『市子』観た
アマプラで。
わたし暗い邦画が好きでさ〜
おっ、これは絶対暗い邦画だぜ!
と目を付けていてこの間メンタルが急に病んだので良い機会!と思って観ました。
メンタル病んだときは無理やり泣く、そして映画に集中すると余計なこと考えなくて済むから映画終わる頃にはちょっと平気になってる、
みとこんのメンヘラって考えすぎってことだから
観ようか悩んでる人は観てから読んで〜
まあ観ないかなという人は…
まあ読んでもいいわよ…
市子、母親が出産したり離婚したりしたタイミングが悪くて戸籍なしで生きていくことになっちゃって(なんで戸籍作れなかったのかぼんやり聞いてたからよくわかんなかった、法律難しい)、筋ジストロフィーの妹になり変わって生きるってすごいストーリーですけど、
市子の生命力?生への執着がすごい良くて、
他人を何人でも犠牲にしても私は私らしく生きたい!って感じがグッときました…
妹を殺して、お父さん?お母さんの再婚相手?の小泉さんを殺すまでは(スーパーネタバレ)本当に可哀想な生い立ちなんだけど
そこから自由に生きようとする市子がとても良い、ていうか杉咲花ちゃん、かわいい、演技もすごい
一番泣いたのは長谷川くんとの日々を振り返るシーン、市子的には自由に生きるためなら誰を殺してもいいみたいな感じだけど初めて本当に人を好きになって長谷川くんだけは犠牲できなくて失踪するしかなくて…って
めっちゃ泣いちゃった!
いや私は人殺したことないし家族も健康、自分の生い立ちも別に可哀想とかじゃないんですけど
誰にも心を許したことのない登場人物が普通〜の人を好きになって私も誰かを好きになれるんだ…って幸せを実感するシーンとか
なんか刺さっちゃう、
市子たち家族の昔の家族写真を見た市子のお母さんが最後
おかしいでしょ、幸せな時もあったのよ
的なこと言った時も泣いた、
人も殺すし子ども置いて失踪するしみたいな人もさ、幸せになりたいからこうするしかなかった、絶対自分は幸せになるんだって葛藤のなかで手放さなきゃいけなかったものがあんだよね…
なんかここまでの文けっこう何言ってるかわかんないね…本当に泣いちゃったからさ…情緒が…
でも私が一番書きたいのは違うの!
北くん!なんていいキャラなの!最後死んだし!
高校のときちょっと根暗っぽい感じだった北くん、クラスのヤンキーポジの男子にも負けてスクールカースト低めだった北くんがさ、市子のこと好きになっちゃってさ、市子が小泉さん殺すところ見ちゃって一緒に証拠隠滅して…
そんとき
ずっと川辺(市子)のヒーローになる妄想してたからさ!
って市子のこと抱きしめるの…
最悪すぎ!!!!!!
映画観ててこいつキモすぎるんだが!!!
ってなることあんまないのにリアルなキモさがやばかった!
おめー自分が自己肯定感低いからって自分より可哀想そうな市子を助けたい!みたいなの自分に酔いすぎ!、いや市子のこと好きなんだろうけどそれ以上に自分本意すぎるぜ〜きめ〜
北くん最後死なないかな!と思ってたら別に死ななくてもいいのに死んでわろた
北くんの部屋が水槽だらけだったのも
おげげ!
でしたよね〜
陸では生きられない生き物閉じ込めるのが性癖!?かと思っちゃった…
あと市子と一緒に殺人を隠蔽した過去があるのに部屋の本棚に漫画びっしりなのちょっとウケた、キモ座ってんのかよ〜
なんだかんだ北くんが一番良いキャラだったんやね、まだまだ言える、北くんのここがダメ…
まあ北くんはいいや…市子が本当に好きになった人、長谷川くん…
長谷川くんっていうか俳優の若葉竜也さんですけど、愛がなんだにも出てたけど、
なんでこう女の子に振り回されて不憫な目に遭う役が上手いの〜
もう顔がいいですよね!
好きな女の子の前にいるときの演技が本当に幸せそうでかわいい!
本当に幸せそうに演じるから俺が泣いちゃった!こんな幸せいいよなって!
本当にそういう演技がうまい…あと裏切られたときの悲壮感もすごい…
愛がなんだのナカハラもかなり好きでしばらく友達と擦りまくってた、友達は男をあのナカハラのようにしてしまう魔性の女なのでなおさら…(愛がなんだも観てください。成田凌が憎たらしくなります)
は〜というわけで久しぶりに私の心にヒット、良い映画でした、
まあサスペンス…でさ…こんなに警察無能かね!?って思うやつあるけどこの世界の警察はちょいのほほん気味だったわね、容疑者の恋人に秘匿情報喋りまくるし
というわけで見てない人は見てみてね〜
見たうえで、
いや、自分は北くんを推すね!
という人はメッセージください、殴り合いましょう