なぜみとん今治は「今治愛に欠ける」と指摘されるのか その20
「あぁ、やっぱりか。というか予想以上に・・・」
という感じだ。
今から皆さんに「せーの。」で荒木氏のイメージを答えてもらうとしよう。
そうすると、恐らく、大多数はこう答えるのではないか。
「挨拶をしない人。」
・・・どうだっただろうか。
私もやみくもに根拠なく言っているのではなく、数年間にわたり商店街の同世代の友人の声を聞いた結果でこの記事を書いている。
もちろん、「同一のタイミングで、商店街の色んな世代の人間を無作為に100人選んで聞いてみた。」ではないので、統計学的には根拠は薄いし批判も受けるかもしれないが、一定数の人間と話をした結果であることは確かだ。
代表的なエピソードは1年半前だっただろうか。
商店街の同世代の友人をMACCHIに連れて行ったとき。
その友人も商店街の中では、なかなか活発さとパワーと知名度をもったナイスウーマンである。そんな彼女が商店街を盛り上げようとしている(と記事では活発な姿勢の)荒木氏と挨拶がてら交流を・・・と店に行ったものの、「え?こっちの挨拶に対してこれくらいの反応・・・」と戸惑いを覚えていた。
そこから、商店街に生業をもつ同世代の友人の話を聞くたびに、
やはり「荒木氏=挨拶をしない、決して他人に心を開こうとしない」というイメージで語られることを何度も何度も耳にしたものである。
単なる一市民ならそんな人も山ほどいるだろうが、荒木氏の記事での「今治を一緒に盛り上げませんか!」などと書いている姿勢を見ていると、挨拶する側は当然それ相応の挨拶・会話が返ってくると期待するものである。
しかし、当の本人からは本当に社会人として最低限の挨拶もほとんど返ってこないことが多い。
だからみんな、彼に対して失望する気持ちを抱くのだ。
「商店街の〇〇の~です。」と自己紹介しても、「そうなんですね。」で終わるのである。
「まさか。」と嘘の様に感じるかもしれないが、実際に私の目の前で見た光景だ。
SNSで市外の人と交流している姿とは全く別人の姿が現実だ。
何か本人の中で食いつきたい「肩書や出身地、年代、性別」などが固まっているのかもしれない。
もし私だったら、先方がどんな人だろうが、相手から上記のように挨拶をされたとしたら、
「ご年齢近そうですね、僕は昭和●年生まれですけど、近いですか?」「へぇ~●●中ですか~、●●高校ですか、あ、そしたら〇〇さんとかと知り合いですか?」
「あ、あの店の従業員さんなんですね、前から気になっていたんですよ、今だったら何が1番の推し商品ですか?取材に行ける時がタイミングがあれば行かせてくださいね。」
くらいのレスポンスは自然とすると思う。
きっと彼は、これからも
「せっかく僕が何かしようとしているのに、今治人は排他的」
「今治人は何かを良くしようとする気持ちをもたない」
と暗に匂わせるような「呟き(tweet)や記事」をこれからもたまに上げるに違いない。でもね、待ってよ、と切に思う。
さて、今回の2周年記念イベント。
来店時、入り口のドアを開けたら女性店員さんがニッコリと目で微笑みかけてくれる。
この店員さんはいつもそうしてくれる。
店内を見渡すと、右側のテーブル席3席にお客さんが2組と、パソコンで何かを作成している荒木氏。
荒木氏は来店しても、瞳で品良く挨拶をしてくれる女性店員さんと違って目も向けてこない。
正確には、目の周辺視野で客の来店を確認するか、もしくはこっちと目が合わないタイミングで客の顔を識別しているといった具合だろうか。
我々がテーブル席を荒木氏に陣取られて、どこに座ろうかなと戸惑っていると、荒木氏はようやくパソコンを持って重い腰を上げて席を離れた。
やはり何も言わず、目も合わせず、だ。
そこで私たちはようやくテーブル席に座ることができた。
その後女性店員さんがメニューを持ってきてくださり、色々な説明をしてくださった。
注文した品を待っている間にも、荒木氏に対する違和感は募る。
私たちが入り口付近の席に座っているにもかかわらず、店の出入り口のドアを何度も勢いよくあけて往復を繰り返す。
そもそも、履いているサンダルが小さすぎるのかサンダルから踵が出ていて、踵には床の汚れが付着したまま歩いている。
しかもすり足のような歩き方のため、ズサァといった歩く時の摩擦音が下品に聞こえる。
確かに私たちの世代は高校生の時に腰パンですり足で歩いていた。
私もそうだったし、今も基本的にその癖は抜けていない。しかし、それが良い印象を与えるものではないと認識しているから、プライベートの時は完全にすり足だが仕事や冠婚葬祭の時などは意識的に(もはや無意識に近いが)すり足ではない歩き方に切り替えている。 恐らくそこも彼にとっては、「たかが歩き方」というところだろうか。
以上が来店から3分で感じたことだ。さらにその後も違和感が続くのだが、次回の後半に続く。
色々綴ったが、女性店員さんの人がらの温かさと飲食メニュー、そして委託販売で置かれているハンドメイド雑貨のクオリティは間違いないお店。
ぜひご来店を。