【全市区町村めぐる旅】過去最長の旅の始まり。北へ向かう。127〜129日目(福島県磐梯町〜宮城県川崎町)
こんにちは!みとりっぷです♪
今回はぼくがやっている全市区町村めぐる旅についてです!
ぜひ、一緒に旅しているように読んでくださいね〜!
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127日目(2022.5.9)
860.幻の滝(磐梯町)
さて、ここから、今シーズン最大、かつ過去最長の旅が始まります。
残しておいた福島県をめぐり、東北地方・北海道を制覇するのです!
本当は4月のうちに福島は制覇したかったものの、さすが東北、雪で寸断された場所があったのでした。
福島の残りは、3つ。どれも雪で通れない道の先にあった。
埼玉で育ったぼくとして、4月に雪が残っていることすら衝撃であった。
GWが明け、ようやく道が開通した。だけど、まだ雪は残っている。本当に不思議だ。
ここは幻の滝。
遊歩道が敷かれるまで、地元の人ですらほとんど知らなかったそう。確かに、冬になれば見つかりようもない、まさに幻といったところだ。
滝自体は特にデカかったり水量が多いわけではないものの、なんとも落ち着く佇まい。これを初めて見つけた人は、嬉しいだろうな。
862.吾妻小富士(福島市)
続いて福島市へ。ここが福島県最後である。
磐梯吾妻スカイラインを経て向かう。御多分に洩れず、ここも冬は走れない。
訪れた日は風が強く、顔が痛かった。
一生懸命山を登って、火山だった淵を歩く。普段見ない色の岩がゴロゴロしていて、正直歩きにくかった。
ここまできても、当然雪が多い。
いやぁ、不思議。実に不思議である。
日本なんてそう広くはないと思えど、やっぱり衝撃的な事実は山ほどある。これだから旅はおもしろい。
128日目(2022.5.10)
869.震災遺構山元小学校(山元町)
翌日、宮城県へ。
ここは3.11の遺構である。
ここに限らず、3.11の遺構はいくつかある。ここは、避難してきた大人含め全員が助かったところだ。
屋上のギリギリまで波が押し寄せたものの、屋上にある倉庫でなんとかみんな一命をとりとめた。東北の3月、恐ろしく寒かったと思う。そんな中、コンクリートの上で多くの人が助けを待ち、夜を超えたのだ。
周りはかつて畑がたくさんあったらしい。が、今はそんな影もない。ただ広がる野原という感じで、ここで作物が育てられようなんて考えにくい。知らなかったら、思いつきもしないとも思う。
そんなところで、今や観光地として現存している。貴重な遺構。ぼくも中学生としてこの日は地震を体験したけど、全く別の出来事だったのがよくわかった。
871.金蛇水神社(岩沼市)
さて、どんどん北へ向かいます。
岩沼市。ここは、大学の友達にゆかりのあるところ。
おばあちゃんがいるらしく、その一家がご飯屋さんを経営しているらしい。紹介してくれたので、せっかくなのでご飯を食べに。天ぷらラーメンが有名らしい。(調べてみてね、あべ屋食堂だよ)
天ぷらラーメンと、ミニカレーを食べる。ありがたいことに、ご馳走してくれた。あまり長くは書かないけど、本当によくしてもらった。
初対面だし、元々面識があったわでもないのに、お土産まで持たせてもらって、本当に頭が上がらない。
時々、こうして優しくしてくれる人がいる。ご飯を恵んでくれたり、カンパをしてくれたり。こう長旅していると、どうしても毎食しっかり食べようにもお金がない。なので、心の底から、感謝というものをきちんと勉強させてもらえる。ありがたいとは、このことだと。
満腹になり、この神社に行くと行列していた。
ちょうどフジが見頃で、祭りのようだった。タイミングがいい。フジの花なんて、あんまりみたことなかったな。
金蛇を祀るということで、金運にもいいらしい。
境内の金蛇に財布を擦り付けるといいようなので、ぼくも並んでやってみた。様式美。金運が上がるといいな。
872.御釜(蔵王町)
さて、蔵王町へ。
蔵王といえば御釜。大きく口をあけた火口湖が待っている。
福島で残雪をみてびっくりしてたけど、ここは桁が違う。
もう5月も半ばだというのに、雪原を歩く経験をした。こんなエキサイティングなことはない。
129日目(2022.5.11)
875.国営みちのく杜の湖畔公園(川崎町)
さて、川崎町まで。だいぶ進みましたな。
東北唯一の国営公園です。
いやあ、春ですな。さすがに、雪があるのは山の上くらいのようです。
大きな公園をゆったり散歩して。まだまだ、この旅は長いのですから。