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健康生活の原理-活元運動のすすめ by野口晴哉

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野口晴哉の本を小見出し事に書いきました。動画もありの保管庫。
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#気

「愉気」ということー気の動きで変わる人間の行動ー11

その「気」が、今までの人間研究には全く無視されていて、人間はものとして生活し、1日三度食べなければならないとか、三杯食べればお腹がいっぱいになるとか、栄養物を食べれば栄養が充ちるものだとか思い込んでいるのです。 ところが、お酒を飲んでみると、三杯で陽こともあれば、五杯飲んでも酔わないこともある。この間も、ある人に「どれくらい飲んだか?」と聞いたら、「三合ほどです」という。それにしては肝臓が腫れ過ぎているので、「一体何を三合飲んだか?」と聞いた。三合だと言うから、わたしは日本

「愉気」ということ-類は類をもって集まるー12

生活している人間ということを考えますと、どうしても「気」というものを無視する事は出来ない。そしてその気が有ると無いとでは違う。欲の気の有る人同士が集まると、その人が嫌いでもその気に引かれて話に乗る。食の気の旺盛な人同士だと、ほかのことでは余り面白い話もないのに、食べることになると話がはずむ。 例えば、マグネットなら鉄にしか吸いつかない。だから吸いつけば、そこに鉄があると思うのは常識です。私の銀のライターを持っていました。そのライターにマグネットを当てると吸いつくのです。銀が

「愉気」ということー体の中の自然の働き-13

病気自体は体に中の自然の働きで、体に悪いものがあるから下痢するのです。黴菌が入ると困るから喉が腫れて熱を出すのです。それは大掃除の働きなのです。それを気張って辞めさせようなんて言うのは可笑しい。 どんなに気張っていても、人間は自然に年を取るのです。そういう体の働きに喧嘩をふっかけるのは可笑しいし、まして体に働きである病気に喧嘩を売るのは可笑しい。 妊娠しても9カ月経たないと生まれて来ないのです。それがもし三カ月だったら育たない。早いのがいいのではない。体の自然では妊娠すると一