いつかは青山、一戸建て
愛しさと、切なさと、ここは城里🦉
東京でも、とりわけ洗練されたオシャレな街として有名な、港区・青山。
…の話題を見聞きするたびに思い出すのが、城里町の青山(上青山、下青山)。
水戸方面からアツマーレに向う場合、
何気に通過している人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、いつかの花しょうぶ園も、こちらの下青山となります。
というわけで、まずはこちら…
延喜式内 青山神社
西暦772年創建
ご祭神は五十武命(いそたけるのみこと)
要するに…
ご祭神の五十武命は、かの有名な素盞嗚尊(すさのおのみこと)の御子で、
父に従って今の韓国へと渡り、そこで杉や桧などたくさんの種を蒔いて、
帰国してからも国内の植林に尽力されたそうな。
そんなわけで、五十武命は林業の神様として祀られているらしいのだけど、
林業が盛んな城里町の特性を鑑みると、実に興味深い話ですね。
青山(木々が生い茂るイメージ❓)という社名も地名も、
このご祭神の功績に由来するものらしいです🌲
🙏
あと、なんか色々あって、
若宮八幡→鹿島明神と名前を変えたこともあったのだけど、
(ここでも出てくる二代目藩主)徳川光圀公の理解もあり、
元来の青山神社に改められたようです。
なんか県内の史跡を辿ると、そこかしこにこの光圀公の名前が出てくるけど、
本当に偉大な人だったのだろうという憧憬と、親近感。
あと、曲がりなりにも由緒の一端を背負っているという責任感に、
身が引き締まる思いです。
さて。続きましては、こちら。
青山神社の入り口からすぐ近く、交差点を入ったところにある亀蔵珈琲焙煎所。
どうやら亀蔵はカメゾウと読むようだ。
もう1年以上は経つかな。街道沿いに見えるのぼりとか、
町のイベントなんかでも気になっていたので、今回お邪魔しました。
駐車場の案内にある通り、裏手からぐるっと回って正面に向かいます。
築60年の蔵を改造した焙煎所。もともと米蔵だったのかな。
この手の蔵は、城里町を走っているとけっこう目にしますね。
なんか雰囲気ある、とってもおしゃれな空間❗️
焙煎したお豆の販売が中心で、テイクアウト等のコーヒー販売はありません。
…が、小さいカップに試飲用のコーヒーをくれました。
さて、じゃあ何かお豆を選びましょうか…と。
青山にちなんでブルーマウンテン❓なんてダジャレが頭をよぎりましたが、
こちらを購入。定番のオリジナルブレンドですね🫘
この「しろさと風立ちぬ」というドリップパックのセットがなかなかオツで、
青山の薫風(あおやまのくんぷう)
桂の清風(かつらのせいふう)
七会の金風(ななかいのきんぷう)
古内の微風(ふるうちのびふう)
…と、アツマーレのある七会も含めた、
城里の中でもとりわけマニアックな地名を冠し、
それぞれの特色をイメージしたオリジナルブレンドなのでした。
アツマーレ詣の新定番となりそうな、こういうコンセプトは大好きです。
旅のお土産として、城里の風を感じながら一杯☕️いかがですか❓
そんなわけで、いろいろコーヒーを飲んでいるうちに、
今度は上手にコーヒーを淹れるスキルを身につけたいと思った、藤枝さんでした。
さて。今月22日は、いよいよ城里町の日(群馬戦)です。
シーズン最終盤に向けて盛り上げていきましょう🔥