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各ウマ娘サンプルデッキの特徴と環境観

はじめに

こんにちはMITOみとです。
いよいよ明日に迫ったEXコラボパック「ウマ娘 プリティダービー」。非常に楽しみな方も多いのではないでしょうか。
今回は、公式サイトで取り上げられたサンプルデッキの特徴やゲームプラン、対面相性などをまとめました。コラボがきっかけでシャドウバースを始める人やウマ娘から復帰する人の参考になれば幸いです。

各サンプルリストは公式サイトより引用しました。画像をクリックするとブシナビデッキログに遷移します。

当サイトに使用しているカード画像は、Shadowverse EVOLVE公式サイト(https://shadowverse-evolve.com/)より、ガイドラインに従って転載しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。©Cygames, Inc. ©bushiroad All Rights Reserved.

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アグロウマ娘

高速ビートダウンと展開力で早期にゲームエンドを目指すアーキタイプ。主なリーサルウェポンは《【桃色のバックショット】ナリタトップロード》による5点疾走となるだろう。盤面5面を埋めた状態の《シンボリクリスエス》や《マヤノトップガン》による大打点も期待できる。

盤面除去と空中打点を兼ねる攻防一体の良カード

上記のフォロワーを《【EnchaÍnement】シンボリルドルフ》から出すとき、盤面条件を1面緩和してくれる1cアミュレットを序盤に設置できると展開的に助かる場面が多いと考えられる。

5~7コストで使用できるため自由度が高い

苦手な対面は主に【守護】を配置するアーキタイプとなるだろう。盤面を除去しながら《メジロマックイーン》が安着する《メジロ家ウマ娘》には対応されてしまう可能性が高い。また、容易に確定除去《雨の独奏、私の独創》を構えられる《スペルウマ娘》にも注意が必要だ。


スペルウマ娘

過去弾ウマ娘を主軸としたアーキタイプ。序盤はゆっくりとした立ち上がりだが、5-6ターン目にコストを踏み倒す爆発的な展開を行う。注目の1枚は《タニノギムレット》。盤面の全体バフを行う《ウオッカ》を確定でサーチしてくれる。《ダイワスカーレット》と《ウオッカ》の強力なコンボが従来より格段にやりやすくなった。

中盤を安定させる1枚。
描かれているウマ娘はタニノギムレット以外デッキに入っていないらしい

スペルに関しては充実した一方で、3c出走サイクルが採用されなくなったことに若干の不安がある。《シュバルグラン》や《アグネスタキオン》を駆使した細かい除去で序盤をつなぎたい。

どのウマ娘デッキにも入る器用万能カード
3枚揃えておいて損はない

従来型からスペル軸にウェイトを乗せたことで、【疾走】や効果ダメージによる瞬間火力はオミットされた。そのため、盤面から打点をねん出せねばならず、全体除去AoEを活用するアーキタイプには不利が付きそうだ。
《テミスの審判》や《ワールドブレイク》を有する《コントロールビショップ》、《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》や《ボーテックスドラゴン》をはじめとした除去に優秀な《かげろう》が挙げられる。同型ウマ娘に対しては《7センチの先へ》の使い方が勝負を分けることになるだろう。


ミッドレンジウマ娘

ウマ娘の中でもかなりフォロワーに重きを置いたアーキタイプ。各PP帯に1枚で完結する強ムーブが採用されているため、初心者でも扱いやすい。
実は、公式サンプルデッキの中で唯一ヴ姉妹が揃っている。ヴ姉妹が好きなトレーナーはこのデッキからスタートするといいのではないだろうか。
目玉のカードは何といっても《ネオユニヴァース》。本家シャドウバースもびっくりの2PPブーストという離れ業を持っている。このカードを経由して、《オグリキャップ》や《ダイイチルビー》といった強カードが使えるゲームレンジを早期に迎えたい。

実は【覚醒】誘発効果も持っているため、
2枚目以降は除去札として使える

前述したように、どのPP帯でも強い行動がある一方で、序盤のカードが他アーキタイプよりも薄めの採用となっている。そのため、《アグロウマ娘》や《荒野ロイヤル》に一方的な攻撃をさせないために1-2コストを中心にマリガン判断をすると良いだろう。


メジロ家ウマ娘

ウマ娘の中でも《メジロ家》タイプを主軸に据えたアーキタイプ。ゲームレンジとしてはミッドレンジに分類される。
注目カードは《【夜風に舞うは祈りの花】メジロアルダン》だ。6PP+出走コストと重めのコストだが、このカード1枚で2枚のカードをデッキから呼び出すことができる。呼び出す組み合わせは《メジロラモーヌ》+《【月下の悪魔ちゃん♪】メジロパーマー》や《メジロマックイーン》+《かっとばせー!ですわ!?》などバリエーションに富んでおり、状況に応じて使い分けることができる。攻防一体の1枚と言えるだろう。

メジロ家を一気に展開できる
今弾のデザイナーズコンボはメジロ家とヴ姉妹、ニシノフラワー&セイウンスカイがある

アーキタイプとしてはミッドレンジに分類されるため、前述した《ミッドレンジウマ娘》と共通したパーツが多い。《ミッドレンジウマ娘》から始めた方はこちらのデッキも組んでデザイナーズコンボの強さと楽しさを体験することをお勧めする。


出走ウマ娘

ウマ娘のサンプルデッキの中でもひときわ異彩を放つアーキタイプ。それが《出走ウマ娘》だ。ウマ娘の固有キーワード【出走】を存分に活用したデッキで、7種21枚が【出走】およびコストスペル《にんじん》に関わる効果を持っている。
主力となるメインウェポンは存在せず、相手体力を減らす手段はほぼ皆無。なんと、勝利手段は《ヒシミラクル》の進化時効果によるライブラリーアウトLOである。相手を倒すことを目標にするTCGにおいて、主目的とは異なる特殊勝利は普通のゲームとは違った楽しみを教えてくれるだろう。

非常に厳しい条件だが、成立すると体力に関係なく勝利できる

《ヒシミラクル》の進化時能力の発動条件が《にんじん》9枚以上を表向きにすることであるため、エボルヴデッキの自由度が全くない。その一方で、出走時能力があるカードはほぼすべて採用圏内に入るため、カスタム性の高いデッキでもある。
相手の追加ドローの状況にもよるが、ほぼ確実に8~9ターン経過するため、長期戦を見越したコンボデッキには苦手が付くことが多い。現環境にはあまり存在しないが、《1コスト軸スパルタクスロイヤル》や《レヴィオンOTKロイヤル》、《超越ウィッチ》などの特殊勝利系デッキには要注意だ。


終わりに

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
筆者が初心者におすすめするのは《アグロウマ娘》と《ミッドレンジウマ娘》です。これらのデッキはシャドウバースエボルヴの基礎的なゲームプランを取ることが多いためです。また、過去コラボカードの採用が比較的少なく、カード資産が少ない方でも構築しやすいのもおすすめですね。

2月には限定シリアルカード争奪CSも開かれるシャドバエボルヴ。ウマ娘コラボでさらに盛り上がってくれると嬉しいなと思います!

参考文献

公式サイトサンプルリスト


追記・修正事項

2025/01/09 初稿投稿


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