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意識しない動きが体を育て守る!

野口整体は体の運動、動き、働きを研究している。病気を対象にしている訳でもないし、健康を保つにはどうしたら?とか言う話の領域には実はいないんです。

溌剌と生きる者のみ深い眠りがある、生き切った者にだけ安らかな死がある、そんな書が本部道場にはたくさん置いてある。
言葉通り一言一言は自ら整体に導くのです。http://www.seitai.org/goroku.html


だから中々野口整体の中へ進む人はマニアック的?なのかも知れないけど、実は主婦や女性が多い。わたしのように本を読んでない、でも長い事続ける人の方が多い。本能なんでしょうね本能が知っている・・。余計な頭は要らないのだ。

一番気に入っている所は、子供を育てる、受胎したところから手当て(愉気)があるから、だから生まれて来た時にはもう整体っ子という訳です。

いいですよね、、知らない間に物心つく前に、愉気されて親の集中を一人占めして満足に育つ子の豊かさってのが、見ていても伝わる。もう3代、4代と続けている家庭も多い。

わたしに子供を産む機会があったら、ここの産み方で出産したいと思ったものだ・・。親の教育も同時にあるので、子供を育てるというのは実は親が育てられる時期なのかも知れないといつも思う・・。わたしにはその時期はなかったけれど、先ずは子育てをどう考えているか?どう一々に対応して育てているか?を知りたかったんです。

そこが元だと思った、、命をどうとらえているか?という事ですね。

これはスゴって思いましたけど。

でもわたしはもうそこには戻れない、次を育てる機会もない。でも自分がそれを続ける事で少しでもその領域を体で掴みたいなって日々思っている。


また晴哉先生は言う。

本当にけんこうであるという事は、何を食べてもおいしく食べられ、どこでもぐっすり眠れ、いくら働いても疲れないし、いつでも愉快だ!と。という事でなければ健康ではない。また自分の考えたことが考えたように云えるし行える。集注する力も行動する力もある、辛抱する力もある。そういう事が一体となって活き活き生きているという人が健康な人です。

病気はないけれど頭はいつも過敏でイライラしている、何をやろうとしても集注出来ないし持続できない。何をやるのも億劫だ。考えたことを言おうと思っても周囲が気になって言えないというような人は勿論健康な人ではない。と。そういう健康を求めて食べ物を吟する。寝る時間を云々する、働き時間を少なくしようとする。何かあると慎重にしょうと、、用心しようと、、気持ちを萎縮させてしまうようなことでは健康になろうとしながら、その逆の方向へむかって駆け足をしているようなものだ。と。etcetcetc・・・。


腕は使うから太くなる、足は歩くから太くなる、使わないと使わなくなる。寝ていては足は細くなる、知恵も頭をつかってないと湧いてこないのだ。いつか?余分な力を使わないように教えられてきたけど・・自分の体の中の勢いは休んでいては取り戻せない。

守ったり庇ったりすることから出来るだけ離れていくような考え方、自分の体の力で自分の健康を保っていこうという考えが必要なのだ。と。

そこには無意識に備わっている意識しない運動(錐体外路系)を知り、そこで調整してくれている働きを訓練して敏感にしていこうというのが活元運動です。欠伸もクシャミもおならも小便・大便も、、寝相も、、転びそうで転ばないように無為の働きが起こって来るみな同じもの。それが働きで動きで運動。


栄養の消耗は暑かったり寒かったり、泣いたり笑ったりするたびに違うのです。知識で工夫した育ち方すると、自分でクシャミしているのは自分で、悪い物食べて吐くのも、呼吸しているのも自分の中から起る無意識の働きだと気づかない、この自然に働く働きをもっと積極的に訓練して̝いけば、あれこれ知識で行動しなくても自然に健康を保つことが出来る。

無為運動、活元運動はこの外路系運動を訓練するために行うのです。


健康というものは、

人から貰うものではなく、自分の体の使い方で生み出すものだと知る。


大かた晴哉先生の文章を引用したが、書く事で益々身体に活が入る気がしてくる。60歳のわたし、先輩たちはいつも元気でビュンビュン動いている。わたしの方が草臥れている感じ(^^;)。

それに人生いろいろな時がある・・。

今ほんとうに一人になった気がしている。両親も、私の体を毎月看て貰えていた先生ももう亡くなった。整体協会も少しづつ変化を余儀なくされているけど、(小田原道場がなくなる年内で、などなど・・)

道具もいらない、薬も注射も病院も、健康保険も使わない(^^;。そんな根性だけはいざとなったら頼っていない自分があるのは確か!

この間も風邪をひいて、ああ風邪は万能薬と思えていた自分がいた・・。あっちこっち点々としていた。喉から熱へ、咳へと、、体の中の順番があるのだなぁって。もう任せていれば大丈夫!というくらい敏感にしようと改めて思えた。

風邪も怪我も、病気も全部自分の中から起った事で、日頃の体の使い方、したくない事をしていたとか、他人目線で行為していたとか、、そんな事だろう。

イヤイヤしない。させない。心地よく動き、心地よく事が済むよう。中から起って来る事に注意をむけて一心に日々を生きたい!


🌻ボロボロになっている野口の本たち、、(^^。
また趣味もやっています!
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ふと感じるものを中心に書いています。よろしくお願い致します。