心理的安全性ゲームに参加しました

2019/9/6にアジャイル札幌主催で行われた「心理的安全性ゲームを楽しむフライデーナイト」に参加してきたので、既に2週間経過してしまったけれどレポートを残しておこうと思います。

心理的安全性ゲームはアジャイルコーチの@yattom(やっとむ)さんが開発された、心理的安全性がある時ない時体感ゲームです。

RSGT2019でも参加したので2回目でしたが、今回は札幌のおシャレなオイスターアンドステーキレストランで開催されるということでいつもの勉強会よりもちょっとウキウキで参加しました。

ゲーム開始前に、やっとむさんから心理的安全性についての解説を聞きました。いつもはスライドを用いて話されるようなのですが、今回はレストランにプロジェクターがなかったためスライドなしで、だけど丁寧に説明をして下さいました。

個人的には、
・心理的安全性は仲良しチームクラブではないこと
・心理的安全性の高いチームでは衝突が増え、その結果チームは学習する
・ベストを尽くしたことを信じる
といったフレーズが心に残りメモに残しました。

「ベストを尽くしたことを信じる」というフレーズは今の私の状況に当てはまるものも多く、刻み込みました。

そんな素敵なお話をしてくださったにも関わらず、やっとむさんが「自分もちょっと調べただけで専門家とかではない…」という類のことを確か仰っていて、なんてすごい方なんだ・・とそこでも感じた、というのを記憶しています。

説明を受けた後はいよいよゲーム開始!

ゲームの内容をここで書くことはしないのですが、学んだことをここに残しておきたいと思います。

ちなみに超簡単に説明するとこのゲームは敢えて心理的安全性を壊すような仕組みになっています。私の参加したチームでは、一巡目は通常のお約束通りのゲームをしたので超空気悪な開発チームが出来上がりました。でも二巡目では工夫をして、ゲームの仕組みに抗い、一生懸命心理的安全性を高める努力をしました。その結果新しい発見があり、とても有意義な時間となりました。

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以下は参加者がアウトプットした学びの一部です。

・無視、無関心が一番きつい
・議論に向き合わない発言があるとネガティブになりがち
・Whoにフォーカスしない方が良いかも
・チームをないがしろにするような発言には、厳しい姿勢で臨みたい
・聞く側のメンタル状態も大事
・相手によって態度が違うと不信感につながる
・相手の考え方の癖を受け入れて対話する
・応援してくれる人が多いとチャレンジにつながる
・個人の思いよりチームのためになる発言をしたい
・次につながることを意識したい
・問題解決を一人が行うよりも、チームで取り組む方向の発言が良い
・厳しい言葉がチャレンジにつながるケースもあるかもしれない
・知行一致で信頼貯金(言うだけじゃなくて行動も伴いたいよね、の件)

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参加者の皆さん、厳しい言葉も優しい言葉も体感して、さらにそれを日常に重ね合わせ、たくさんのことを感じておられたようです。

それぞれの職種、役割、マインドで感じることは違うはずで、決まった答えがあるわけではないのだけれど、約20人ほどの参加者がいた中でほぼ半数の方が学びとして上げたキーワードがありました。

「チームとしてどうありたいかの共有、合意が大事」

確かにこれは私も身に覚えがあります。チーム内で目指したい姿を共有しておくと心理的安全性が高まりそう、というのはもしかすると真実かもしれないと思いました。

その後引き続き行われた懇親会でも、各々が持ち寄った辛い話をネタに盛り上がりました。楽しいゲームで心理的安全性について学び、同じ悩みを持つ仲間と語り合い、とても良い会でした。再び現場で戦うエネルギーを注入して帰った方が多いと良いな〜と思いました。

やっとむさん、本当にありがとうございました!