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Stage Fright? 人前で話すときに緊張をほぐす方法

私は態度がズーズーしいので(!) 緊張しているように見えない、とよく言っていただきますが、実は極度の緊張しいです。本番前日には眠れなかったり、食事が喉を通らないとかはよくあります。

でもある頃からその緊張を以前ほどしなくなりました。なんでだろう?場数を踏んだから?年齢とともに度胸がついたから?おばちゃんだから?

理由はなんであれ、以前よりは人前に立つことが苦でなくなりました。人生の年輪のなせる技かもしれないけど、意識的に努めていることもいくつかあるんです。その一部をご紹介します。

1 They are all pumpkins. 英語圏で英語で発表をする場に初めて立つというとき、ステージに上がる前にこの言葉をかけてもらいました。つまり観客はみんなかぼちゃだよ、というもの(失礼!)。それ以来人前に立つ時は秋の野原にオレンジのパンプキンが大量に置かれている図を想像するようにしています。

2 I am talking to you, my friend. 友達に話しかけるつもりで話すようにしています。できることなら会場に一人、友人や家族がいてくれるとさらにやりやすいです。その人に向かって話しているのを再現すればいいんだし。(でも人を選ばないと、逆効果もあるので要注意!)

3 They wish your performance would go terribly wrong? あなたのスピーチが失敗に終わればいいのに、と願っている人はおそらくいないでしょう。私の頭の中では誰もが私の失敗や間違いを探しているかのような気分になりますが、それはなくて、むしろ応援してくれている、ということを思い出すようにしています。

4 We all make mistakes, and it is OK. 間違えや失敗はその場かまたは後で正せばいいし、完璧である必要は全くないんですよね。その場でできるベストの準備とベストのパフォーマンスができたらそれでOKやん、と言い聞かせています。

こうやって書いてみるとどれも「友達に自分が頑張って集めたお得情報を話してる」という印象ですね。「あのさー、色々下調べしてたら、あそこの店でこんな安くこれが買えてん!今やったらまだ安く買えるでー、連れてったげよか?」と話しているような気持ちをいつも持っていると、とても気持ちが楽。友達にならたとえ情報が多少間違っていてもそれを訂正したり、後からお詫びすることもできますし。

さあ、皆さんはどんな方法で緊張をほぐしていますか?通訳ガイドなどお仕事で人前で立つ方のヒントになれば嬉しいです。緊張している時よりも気持ちが大きくなっている時の方が、あなたの良さがパフォーマンスに表れます。ぜひリラックスして頑張ってくださいね!

(写真:Thanks to: Photo by Craig Pattenaude on Unsplash)