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「また転んじゃった!~56歳、顔面着地で大地とエンゲージ~」


大地を愛す✨

人生にはいろんな「転」がつきもの。転職、転機、転がる石のような日々――そして、私の場合、まさに「転倒」!

今朝もまた、華麗に(?)転んでしまった。仕事に向かう途中、しかも段差すらない平らなアスファルトの路上で、まるでスローモーションのように右頬と右ひじを打ち付けてしまったのだ。一瞬メガネを割ってしまったかと思ったけど、メガネが無事でなによりだった。しかし、こんなに転ぶ人いるのかな~。ホントよく転びます。恥ずかしくて泣いちゃう女性を見たこともありますが、私はもう慣れたもの。「母なる大地にほおずりするのが、選ばれし女神としての日課なのです(心の声)。」と厳粛な面持ちで、儀式をとりしきる神官のようにすっくと立ちあがるのであった。

転び上手の人生

私はこれまでの人生で何度も転んできた。もちろん、物理的にも精神的にも。10代は中二病で転び、20代は浮かれて転び、30代は仕事に追われて転び、40代は子育てに奮闘して転び、50代は親の介護に奔走して転び…そして今、56歳。まさかここにきて「物理的転倒」がこんなに頻発するとは思ってもいなかった。さすが56(コロン)歳。
「恋コロン 髪にもコロン ヘアコロンシャンプー♪」を語れる世代だ。

バスボン!

でも、漢字の「転」の成り立ちを考えると、なぜか勇気が湧いてくる。

「転」の意味を噛みしめる

「転」という漢字は、「車」と「専(云)」からできている。「車」は動き、変化し続けるもの。「専」は集中や特化を意味する。つまり、転ぶことはただの失敗ではなく、そこから何かを学び、次に向かうエネルギーになるのだ。

ここで気づいた。「転ぶこと」は、「転職」や「転機」にもつながるかもしれない。転ぶことで新しい視点を得ることができる。私の人生はまさに『転んで、学んで、前に進む』の連続だった。

転職という転機

そういえば、前に転んだ時は、左の膝の皿(膝蓋骨)を骨折したのだった。そのころ私の人生に新たな「転」が訪れていた。それは「転職」。同じ看護師ではあるけれど、長年勤めたオペ室から退院支援へとキャリアチェンジした。最初は不安だったけれど、この転職はまさに私にとっての「転機」だった。


お皿が割れた

オペ室では迅速な判断と正確な手技が求められたけれど、退院支援では患者さんの生活背景や心のケアが大切になる。丁度両親が亡くなった後だった。転んだ経験が多いほど、患者さんの「転機」に寄り添えるのだと感じていた。

また今朝こうして派手に転んでみたのだが、また「転機」が訪れているということなのかな???
また新たな世界が見えてくる、その予兆なのかもしれないな~💗

転ぶことの意味

それにしても、どうしてこんなに転ぶのか?自分なりに分析してみた。

  1. 注意力の散漫:朝の仕事モードで頭がいっぱい。足元なんて見ていない。

  2. 靴選びのミス:最近買ったおしゃれな靴、実は滑りやすい。

  3. 体の変化:年齢とともに、筋力やバランス力の衰えを実感。

つまり、今こそ「自分自身の足元を見直す転機」なのだ。

笑いながら前へ

転ぶたびに、自慢げに夫や娘に報告するのも私のルーティン。「またやったの?」と笑われるけれど、それもまた一興。夫は「転ぶ天才だな」と妙な称号をくれるし、娘は「それ、インスタに投稿したら?」と軽いノリで励ましてくれる。しまった!立ち上がるところをセルフで撮影してリールで上げておくべきだった。今度転んだらそうしようと思う。

この転び体験を建設的に捉えて、「転ばぬ先の杖」ならぬ「転び上手の極意」を編み出そうと考えている。やっぱり合気道で受け身の練習を再開するべきかな~(笑)。

転び上手の極意

  1. 靴は慎重に選ぼう:おしゃれも大事だけど、安全第一。

  2. 地面に注意を払う:スマホを見ながら歩くのはNG。

  3. 転んでもすぐ起きる!:笑顔で立ち上がることが大切。

これからの転

56歳、これからもきっと「転」は続く。でも、そのたびに「転職≒天職」「転機≒天喜」「転回≒天界」と考えて、日本語を楽しんでいきたい。いや、人生を楽しんでいきたい。

最後に一言。「転んだら起きればいい!」そして、また新しい道を歩けばいい。

さて、明日もまた転ばないように気をつけよう。いや、むしろ新しい「転び方」を発見するのも悪くないかも!?

(おしまい)



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