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外と内の線引き
駅のホームに電車に来るとき、よく駅員さんが「黄色い線の内側でお待ちください」って言うじゃないですか。あの黄色い線、
線にしては太いわ!
線とは、点と点を結んだもの、すなはち「太さを持たないもの」です。なのに、あの黄色い線は点字ブロックなので、線の中に点がたくさんある、という理解しがたい状況にあります。
つまり、あの太さの線だと「黄色い線の内側」は「黄色い線の中(つまり線上)」で電車を待つように、という意味にも取れてしまうのです。
そもそも「内側」「外側」という言葉は慎重に使わないといけません。
例えば「海外」という言葉も違和感です。「海」の「外側」だったら、ある意味日本も含まれますからね。
それでも、お母さんに「うちはうち、よそはよそ」と言われたら、何も言い返せません(笑)。