未踏会議2023:メタバース社会の未来を探るイベントの魅力
未踏会議とは?
未踏会議(MITOUKAIGI)2023は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催し、一般社団法人未踏および経済産業省が共催する、技術と未来を議論する特別なイベントです。2023年3月10日にオンラインで開催され、最新の技術革新の先にある社会のビジョンについて、エキスパートたちの見解を共有します。今年のテーマは、「メタバース社会の先に広がる世界」。メタバースの進展がもたらす未来を、著名な専門家たちとともに考察する場となります。
視聴方法
イベントは以下のプラットフォームで無料でライブ配信されます。
ニコニコ動画
YouTube
開催概要
開催日:2023年3月10日(金)
開催形式:オンライン(視聴無料)
主催:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)、一般社団法人未踏
共催:経済産業省
プログラム概要:
未踏シンポジウム:15:00〜18:00
未踏ナイト:18:30〜20:55
第一部:未踏シンポジウム(15:00〜18:00)
シンポジウムでは、日本を代表する技術者や研究者が、メタバース社会の未来について講演と議論を行います。
開会挨拶(15:00〜)
富田 達夫(IPA理事長)
竹内 郁雄(東京大学 名誉教授 / 未踏統括PM)
基調講演とトークセッション(15:15〜)
夏野 剛(近畿大学 特別招聘教授 / 未踏統括プロジェクトマネージャー)
夏野氏は、デジタル社会の変革とメタバースの未来についての考察を展開します。ゲスト登壇者:
落合 陽一(筑波大学 デジタルネイチャー開発研究センター長 / メディアアーティスト)
漆原 茂(ウルシステムズ株式会社 代表取締役)
特別セッション:メタバース社会の未来(16:15〜)
「メタバース社会の先に広がる世界」と題し、次のようなテーマで議論が進められます。
稲見 昌彦(東京大学 先端科学技術研究センター 教授):
「メタバース思考:身体と環境のDX」玉城 絵美(琉球大学 教授 / H2L株式会社 代表取締役):
「メタバース空間上のBodySharing」白久 レイエス樹(ARAV株式会社 代表取締役):
「建機の遠隔操作・自動運転」周 静芳(株式会社リクルート):
「自然言語でプログラムする時代の顕微鏡」
第二部:未踏ナイト(18:30〜20:55)
未踏ナイトでは、ライトニングトークや展示紹介、ジュニアクリエイターの表彰式が行われます。
ライトニングトークと展示紹介
参加者は以下のようなプロジェクトを発表し、未来社会を支える技術の可能性を共有します。
祭り運営支援アプリ「temaneki」:北海道大学 阿部優樹氏
3Dモデリングによるバーチャル試着システム:株式会社メタクロシス
未踏ジュニアスーパークリエイター表彰式(18:50〜)
若手クリエイターの育成にも力を入れている未踏会議では、高校生による**スマート盲導杖「みちしる兵衛」**の発表が行われます。
注目の展示プロジェクト
未踏会議では、未来を先取りする以下の技術が展示されます。
建設機械の遠隔操作と低遅延IP伝送:ARAV株式会社
光るイヤリング「e-lamp.」
全国200カ所以上で展開するプログラミング道場「CoderDojo」
超音波風速計:ストラトビジョン
Web会議システム「noiz」:株式会社TENTO
これらの展示では、社会人向けのプログラミング教育サービスやロボット体験など、多岐にわたるプロジェクトが紹介され、参加者は最新技術に触れることができます。
経済産業省との連携と日本社会への影響
未踏会議は、経済産業省との連携を通じて、社会全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進します。今回の会議を通じて、メタバースやデジタルネイチャーの進展がもたらす未来像を描き、日本の技術革新をさらに加速させることが期待されています。
未踏会議の意義と未来への期待
未踏会議2023は、メタバース社会の展望と技術革新の可能性を議論する場として、多くの専門家と参加者に刺激を与えるでしょう。ここで共有されるアイデアや技術は、将来の社会に新しい価値をもたらし、次世代のクリエイターたちの成長を促進します。
さらに、IPAの未踏プロジェクトは、若手のIT人材を育成し、次世代のリーダーを輩出するための重要な役割を果たしています。メタバース社会がもたらす無限の可能性に触れるこの機会を通じて、日本の未来を支える技術者たちが新たな一歩を踏み出すことを期待しています。
まとめ:未来を拓くための未踏会議に参加しよう
未踏会議2023は、テクノロジーとクリエイティビティが融合する場です。最新のメタバース技術から、若手クリエイターの斬新なアイデアまで、幅広い内容が盛り込まれています。今後の社会を形作る技術に興味がある方は、このイベントを通じて、日本の未来を一緒に考えてみませんか?
興味のある方は、ぜひYouTubeまたはニコニコ動画でライブ配信を視聴し、未来のイノベーションを体感してください。