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四国のガイドといえば

お遍路でしょう、と私は勝手に思っています。最近お友達の英語お遍路日記を読んでいます。これが面白くて面白くて(またその日記は後日ご紹介しますね)。日記には、歩くごとに変わりゆく心の変化や、人との交流が描かれていて、まるで私も一緒に歩いているような気持ちになります。単純な私はお遍路歩きをやってみたくなりました。

で、まずは自分で行けるところから訪ねてみることにしました。それも最近私がハマっている手段で。

ジャーン

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最近Road bikeを購入しました。私にとっては大きな買い物でしたが、自分へのご褒美とか投資とかいろんな口実のもと買っちゃいました。そのバイクで今回は根香寺(ねごろじ)へ。

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出典;https://www.seichijunrei-shikokuhenro.jp/map/kagawa/123

根香寺は標高330mにあるお寺で私のようなサイクリング初心者にはかなりきつかった。残念ながら頑張ったけど、お寺まで到達せずに断念。(お遍路失格の私。)

でもその時に初めて「お接待」していただく体験をしました。永遠と続く坂道を苦しそうに自転車で上る私にお水を差し出してくれる車の女性がいたのです。「持っていって」と笑顔で差し出してくれるその優しさがとても心に染みました。お遍路さんは歩く途中、さまざまな人にお接待という形でサポートを受けながらへんろ道を歩きます。そして提供いただくお接待は断ってはいけないというふうにも言われています。私も遠慮なく差し出していただいたお水を受け取りました。

その時に

「今後海外の方を通訳案内ガイドとしてお迎えする時には、この気持ちをお客様に味わってもらおう」

と心しました。ガイドの言葉でこのお寺の歴史や香川について話すのも大事だけれど、このお水を差し出してくれた方との数十秒ほどの交流が、私の心を満たしてくれ、この場所を好きになるきっかけをくれたからです。私もその機会が散りばめられたガイディングをしていきたいな、と思いました!

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(永遠と続く坂道の途中でこのサインを見つけたんだけど、この「2km」という文字に「まだこの坂道 2km 続くんかい!」となえちゃったんですね〜。)