ラムタン

先日門前仲町のジビエを出すお店で「ラムタン」というものを食べました。

初めに種を明かしてしまいますと、羊の舌、という意味です。

タンといえば牛タンですよね。東京でもチェーン店もありますし、焼肉店でもメジャーな部位となりました。

そのタンが羊にもあるんですね(あたりまえですが)。その「ラムタン」を焼いて出してくれるということだったので注文してみたのですが、美味です。牛タンに比べるとあっさりしていて食べやすいのです。歯ごたえは牛タンに比べるとすこし柔らかい気がしました。ほのかに羊のラムっぽい味もするのでラムが苦手な方はちょっとと思われるかもしれませんが、ほのかなので大丈夫な気がしました。

焼いたときに固くなりやすい牛タンは薄く切る事が多いと思うのですが、ラムタンは柔らかいので少し厚めに切っても食べられるんですね。

このお店では塩、ネギ、レモン、で盛り付けて出してくれました。

味もそうですが、私はこの「ラムタン」という言葉の響きが好きです。一瞬その言葉を聞いても何のことだかわからなかったのですが、「羊の舌」と言われると、あ、そうか、そういう意味なんだと気付かされるその感覚が面白いなあと思います。英語にするとLamb's tongueでいいのでしょうか?もしそうだとすると英語の響きも「ラムタン」に近いんでしょうね。

是非一度お試しを。




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