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モチベーションを継続させる方法教えて! Part5

今回がモチベーション継続シリーズの最終回です。ここまでお付き合いいただいた皆様、ありがとうございます!

5Wの最後はwho、実は一番大事な whoです。あなたはその努力を誰のためにするのか、を考えましょう。Who are you doing this for? Not just for you, then who is it for? And what is in it for him or her? 初めは自分のためだったことかもしれないこの頑張り。でもよーく考えてみると誰かのためになっていた、誰かと誰かの間の関係をよくするためになっていた、ということはよくあります。

もし通訳ガイドになりたい、という方であれば海外の方に「あなたにしか伝えられない日本の良さを伝える」というGIFTを差し上げることができます。また日本と日本人にとっては、あなたが日本を代表して海外の方に接点を持ってくださることで、日本の素晴らしい印象をその方に残すという日本への貢献を果たしていることになります。またその体験を海外の方は母国に帰って家族や友人に伝え、日本のファンが増えるきっかけを作ってくださるかもしれない、またその方の子供さんは日本に留学してみたい、と将来思うかもしれない。それは世界の平和や友好関係にもつながり、グローバルな問題が起きた時に手を繋いで問題解決をする体制が取りやすい世界になるかもしれない。

自分だけじゃなくてあなたが今取りかかろうとしている努力が、実は三方よし(Win-Win-Win) な結果を将来生み出すということにぜひ気づいてほしいと私は思っています。これは大袈裟でなく、あなたの日々の努力がそれだけの大きな力になるということを信じていただきたいです。

じゃあ具体的には誰のために?その顔を具体的に思い浮かべられれば、なお努力がしやすいかもしれません。お子さん?大好きなおばあちゃんのため?以前に海外でお世話になったホストファミリー?ご近所に住んでいる外国籍市民の方?この人のために頑張ろう、そう思える人物がいれば、その人の笑顔がしんどい時にも努力を続ける力を貸してくれます。

私の場合はやっぱり子供たちかな。うちには二人のティーンエージャー男子がいます。彼らはいわゆるハーフで英国人の父を持ちます。残念ながら離婚という形で住み慣れたニュージーランドを離れ、日本に引っ越してきました。彼らと日本に住んでいると、彼らが「ちょっと違う子たち」と日本人社会で見られているのを感じることがあります。それは日本社会の方々は、差別という意識のない「素朴な疑問」からくるものです。でもニュージーランドやアメリカの生活では、私の国籍に関係なく、またどんなバックグランドを持つ人間であれ、それを問われることがない社会というのを経験してきました。そんな多文化が共存できる社会が世界中に広がってほしい、そしてどこよりも日本という母国でその意識が浸透してほしいと心から願っています。子供達が住みやすい日本になってほしい、これこそが私の背中を押すdriving forceです。

長くなりましたが、モチベーションの継続方法に関するコツを英語の5W (what, why, when, where, who) に関連づけて書いてきました。ここまで読んでくださった皆さんに感謝するとともに、少しでも参考になれば嬉しいです。

4月から通訳ガイド養成オンラインワークショップは第2回目をスタートします。今年始めからスタートした1回目ワークショップは優秀な生徒さんとともに(ほぼ)終了いたしました!また初心に戻り、次の2回目をスタートさせていただきます。

また(1)英語ポリッシュアップを目指した個人レッスン、(2)事業展開・海外企業との交渉などのためのコンサルティングのご相談もお受けしています。これからもピンポイントでご対応できるよう精一杯努めていきます。ご興味のある方はぜひご一報くださいね。

(写真:ニュージーランド・アロータウンで山歩き。当時1歳だった次男も時折バックパックから下りてテクテクと一緒に歩いてくれたのを思い出しました。)