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JR西日本株主優待券の旅。2013年5月綾羅木から小倉まで片道切符で旅してみた
はじめに
2013年。
当時はJR西日本の単位株を一つ保有していた。
そのため、5月の終わりころになると、株主優待券が送られてきた。
株主優待券を使うと、JR西日本エリアの中であれば、片道乗車券と特急券が半額になる。
当時4歳の息子を連れて、二人旅。
その旅行記です。
【注】列車の時刻、運賃・料金などは2013年5月当時のままです。
株主優待券の旅。切符購入編
2013年4月20日。
株主優待券一枚で、片道切符を買いに行った。
まずは小倉駅の新幹線側、JR西日本のみどりの窓口へ。当然のことながら、JR西日本の株主優待券なので、切符の購入はJR西日本の窓口でしか買えない。小倉駅と博多駅はJR九州とJR西日本でそれぞれ窓口があるので、注意が必要である。
「ややこしい切符でお手数かけます」
手書きの旅行プランの紙を渡す。
若い男性係員は慣れた手つきで経由を入力する。
下関、山陽、幡生、山陰本線、綾部、舞鶴、東舞鶴、小浜、敦賀、北陸、近江塩津、湖西、山科、東海道、新大阪、山陽新幹線、小倉…。
経由はそれぞれの路線の起点(または終点)の駅を入力するらしい。JRの路線をキチンと知らないと大変な作業である。
係員が首をかしげた。
エラーで発行できないらしい。
「経路が重複していますね」
片道乗車券は同じ駅を通らないようにする必要がある。新幹線と下関駅が重なるらしい。新幹線と山陽本線を「同一の路線とみなす」という解釈のため、山陽本線と合流する幡生まで経路が重なってしまうらしい。
そこで、幡生のひとつ隣の駅、綾羅木(あやらぎ)からの乗車券で作ってもらった。
片道切符で距離を稼ぐためには、小倉からの逆ルートで作れば、小倉→幡生までの乗車券を作ることができる。機会があれば、このルートで旅するのもいいかも。
切符の内訳(株主優待券を使用した価格)
乗車券 綾羅木→小倉 7,610円(8日間有効)
経由…山陰本線・舞鶴線・小浜線・北陸本線・湖西線・東海道本線・山陽新幹線
特急券・グリーン券
益田→米子(「スーパーおき6号」指定席) 1,300円
米子→鳥取(「スーパーまつかぜ6号」指定席)830円
城崎温泉→綾部(「こうのとり18号」「はしだて6号」特急券・グリーン券)1,090円
※福知山で改札口を出ないため、通し計算
敦賀→新大阪(「サンダーバード22号」特急券・グリーン券)2,220円
新大阪→小倉(「さくら561号」特急券・グリーン券)4,930円
合計 17,980円
半額にした際の10円未満の端数は切り捨て計算なので、この計算でもお得になっている。
下関から旅を始める場合は、門司から下関をスゴカで乗車する予定だったが、綾羅木までをスゴカで乗車することができないため、門司から綾羅木までの乗車券(260円)も作ってもらった。
あとは、旅立つ日がやってくるのを待つばかり。
今からワクワクしています。
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