死にたくないから生きている」ということです。
「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」と、かの偉大な心理学者であるアドラーは言葉を残していますが、我々は他人との関わりの中で、衝突したり、嫌われたり、心身ともに疲弊しながらも、「死にたくない」から生きているのだと思います。
質問者さんは「生きる体力がない」とおっしゃっていますが、その認識は間違っていませんか?
だって、生きる体力がなかったら、あなたは僕をTwitterで見つけることもなく、自殺していたと思いますよ。
なので、あなたも他の人同様に「死にたくないから頑張って生きている人」のうちの1人であり、心の底から「生きたい」と思っている、皆と何ら変わらない普通の人であるということです。
僕の言葉に納得できないかもしれませんが、あなたは今生きていますよね。
本気で死にたいと思っている人は「死にたい」と口にする間も無く、自分で命を絶っています。
今、あなたが生きていることは、あなたが心の底から「生きたい」と思っている客観的な証明に他なりません。
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