【全市区町村めぐる旅】サクッと群馬周回。31日目〜35日目(群馬県片品村〜千代田町)
こんにちは!みとりっぷです♪
今回はぼくがやっている全市区町村めぐる旅についてです!
ぜひ、一緒に旅しているように読んでくださいね〜!
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31日目(2021.8.24)
231.丸沼(片品村)
8月も終わり。
会社員というこの国で特別強い身分を手放し、はじめての旅。全然違うけど、どこか全市区町村めぐる旅1日目の気分さえ伺える気がする。
もう今日からYouTubeのための動画も撮影しないから、べつに松尾芭蕉の格好なんかしなくたっていい。誰が見てるわけでもないし、幸か不幸か知名度だってない。咎めるひとなんて周りにきっと誰ひとりとしていないけど、入社式でスーツを着るように、張り詰めた空気を用意するかのように昔の格好に衣替えをするのだ。
あぁ、カメラ構えなくていいのか。笑
どこか落ち着かないけど、たしかに沼はたおやかで優雅である。
でも、湖沼の部で1位とな。こればかりはさすがに言い過ぎではなかろうかね?信じられん。笑
写真くらいは撮って、少しばかりゆったり過ごして。あやしげにぼくを見る親子の目線が、なんとなく懐かしい。
久々だなぁ。ここからフリーランスというべきか、はたまた住所不定無職と意気込もうか。
片手が空いたもどかしさと共に、それと慣れるように旅の歩を進めるぞ~
232.吹割の滝(沼田市)
少し南へ下がって沼田市へ。
地元から、結構遠いイメージがすごくあった。まあ実際遠いんだけどね
無料の駐車場も充実してるし、これ無料なのすげぇなぁ。
さすがは東洋のナイアガラ。吸い込まれるような、引き込まれるような。
234.土合駅(みなかみ町)
みなかみまで。
軽く雨も降ってきた。ぼちぼち、休みつついきましょう。
とてつもない階段を降りてやっとホームへたどり着ける駅。日本一のモグラ駅とかって言われていて、地上からホームまで片道15分かかる。こんなとこ通いたくない。最寄駅だったら凹むよ。笑
廃墟ばりの通路を伝ってなんとかホームまで。続く雨のせいか、びしょびしょだったんだよなぁ。布わらじで来たから、足はぐっしょぐしょ。
電波ひとつも届かない変なところ。小さいプレハブみたいな小屋の中に時刻表。これを見ると少し待てば電車が来るみたい!待とう。
...来ないやんか。笑
待ったのに〜と思いつつ、思い出ノート的なものに1面使ってデカデカとアピールしておく。がめつく、地上にもあったノートにもデカデカとアピール。こーゆーのは派手な方がいい。たぶんね。
32日目(2021.8.25)
242.めがね橋(安中市)
2日目、そしてこの日のラストがめがね橋。
この前日は道の駅で車中泊したけど、今日は一旦実家に帰ろかな。
ちょうど1年ほど前に来たところで、もう季節が1周したかと思わされる。2回目の夏だし見た目は正直変わったように見えないけど、ぼくもここも1つ歳を取ったのかなぁと感じる。
立派なめがね
ここに来るまで、少し上でお猿さんの軍団を見かけた。「撮りたい!」と思ってすかさずカメラを構えるも、みんな揃って山の上に逃げられてしまった。
「くっそー!もう写る大きさじゃねぇ!」
バチバチに道端に停めたから後続車のクラクション浴びたのにこれかい。自分もまだまだですな。
ひとつ区切りをつけて、出直しましょう。
33日目(2021.8.26)
246.黒瀧山不動寺(南牧村)
また我が家から出てきて南牧村まで。
実家からほど遠くない群馬なのに走ったことのない道を通って南牧村。なんかかわいい名前だなぁ。
登山口の駐車場に車を停め、信じられない傾斜を進む。前に進んでいるのか、それとも上に進んでいるのかよくわからない中下を向きながら歩く。
えめっちゃキレイやん。笑
鐘は自由に撞けるってんだから撞く。
後ろから来た女の人が「何コイツ?!」と言いたげな目線をやる。わからんだろうなぁ、と背中の看板を見せてあげる。笑
夏だ、たしかに旅をしている。
お寺の麓にはほんとに素晴らしい田舎のストリートが広がる。コンビニなんて現代に染まったものはなく、個人商店がこっちを覗く。そんな町。
群馬に移住するならここかもなぁ。
この日の夜も道の駅。そう易々とこんなところで文章には起こさないけど、今までの人生でも一番といっていいほど衝撃的な出来事が目の前であった。
うううん。
ここで、迷ったらやることを忘れないようにした。やらぬ後悔よりやって後悔。血も滲む言葉かもしれない。
この日の夜、雨雲レーダーにひとつとして反応はないのに、強くにわか雨。やればよかったかなぁ。後悔先に立たずとは、お互い死ぬほどに理解させられた夜になったろうな。
34日目(2021.8.27)
250.船尾滝(吉岡町)
すっきりするようなしないような、イマイチ晴れきらない朝。
いつまでも引きずる話ではないし、とにかく旅のコマを進めよう。
なーんか上の空なのかなぁ。
駐車場にたどり着いて、そこから徒歩30分との看板。
バカか!なめやがって!
なぜかムカついたので、登り12分、下り8分で駆け抜けてやった。多分だけど、坂を駆け下りながら殴りかかるモーションは日本一上手くなったと思う。(やりながら走って降りたからね)
にしてもしょぼい、しょぼかった。
いやまぁ立派なんだけど、遠すぎてわからんよ。笑
251.伊香保温泉石段街(渋川市)
気を取り直して伊香保へ。
ここは過去にも何度か訪れたことがあるし、好き。
群馬で温泉に行くならいの一番にここを勧めるし、観光地って目線でもトップレベルにステキな場所だと思う。
一年中栄えるようにと願いを込められた365段の石段。伊香保は石段街が見ものであり、上まで登れば温泉の神を祀る伊香保神社に辿り着く。
今日もいい景色。感嘆である。
与謝野晶子をはじめとした文人墨客が通うのも、うんもう首がもげている。
さらに山の上、渋川を見下ろす展望台も見るといいね。
252.榛名湖(高崎市)
しばらく走り高崎へ。
たしかに高崎なんだが、埼北生まれとしてここが高崎というのはあまりに遠すぎる。
そんなことは気にならないほど見事。
雲は大きいのがあるけど、キレイだよね。
あぁ、この期間に撮ったフイルムはおじゃんになったんだよなぁ。笑
悲しい。戻ってこない悲しさは、簡単には拭えない。
254.宝徳寺(桐生市)
また打って変わって桐生へ。
群馬の中にいてもまたマップが変わる感覚。
この感覚わかる人いるかなぁ。都道府県が変わるともちろん世界が変わって、でもそれらの単位の中でもいくつかの世界がある。
モンハンがわかるなら、たとえば群馬県が渓流だとしたら、高崎は4番で桐生は1番みたいな。わかる?笑 面と番号はまるで的外れだけど、感覚としてはそれ。ポケモンでいうなら町が移ろうことと近いと思う。
関東には珍しい床もみじのスポット。訪れた日はシーズンじゃなかったから、風鈴祭り。
女の人2人組がすごく多くて、勝手に気まずい。笑
なんで?って格好で堂々と短冊に願いを叩き込んでやった。叶うように走ろう。
35日目(2021.8.28)
262.茂林寺(館林市)
はて、ここで群馬としては区切り。
下仁田町を除くすべてをこの5日間で駆け抜けた。下仁田は行きたいところが営業休止だったので、また長野に行くついでに寄ろうかな。
たぬきだらけのお寺。
多分地元民からするとよく見知った場所で、館林の先輩から「近所ww」と連絡が来るくらい。そうなのか、知るか!笑
ここに来たしばらく後、「宇宙より遠い場所」ってアニメを見た。アニメの聖地が館林で、茂林寺前駅とかまで出てくる始末。おいおい、俺は作品を見る前に聖地巡礼したんかい。
また行くなら、キマリが缶ジュース飲んでたところに座ろうかな〜。
ではここで一度区切り。また日本のどこかで。