「正倉院の世界」展at東京国立博物館(11/14追記)
11/10(日曜日)に、上の子と一緒に「正倉院の世界」展に行きました。
Twitterの混雑状況を確認していると、週末は軒並み「40分待ち」となっていて諦めかけていたのですが、10日は即位パレードのおかげか突然「10分待ち」という状態に…!
というわけで上の子と一緒にダッシュで出掛けました。
この展示の告知があった時から「これは実物で見ないと…!」と思いましたが、やっぱり実物のもつ説得力は凄かった!
私が気に入ったのは2つ。
・「直刀(号 水龍剣)」と拵え「梨地水龍瑞雲文宝剣」。名前が中二ゴコロをくすぐりますが、正倉院の宝物であったところから明治天皇に発見され、愛用された刀です。拵えはその時に作られた明治時代の作品ですが、これがまた刀に負けず素晴らしく細かい造り。(Wikipediaにも解説がありました)
・「白瑠璃碗」。こちらは他の御物(8世紀)よりさらに古い6世紀の作品。隣に展示されている同時代の作品は白く風化しているのに、素晴らしい輝きを放っているのがまさに「正倉院の奇跡」。
本音を言えば教科書常連の「螺鈿紫檀五弦琵琶」も現物が見たかったのですが、前期のみなので仕方ないですね。模造品も充分素晴らしいものでしたが。(写真はともに模造品)
上の子は、私が買ったチケットホルダーの図案にもある「平螺鈿背八角鏡」がやっぱり美しく感じたみたいでしたな。もう1つの戦利品は「銀薫炉」の意匠をかたどったしおり。
(11/14追記)トーハクブログにも、後期展示のみどころが紹介されていました。
最後の展示にあった森鴎外の句は、今回の展示の主旨を的確に表現していてとてもよかったです。
以上。
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