No.002(後編) ストレスが溜まると八つ当たりしてくる親友。
皆さん、今日もお疲れ様です。みと、と申します。
ストレスが溜まると八つ当たりしてくる親友について、後編をまとめていきたいと思います。
前編では「私のこれまでの友人関係」と「2人の親友の話(主にAちゃんの話)」を軽くしたので、いよいよ本題に入っていきますね。
まだ前編を読んでいない方は、そちらを先に読んでいただけたほうが内容が分かりやすくなると思います。
よければ下記のリンクから飛んでみてください。
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また、この話題は、人間関係のトラブルの解消方法、とかではなく、ただ、私が誰かに聞いて欲しいなと思って一方的に書いてみたものです。
なにかの参考や気づきを得られるような話ではないかもしれませんが、それでも良ければ、是非最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
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前編の最後で、Aちゃんが私たちに内緒で彼氏と復縁していたり、Bちゃんが何を考えているのか分からなくなって私たちより男子と話すようになったり。
色々な事が起きて、なんだか不穏な空気が流れていた私たち3人ですが、いきなり言い合いや大喧嘩、なんてことにはなりませんでした。
今までより3人で一緒にいる時間は減りましたが、
Aちゃんが彼氏といる日→私とBちゃん
Bちゃんが男子達と話している日→私とAちゃん
AちゃんとBちゃんの話が盛り上がっている日→私は見ているだけ
のように2対1で話すという構図が数日ごとにローテーションみたいな感じで回ってくるようになりました。
AちゃんにもBちゃんにも、各々のプライベートがありますし、ほかにも友達がいます。
3人の時間が減るのも仕方の無いことだと思いました。
まぁ、私には本当にこの2人しか話せる人がいなかったので、AちゃんBちゃんでまとまられている時は少し、いや、結構寂しかったですが。。
でもこの時は、なぜか3人でいると誰も話さなくなって微妙な空気が流れてしまい、会話がはずまなくなってしまっていたので、2、1で分かれてしまうのも仕方なかったと思っています。
それに、これに関しては私のコミュニティが狭いのが悪いよなって自覚もあるので。
これでも2年間、仲良くしていた友情は本物だったし、色々あっても私たちが親友であることは変わらないと思ってました。
今は少し、みんな自分の時間が必要なだけだって。
また暫く時間を置いたら元に戻るんだろうな、と。
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私は全寮制の高校に通っている、という話を前編の方でしたのですが、3人とも同じ女子寮なので、毎日必ず顔を合わせることになります。
そうなると、やっぱり喧嘩をして居心地が悪くなるのは嫌なのでなるべくゴタゴタは避けたいわけです。
きっとお互い、少なからず何かしらの不満は溜まっていたと思います。
それでも悪口などは言わず、ちぐはぐなバランスでなんとか成り立っていた3人。
この頃、私たちはもう高校3年生になっていたので、進学や就職のことを考えなくてはいけない時期です。
私の通っている学校。全寮制の高校と一言で言いましたが、実は少し変わった学校で、とある職業に特化した専門高校のような所なんです。
あまり学歴は関係なく、実力主義の職業のため、ほとんどの人が卒業したらそのまま就職をします。
(この話も、いつかどこかでできたらいいな…。)
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そんなこんなで学業と並行して、就職活動もしているのですが、私が職場研修として、とある会社のインターンシップに行くために、学校に2週間程度いない時期がありました。
そして、私が帰ってきた数日後にはAちゃんが別の会社に研修に行くのでいなくなる。
誰かが研修中は3人で顔を合わせることはありません。
このように入れ替わり立ち替わりでいなくなるため、学校に3人が揃う日が減り、2人ずつしかいない時期がしばらく続くようになりました。
そして、あやふやながらも3人で気を使い合いながら何とか保っていたバランスが、1人ずつかけることによって、崩れていってしまったんです。
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私がインターンを終えて帰ってきて、2週間ぶりに2人に会った時、あれ、となんだか違和感を覚えました。
2人が今まで以上によそよそしくなっていました。
そして、なんだかBちゃんが変なんです。
男の子たちと話している時はよく笑っていて楽しそうなのに、後輩の女子たちには毒を吐いたり。
些細なことですぐイライラして、後輩に当たったり。
先生の言葉に反抗して、無視するようになったり。
沸点がびっくりするほど低くなっていました。
私と入れ替わりで、Aちゃんはすぐに研修に行ってしまったので、私とBちゃんが学校に残されました。
(あとから聞いた話ですが、私がいなかった2週間の間に、BちゃんがAちゃんにブチギレるという事件が起きていたそうです。Aちゃんが起こした行動によってBちゃんが先生の機嫌をとることになったそうで、「お前、まじで空気読めない!!」とBちゃんが泣きながら怒っていた、とか。私もその場にはいなかったし、聞いた話なので詳しい内容は割愛しますが、Aちゃんのその時の行動は確かにあまり良くなかった思います。そのせいでBちゃんの手を煩わせることになってしまったのも事実です。でも前までなら同じようなことが起きてもBちゃんはそんなに怒鳴るような真似はせず、怒ったとしても泣くほど感情が高ぶるなんてことはなかったんですよね。私が帰ってきた時によそよそしく感じたのはこんな事件が起きていたからだったみたいです。)
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私たちの3人グループはいまや絶妙になっていました。
この子にイラついたら、あの子と仲良くすればいい。
あの子にイラつくことがあったら、またこの子と話せばいい。
共感して欲しいことはあの子に。
あの子の愚痴はこの子に。
そんなバランスでなんとか成り立っていたのに。
1つの歯車が外れた瞬間に、動かない箇所が増えていき、次第に壊れていきました。
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Aちゃんが帰ってきて、また3人揃いました。
びっくりするほど短気になっていたBちゃんが、3人揃ったことによって、少しだけ落ち着きを取り戻したようなきがしました。
しかしそれもつかの間。
Aちゃんがまた、学校を開けることになりました。
今度は免許を取りに行くためです。
1ヶ月の予定でしたが、予定がズレてしまい、2ヶ月まるっと休むことになりました。
私やAちゃんが研修に行っている間、Bちゃんも、将来の夢に向かって努力をしていました。
でも学校でそれとは別にやらなくては行けないことがあり、その夢への努力をする時間が削られてしまっていました。
放課後も毎日時間を使って、取り組まなくてはいけないような忙しさ。Bちゃんは自由に自分の時間が使えないことに、焦りを感じていたように思います。
Aちゃんがいなくなってすぐ、またBちゃんの暴走が始まりました。
すぐイライラする、後輩にあたる、後輩の愚痴を私に話す、私が共感してあげる、落ち着く。でもまたイライラする、後輩に必要以上に突っかかる。愚痴る。共感して、落ち着いて、イラついて、の繰り返し。
Aちゃんがいなくなって、今まで分散されていたBちゃんの愚痴のはけ口は私だけになりました。
毎日毎日、何かしら、誰かしらの愚痴を聞きます。
やらなくては行けないことが毎日あってめんどうで、大変だということ。
私は普通に好きだし、可愛いと思っている後輩がうざくてムカつくということ。
少し面倒臭い性格の人だけれど、角がたちたくないので私は程々の関係を保っていたいと思っている先生の愚痴。
1人だけ長期休みをとっていてずるいというAちゃんの愚痴。
しんどい、しんどい、流石にしんどい。
1日、2日、3日。
1週間、2週間、3週間。
Bちゃんの当たりがあまりにもキツイので、後輩ちゃんからも相談されるようになりました。「私、B先輩に嫌われるようなことしましたっけ」「みと先輩、なにか知りませんか」って。
若い先生からも「Bちゃん最近どうしたの?」「なんかずっと怒ってるよね」「最近私にもイラついてるきがするんだよね」って聞かれるようになって。
愚痴と相談のオンパレード。板挟み。
私はどっちの味方をすればいい?なんていえば貴方は満足する?どうすれば落ち着いてくれるの?
普通にBちゃんのメンタルが落ち着いている時は前までみたいに仲良く他愛もない話もします。
でもほとんど愚痴、愚痴、愚痴。共感、共感、共感。
あ、流石にもう無理だ、って。
私、Bちゃんの愚痴に共感するのを辞めました。
『別に私、その後輩のこと嫌いじゃないし。
先生の愚痴に共感して上げたとして、もしその先生の耳に入りでもしたら嫌だし。
別にそこまで言うほど嫌ってる訳でもないし。
そもそも、私別にそんなこと思ってないし。
イラついてるの君だけだよ、Bちゃん。』
心の中でそうやって何度も反抗したけど、私の口からは出ませんでした。
でも、今までのような思いやりを含んだ共感の言葉も、私の口から出なくなりました。
愚痴のはけ口がなくなり、Bちゃんのストレスは溜まっていきました。そして、Bちゃんは私にも皮肉と毒を吐くようになりました。
「私、次、みとと授業同じじゃん、嫌なんだけど」
「私より楽そうな人に言われたくない」
「そのなんもしなくていいポジションいいね、羨ましい」
私は、あなたより努力をしている。
頑張っている。なのに君は随分楽そうだね。
「いいなぁ、いいなぁ、羨ましい」
「楽そうでいいよね」
そんな皮肉が私に降ってくるようになりました。
『事実かもしれないね。確かに今、私よりBちゃんのほうがやらなければ行けないことが大変だから。』
Bちゃんに皮肉を浴びせられても。
『でも、私にだって少なからずやることはあって、それをちゃんと時間内にこなしているから自由時間を作れているわけで。』
反撃は、しないように。
『それに、どれだけ君の愚痴を聞いてあげたと思っているの、それにどれだけ気力と体力を持っていかれるか、わかっているの。』
Bちゃんは今、忙しくて苛立ってるんだから、仕方ない。
『ストレスがかかっているのはなにも君だけじゃない。』
また、苛立たせてしまうかもしれないし。
『私はなにもしてないわけじゃない。』
私が我慢して飲み込めば、穏便に終わる。
『なんで、そんなことをいうの。』
心の中で喉まで出かけた言葉達は出てこなくて。
ムカつく、とか悔しいとか色んな感情も湧いてきたけど。
それよりも、そんなことを言われたショックで頭が真っ白になって冷静になれなくなって。
ふっ、って呆れと諦めと、なんかどす黒い色々が混じった感情が、半笑いになって鼻から抜けていきます。
「そうだね。」
今、同じ空間に2人しかいないのに気まずくなって。
お互い無言になって。
私は、あ、地雷踏んだなー、って思いました。
もっと気の利いた答えが出来ればよかったのに。
大変だよね、私なんもしてないもんねって。
そしたら前までみたいに少しBちゃんの負担を減らしてあげられたかもしれないのに。
『いやいや、でも私悪くないし。
最初に突っかかってきたのそっちだし。
ずっと下手にでるなんて負けたきがするし、悔しい。
それに本当にそれでいいの?
もう自分に嘘はつきたくないし。
私だってそろそろ限界なんだし、もういいじゃん。 』
私の態度を見て、BちゃんもBちゃんできっと、流石に言い過ぎたって思ったんだと思います。イライラを抑えきれなくて言っちゃったけど、本当はそんなつもり無かったのにって。まぁどう思ってるのか、実際のところは分からないけど。
お互い無言になって。
普段ならよくする雑談もなくなって。
毎日顔合わせているはずなのに、一言も声を交わさないという日が続きました。
そして、冷静になったBちゃんはメンタルが落ち着いてくると、ちょっと焦りだします。
言いすぎたかもしれないって。Bちゃんも中々ですが、私は筋金入りの頑固さを持っているので、もういいや、話すのやめよって思うと、全く自分から話しかけに行かなくなります。
もともと仲いい人としか喋らないのに、ギスギスしたら当然。話しかけるなんてしなくなります。
5日ぐらい経つと、Bちゃんは様子を見て私に話しかけてくるようになって、変に気を使ってくるようになりました。
「ね、いまお腹すいてたりしない?これ、食べたくて買ったんだけど量が多くて、一緒に食べない?あ、私が箸洗うよ。」とか。
些細なことでも褒めてきたり、大袈裟に話したり。
私が返事を返すとホッとしたように笑います。
お疲れ、とか、おやすみ、とかって声をかけただけでこれみよがしに嬉しそうにします。
その顔は私の好きな可愛いBちゃんです。
よっしゃ、頑固勝負は勝ったなって思いました。
酷いことを言われたのは私です。
謝られては無いです。
でもきっとBちゃんなりに申し訳なさはあるんだろうなって思って、忙しいとイライラしちゃうのは仕方ないよねって思って。私も意地を張らずに、また、前までのように話すようになりました。
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ここまでを振り返ってみると、喧嘩して、仲直りしたように思えます。よくある喧嘩。別にこんなに頑張って長文に起こすようなことでも無いように思えます。
でもこれじゃ終わらなかったんです。
折角落ち着いたと思ったのに。
また数日すると、愚痴が始まります。
え、またか、めんどくさって思ってしまって。
流石に完璧には許してないし、もう自分に嘘はつきたくなくて、その愚痴に共感はしませんでした。
はい、お察しの通りかどうか、分かりませんが。
そしてまた、Bちゃんに皮肉を浴びせられました。
またかよって、もうめんどくさくて、言い返す言葉を探すのを辞めて、諦めのため息を吐き出します。
そしてまた、無言の日々。
数日したら、気を使いながら話しかけてくるBちゃん。
落ち着いたと思ったら愚痴が始まる。
……………と、現在、この状況がずっと続いています。
永遠とループしています。もう5回目ぐらい。
これを書いている今はギスギスタイムなうです。
数日前に、Bちゃんの、
「自由時間がなくなるからやりたくないんだよね。」
というような愚痴に対して、私が、
「この学校は忙しいから仕方ないね。」
と返すと、
「私より自由時間ある人に言われたくない。」
って言われちまいました。ひえー。
そして、ここ2日ぐらい、また一言も喋ってないです。
あー!!!もう面倒くさい!!!!本当にだるい!!!!!
と、まぁこんな感じです。
11月にはAちゃんが帰ってくるので、またバランスが取れるのかな、と思ったりしているのですが。
私とBちゃんがギスギスしているため、AちゃんとBちゃんで固まられると、私ひとりだよなー、って思ったり。別にひとりが苦手な訳じゃないんですけど(むしろ好き)、惨めに見られる雰囲気が嫌だなって思います。
いや、でももういっその事1人の方が楽じゃね?
どうなんでしょうね。もーわからん!!!
と、、、日々、葛藤しながら過ごしています。
いやー、ほんと人間関係って難しいですよね。。
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こんな読んでるだけでストレスが溜まるような話、ここまで長々とお付き合いくださって本当にありがとうございます。
どうか今すぐ、なにか可愛い犬猫とかの動画でも見て心を中和してください。
また何か、このギスギスした人間関係に進展があれば、ここでお話しようかなって思います。
あ、でも流石に次はもう少し楽しいことを書こうかな!
よければまた、見に来て下さると嬉しいです。
本当にありがとうございました!!