休息的マルチタスクのススメ
かつて、マルチタスクが良いという話がありました。
しかし、今はマルチタスクは良くないというのが主流の様です。
確かに、頻繁にタスクを切り替えるのはかえってクリエイティビティが下がるような気がします。集中が出来ないからです。
ただ、それはマルチタスクのやり方次第かと思います。
俺が薦めるのは「休息的マルチタスク」です。
どうやるかと言うと、非常に簡単です。
一つの作業に集中して進めつつ、集中力が切れてきたら別の作業に切り替えます。
集中力と言うのはずっと続くものではありません。
特に同じことに集中すると、少しずつ集中力は下がってきます。
集中力が下がれば能率も下がります。
その時に、休憩を入れる感覚で別の作業を行います。
すると、頭がリフレッシュされて集中力が上がります。
同様にして、その作業への集中力が切れてきたら、前の作業に戻ります。
休憩代わりに別の作業を進めることで、どちらの作業へも集中力が高い状態を持続できるわけです。
結果的には、二つの作業が進んでいきます。
一つの事に集中した方が良いとはいえ、気持ちが切れてきている時に同じ作業を進めようとすれば、能率も下がっていくので逆効果です。
そういう時は、臨機応変にタスクを切り替えた方が良いでしょう。
特に良いと思われるバランスは、重要で時間のかかるタスクとやや重要で時間の掛からないタスクを用意するのが良いかと思います。
感覚としては、箸休め的にお新香を食べる感覚です。
もちろん、集中力が長続きするタイプであれば完全なシングルタスクでも良いでしょう。
しかし、ちょっと飽きっぽい方などには「休息的マルチタスク」をオススメします。
では今回はここまで。さようなら。
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