RSGT2024
スクラムフェスニセコ2023は2ヶ月前に終わった。
開催後に運営目線での感想をnoteに書こうとしたが、下書きのまま保存してある。もう少し気持ちがまとまったら公開しようと思う。
年が明けてRSGT2024。
今年はボランティアスタッフ(主にcoache's clinic担当)として、またスピーカーとして参加した。
昨年と比べると、自分を取り巻く環境や心の置き場も変化している。
5月に転職をして、今はファシリテーターやデザイナーの方が多い会社に在籍しているが、ずっとエンジニア文化の中で生きてきた私にとっては”ズレ”を感じることが多く、自分をその場に適応させることと周囲に変化を促すことを使い分けながら働いている。
そんなことをしていると、まあまあ疲れたし自然体で生きていきたいなと思うことが増えてきたので、最近はこれまで以上にマイペースに、いのち大事に生きようとしている。自然と楽しいと思える場を選ぶこと、何でもかんでも深掘りしすぎないことを意識している。
そんな状態で参加したRSGTだったが、余裕のある楽しみ方ができた気がするし、みんなほんとにすごい人たちばかりだ!と感じることが多くて、自分の伸び代を確認できた。
すごい方々(coache's clinic編)
coache's clinicで4時間ずっとコーチングし続けた後、楽しかった!と部屋から出て来られるコーチの方々
ちなみに、ある著名なコーチがcoache's clinicの部屋に入る前に「Looks like a prison!!」と仰っていてごめんなさいと思った。ドアを閉めた部屋に長時間いたら疲れるよなー。。ほんとにありがとうございます。もっとたくさんコーチに感謝を伝えれば良かった。
初参加で勇気を出してcoache's clinicを受けた参加者の方々
わたしも初参加の時に受けたけど、背中を押してくれる人がいたから最高の体験ができたし、そこから人生が変わった。一歩踏みだす勇気に尊敬と感謝を。そういう方々が増えることでアジャイルな文化が少しずつ広がっていくんだろうなー。
英語ができなくても海外スピーカーと話している方々
今年はいろんな場所で英語で話しかけている場面を見かけた。coache's clinicでも、英語苦手だけど海外コーチにサインアップしてくれる方もいた。すごい!わたしも北海道のお土産を渡して会話のきっかけを作ってみたけど、今度はもっと深いい話しもしてみたいなー。ニセコで英語鍛えてこよう。
すごい方々(その他編)
品川アジャイルの方々。Day3のOSTで配信の裏側ツアーに参加した。すごい!
アジャイルかるたを考えた方。出来上がったものを見た。楽しくみんなを巻き込める企画ですごい!天才!
品川アジャイル田上さんによるインタビュー企画。企画から実行まで全部お一人でされているらしい!ほんとにすごい。
配信その他の本番障害に落ち着いて対応する運営の方々。日本全国、海外からも人が集まるだけでもすごいのに、配信や通訳や文字起こしや手話も準備して、最高のギャザリング環境を実現する方々。ほんとに尊敬します。
今回は初参加の方々とたくさん話すことができた。みなさんが抱えている悩みや葛藤は身に覚えのあることが多くて、共感ばかりだった。たぶんこれからも葛藤と共に日常は続いていくんだけど、いのち大事に楽しみながら一緒に頑張って行きたいなー。
という話をDay1の午後にやったりした。
改めて思ったこと
ここ数年は組織のアジャイル推進に携わることが多くて、マインドとかコミュニケーションとかの話になりやすいんだけど、ちょっと”そちら側”に傾きすぎてるなーと思う場面が多々ある。
適応課題を解決するのは絶対必要なんだけど、それだけ出来ていれば良いわけではない。事業に向かうときに前進を阻んでいるものがあれば(技術であろうと人や組織であろうと)それを解決するためには何でもやりたいし、何でもできるようになっておきたいと思っている。
現場で手を動かすのが好きだし、現場で自分たちで考えて解決していくのが肌に合っている。だから、RSGTでそんな人たちの会話を聞いたり熱量を感じると気持ちが上がる。
最近、そんな現場から離れていたから「ああ、ものづくりやりたいなー」と改めて思った。
一旦ここまで。