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「愉気法」の実習-澄んだ気-

愉気法というのは、他人の体に息を通すことです。離れていても、手をつないでいても、その部分に手を離れていてもよい。自分の気を相手におくるつもりで、気を込めて息をおくる。それだけである。静かな気、澄んだ気がよい。強くとも荒んだ気、乱れた気はいけない。

愉気法とは、人間の気が感応し合うということを利用して、お互いの体の動きを活溌にする方法です。こういうことが果たして出来るかと疑念をもつ人がいるが、気を感ずる人なら出来る。物しか見えない人には出来ない。

秋の空の晴れ渡っているように、雲が無くなると空は蒼い。心の中の雑念がカラッと無くなると天心であれば気は感じ合います。だから誰でも心を静め、浮かんでくる雑念がおさまってくると気を感じます。私は初め、気を感じ合うのは人間同士だけだろうと思っていました。ところが猫など耳に愉気しますと飛び上がることがある。或いはビクッと動き、足をブルブル動かす。犬や猫だけでなく、他の動物でもそういうことは起る。また、黴へ愉気すると、増えるのと減るのがある。黴でも、そういう動きがあるのです。


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当たり前のことが一番難しくなる、、雑念が湧くほど、残るほどの情報たち、、故に単純に、素直に・・を多くの事から学ぶという皮肉な反対側を知るゆえの我在りのように感じて(-_-。

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mito_k13
ふと感じるものを中心に書いています。よろしくお願い致します。