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地方の保育園は18時に閉園します

2人目育休復帰の前後。
私は求人票を読み漁っていました。
元の職場で働き続けられる自信がなく、どこか逃げ道がないかと、転職先となり得る会社を探していたのです。

しかし、そこで叩きつけられた現実。

それは、

「保育園の閉園時間に間に合う求人がない」


リモートワーク可の求人を含め、多くの求人は9時〜18時の8時間勤務。

しかし、我が子たちが通う保育園は、延長して最長で通える閉園時間が18時までなのです。


元々「最終18時って早いなぁ」とは思いつつ、自分の勤務先の始業終業時間が早め(8時-17時)ということもあり、あまり気にしていませんでした。

ただ、こうして他の企業の平均的な勤務時間を知ると、閉園時間18時というのがとても早い事に改めて気がつきました。

それでも、我が子たちの通う保育園は、地域の中では人気があります。
待機児童ゼロと言われるこの地域でも、容易に入ることは出来ません。

そこで、閉園時間18時でも成り立つ地方の子育て・就労環境について、少し調べてみました。

なぜ、地方保育園は18時閉園でも成り立つのか?

女性の正社員就労率が低い

25〜45歳までの女性の正社員比率をみると、
全国平均 約45%
我が街  約30%
約15%もの差があります。
もちろん、非正規でもフルタイムで働く人はいますが、パートアルバイトで、時間短めの働き方を選択する人が多い。もしくは、そういう働き方しか出来ない。という状況があるように思います。

実家近くに住む人が多い

東海圏にあるこの土地に越してきて数年。
感じたことは、地元民が圧倒的に多いということ。
ご主人か奥さん、どちらかの実家が、同じ市または近隣市内という人がほとんどです。
その為、子育てにおいて両親の助けが得やすい環境である人が多いのでしょう。
実際、保育園の送迎をしていても、おじいちゃん・おばあちゃんの比率がとても高いのを実感します。

こうした2つの特徴から、閉園時間が早くても、保育事業が成り立つのだろうな、と推測しています。

とはいえ、例え実家暮らしでも、毎日欠かさず両親に送迎をお願いできる家庭は限られるのではないだろうか…?

もう少し、一般企業の就労時間とのバランスを考えた開園閉園時間の設定をしてもらえると有難いな…というのが本音です。

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