なぜみとん今治は「今治愛に欠ける」と指摘されるのか 5
インフルエンサーも大事だけど、身近な例から学ぼうよ。
今治市の西隣、西条市はよく、地元についてみんなが語り合うイベントがよくある。
西条市の紺屋町商店街に「西条市民活動センター」という事務所があり、そこは西条市がバックアップの元、「NPO法人西条まちづくり応援団」というNPOが運営している。
https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/038000528
そこでは、SSCというニュースペーパー(両面刷りのイベント情報紙)を定期配布したり、西条を盛り上げたい!という個人や団体の相談窓口になったり、更には色んな街づくりイベントも開いている。
その中でも頻繁に開催してくださっているのは、西条を盛り上げるための市民参加のトークイベントや研修イベントだ。
私も参加したことがあるが、これが毎回非常に面白い。
楽しい。生産的。みんな熱い。
しかもみんな「愛」があるから、学生の地方創生案にありがちな「夢物語」だけで終わるのではなく、現実的な厳しい言葉も出るところが非常にリアル。
「継続性」や「今あるリソースを最大限に活かす」といったところを自然と考えるのもリアル。
荒木君のイメージする「志をもった仲間が集まって、故郷の将来についてワイワイ語り合う」姿というのは、こういうことじゃないかなって思う。
1度参加してみて欲しい。私も「今治人」として参加してみたにも関わらず、非常に有意義な時間を過ごすことができた。
今治では夏に「Bari Challenge University」という全国と地元の若者を集めて「地方創生」を語り合うようなイベントを2泊3日くらいでドデかく実施しているが、西条ではそれが日々ローカルに、しかし継続的かつ情熱的に行われている。
メディア的にはでっかいスポンサーと著名人がいるドデカイイベントにスポットライトが当たりがちだが、あの西条市が燃やし続けているまさに「マッチ」のような小さな炎、実に素晴らしいものがある。
今治より人口が少しばかり少ない西条市でできて、今治にはできないのだろうか?
荒木君はすぐに県外のインフルエンサーに目を向けがちであるが、西条市のNPOから学ぶことが10も20もあるはず。
隣りの市の先達に学ぶのは彼のプライド的にイヤ、なんだろうか。
「いや、まぁあそこは市のバックアップがあるし。。」
だろうか。
SNSや県外で話題のインフルエンサーの考えはこうなんですって今治市民に降ろす方が快感得られるんだろうかな、と普段の荒木君の言動を見ているとそう思わずにはいられない。
みんなを巻き込むやり方、西条市に学んでみよう!
マッチの火をみんなで少しずつ燃やしていこう。
お隣りの市はそれに成功しつつあるよ。
次回は商店街と荒木君、について提案。