SNS運用を始める前に、まずは市場リサーチから
今回は、SNS運用の前準備として、まずは市場リサーチから始める。
どんなビジネスにも共通することだが、まずは市場リサーチから。
市場リサーチは、全ての土台になるので超大事!
市場リサーチは、以下の3つを設計するために行う。
①SNS運用の5ステップ
②ブランディング方針
③SNS運用方針
競合他社は上の3つをどのように設計しているのかをリサーチして、自社に活用したい部分をストックしていく。
「①~③が設計できない、どうするか決まらない」なら、それは市場リサーチ不足。
最低でも①~③が設計できるレベルまで市場リサーチをすること。
「①SNS運用の5ステップ」の設計は、
「集客→ファン化→教育→販売→UGC活用」の流れが、仮置きでいいからイメージできるようになればOK。
SNSは5ステップのどこを担当して、他はどのように運用するのかが決まる。
「②ブランディング方針」の設計は、
・ポジション(自社の一番の武器)の設計
・キャラクターの設計
この2つを設計できればOK。
ポジジョンの設計は、鋭さと広さが大事。
例:「痩せるサプリ」では、広すぎて、鋭さが足りないので、
競合が多すぎて誰も商品を見つけてくれないし、買ってくれない。
「医師監修1日1錠飲めば1ヶ月で5キロ痩せるサプリ」なら、
医師監修だから安心だし、1日1錠でいいからダイエットが面倒くさ
いと思っている人にも刺さる。さらに最新研究で明らかになった痩
せる有効成分みたいなのが入っていると、もっと鋭いポジションに
なる。
要するに、多くの人が ”欲しい!” と思うポジションにすること。
キャラクターの設計では、以下の2点に注意すること。
・ポジションと相性のいいキャラであること
例:ガリ勉クソ真面目YouTuberが金髪でチャラチャラしてたら変。
眼鏡かけてて黒髪でスーツで敬語で喋ってて、、、
このように、ポジションに合ったキャラクターにすること。
・運用担当者と相性のいいキャラであること
例:SNS運用する人が優しい雰囲気の女性なのに、投稿する文章が熱
血系の熱い感じの場合、キャラが違いすぎて、毎回文章作るのにス
トレスがかかる。
要するに、運用担当者が継続しやすいキャラにすること。
「③SNS運用方針」の設計は、
自社で運用するSNSがどんなブランディング方針で、どのような投稿をするのかを仮定できればOK。
①~③を設計するために市場リサーチでやること
1.競合分析
・商品・サービス関連
値段、売上、内容、打ち抜く需要(インサイト)を調べる。
・SNS運用の5ステップの設計
集客、ファン化、教育、販売、UGC活用を調べる
・SNSアカウント分析
アカウントの運用方針、投稿内容を調べる
・ブランディング方針
キャッチコピーを調べる
2.市場分析
PEST分析をして、政治、経済、社会、技術の4つの外部環境が自社商品にどのような影響を与えるかを分析する。
詳しい手順は、ネット検索すれば手に入るので省略します。
3.ペルソナ分析
ターゲットの思考や感情への理解を深め、良いインサイトをつかむためにペルソナ分析を行う。
インサイトとは「その商品が欲しかった!」と思わせるぶっ刺さる需要のこと。
良いインサイトとは、以下の4条件を満たしたもの
・競合が少ない(いない)
・人数が多い
・使う金額が大きい
・参入が難しい
例:音質にこだわったイヤホン
作るの難しいので競合は少ないし、参入が難しい。
イヤホン欲しい人は多い。
1つ1万以上でも買ってくれる。
ペルソナ分析のやり方は省略。詳しくはネット検索してやってください。
まとめ
SNS運用の前準備として市場リサーチを行う。
市場リサーチの目的は、以下の3つを設計するため
①SNS運用の5ステップ
②ブランディング方針
③SNS運用方針
市場リサーチで分析すること
①SNS運用の5ステップ ➡ 競合分析
②ブランディング方針 ➡ ペルソナ分析・競合分析
③SNS運用方針 ➡ 競合分析
今回で、SNS運用の前準備が完了した。
次回からは、SNS運用の5ステップについて、詳しく説明していく。
次回は、「集客」の回にする予定。