通訳ガイドになるならコメディアンから学ぼう?
コメディアンについて色々と調べています。彼らのステージでのプレゼンテーションスキルや、観客を巻き込むダイナミックス、その間の取り方などは、通訳ガイドのようなパブリックで話すものにとっては学ぶところが多いです。
と思っていたら、そうそう、私はそれが言いたかったんだよ!と思わせてくれる記事を見つけました。
コメディアン Jerry Seinfeld から学ぶ12のレッスンということでまとめてあります。12のタイトルを読むだけでも勉強になりますので、パブリックでお話しする機会のある方はぜひ覗いてみてくださいね。
その12のポイントの中でも私はこれが一番心に引っかかります。
Lesson 8: It’s always about the audience.
何を話すにせよ、全ては聞き手のためにやっているんだよ、というリマインダーです。
聞き手が聞きやすい環境、セッティング、内容、それらをすべて用意するのが私たち話し手の責任。彼らが望んでいるものを全て提供することはできないかもしれなけれど、コミュニケーションの中からそれらをくみとり提供するのが私たち通訳ガイドの仕事ですね。
通訳ガイドの仕事の場が限られている今ですが、準備期間として、頑張っておられる通訳ガイドさんがたくさんおられます。私自身も毎日が勉強。そしてオンラインワークショップに参加くださった方々には、私の持つものを提供しポストコロナの時代に備えられるようお手伝いをしていきます。
(Photo and link:big thanks to the website https://mannerofspeaking.org/2012/11/24/jerry-seinfeld-and-12-public-speaking-lessons-from-comedian/)