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英語は1言語?1文化?

英語と一言で言っても英語は世界中で母語として話されていて、そのアクセントやフレーズが異なる、というのはご存知の方も多いはず。

例えばエレベーターは英国ではliftだけどアメリカはelevatorだとか、棒付きアイスキャンディーのことをアメリカではpopcicle、英国ではice-lollyというなどなど。他の地域に行けばさらに表現も多様になるようです。

多少使う単語や表現方法が違っていても、共通の言語(英語)で意思疎通が取ることができる、するとこれは同じ言語だ、というふうにみなされます。だからニュージーランド人の話す英語とインド人の話す英語は音だけぼんやり聞いているとまるで別言語に聞こえるけど、それは1つの言語(英語)を共有しているという認識になります。

では英語は同じ1つの文化を共有しているでしょうか?

答えはNOですよね。上にあげたニュージーランドとインドの文化は、大きく異なる、というのは想像に易し。またさらには英語は英語を母国語としない人が使う言語として利用頻度が高い言葉。なので私のような日本語が母語で日本を文化背景として背負っている人が英語でコミュニケーションをとるというシーンも多いですよね。

じゃあここでの英語通訳ガイドとしての学びは?というと、お相手の持つ文化や背景は多種多様であり、自分の限られた経験から「この人は英語を話すから」「この人はXXX人だから」と決め付けないよう、心がけることかな、と思っています。(それでも時々やっちゃうんですが!)

コミュニケーションのとどのつまりは「個々の違いを知りたいと思う好奇心」にあると思っています。見た目やバックグラウンド、時には相手の発する言葉さえも判断基準から取り外して「この人はどういう人なんだろう、この人のこの言動や行動はどこから来るんだろう」と好奇心を持って見ていることが、コミュニケーションを円滑にしてくれます。ガイド業についているときも、ここが私のベースです。

うーん今日はうまくポイントがまとまらないお話でした。ごめんなさい。またこのトピックは取り上げたいなー。

英語通訳ガイドとして英語力や対応力をあげたい方向けのオンラインワークショップを開催します。もうまもなく締め切ります。残り席あと1つ!ご興味のある方はご連絡くださいね。

(写真:Tongaでヨットを停泊していたら地元のおじさんとその息子さんがこんなのを持ってセールスにやってきた。私はこの幾何学的な模様がとても大好きで即決購入しちゃいました。)