外路系の体育・反応について-反応期の注意(終わり)
反応期に注意すべきことは反応期にはとにかく冷やさぬこと、反応が終えたら体中をすっかり弛めて休養すること、反応が終わったといってすぐに動きださず、動きたくなってから動き出すことを忘れないでほしい。
これは急性病の場合と、ほとんど同じような体の状態なのです。
急性病の場合も、熱が出て下がったら休める。治ったからといってすぐに動くと体をこわしてしまいます。
急性病と反応とどこに相違があるかと考えてみると、同じものではなかろうかと考えられますが、いずれにしてもそういうことを自然の働きによって経過すると、本当に丈夫になります。従って、反応を経過するまで活元運動を続けることが望ましいのです。それを経過するとすっかり良くなります。
とくに家の人同士で活元運動の組み運動を行なっていくと、どっちかが悪い時には二人の力で治せるし、どっちかが悪いことによって両方の体の活元運動を誘導できる。
そういう組み運動をやると、体の敏感度は大変亢まってゆきます。
そういう意味で敏感になるためには、一人一人でやる活元運動よりも、組んでやる相互運動の方がずっと効果があるし、イザという場合にも役に立ちますので、自分一人の活元運動をやって元気になり、健康を保つことができるようになったと思う方は、相互運動をおやりになることをおすすめします。p134
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ここで区切りになります。本ではこの先質疑応答のページになります。
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