電磁波/重金属/酸化グラフェン【10/365】
あまりにも毎日の発信が滞っていて、お前は最近何をやっているんだ状態なので日報的にその日に学んだことでも投稿しようと思う。私が今まで苦手としてきた習慣化への挑戦である。
私は基本的に怠け者である。だが怠け者が一念発起してしまった。言ったからにはやらねばなるまい。とりあえず何かしら投稿することが目的なので記事のクオリティは二の次だ。添付している文献を全文目を通せていないことも屡々あるが、とにかく毎日状況報告をする。それだけを目指すマガジンである。
関内のカプセルホテルにいる。
前回の記事が結構気合入れて書いてしまった。お陰で少しばかり燃焼してしまった。とはいえ、反響はそれほどでもない。
さて、Twitter上でVDE連中に極めて心外なことを言われたので晒そうと思う。ハッキリ言って私は怒っている。
碌に私の投稿追いかけてない癖に上澄みだけ掬って適当なことをほざいてやがるからだ。それでは立証しよう。
1.電磁波
電磁波に関しては2021年4月開催の第二回講習会でメインで扱っている(誰が"一切"調べてないだと?)。
この回で扱った文献は以下の二つである。
●Hardell L, Carlberg M. Health risks from radiofrequency radiation, including 5G, should be assessed by experts with no conflicts of interest. Oncology Letters. 2020;20(4):1-1. doi:10.3892/OL.2020.11876/HTML
「5Gを含む高周波放射による健康リスクは、利益相反のない専門家によって評価されるべきである。」
●Hardell L, Nyberg R. Appeals that matter or not on a moratorium on the deployment of the fifth generation, 5G, for microwave radiation. Molecular and Clinical Oncology. 2020;12(3):247-257. doi:10.3892/MCO.2020.1984/HTML
「マイクロ波放射のための第5世代、5Gの配備をモラトリアムにするか否かの問題である。」
簡単に要約すると、5Gの安全性基準は国際非電離放射線防護委員会 (ICNIRP)なる独立研究機関によって定義されているが(日本の総務省も採用)、この組織の安全性基準は90年代の廃れたガイドラインに基づき、加熱影響、即ち「電磁波が持つ物体の加熱作用で生じる有害な健康影響」だけを評価しており、加熱作用以外の、所謂"非加熱作用"を一切考慮していない、というもの。その非加熱作用にはアンチ電磁波の方々がいう通り、DNA損傷や発癌などが含まれる。著者達は、世界40カ国から200人以上の科学者を集め、WHOに5G投入中止の抗議文を送った。上記二本の論文は、著者達とWHO職員のやり取りの経緯を綴ったものだ。5GAppealは、国連連中が利益相反の研究ばかりを優先的に採用し、医学専門家の助言を無視して5G採用を断行している事実を告発する組織である。
ところで、科学者達は1900年代初頭の時点で、発癌の原因は①放射線②化学物質③ウイルスと既に知っていた。にも拘わらず癌"治療"で投与されるのは①放射線②化学物質 ③遺伝子治療 だ。こんな同種療法をやっておきながらホメオパシーを拒絶する自己矛盾にも気付かない連中だが、所詮「ホメオパシー」と見聞きして条件反射しているだけのサルにそんなことを言っても仕方ない。彼等は医学知識を論理で理解しているわけではなく、「エビデンス」をただ機械的に覚えているだけであり、「反論」しているのではなく「〇×クイズに脊髄反射」しているだけの獣だ。
従って電磁波に発癌作用があるなど当たり前の話である。わざわざシャカリキに論文検索するまでもない。ランドルフ曰く[※]、化学物質の毒性は大きく「定量可能な急性/慢性毒性作用」と、「定量不可能な特殊毒性作用」の二種類があり、一般的に薬剤試験は前者のみを基準に「最大無作用量」=「ただちに生物に症状を起こすことはない限界量」を決定するが、発癌は後者の特殊毒性作用であり、その発現に特定の量は存在しない。要は「正確な科学知識」とやらを求める科学者気取りが多用する「量の概念」は無関係に発生する。電磁波の非加熱作用も同じ原理である。
[※]セロン・G ランドルフ, 松村龍雄/富所隆三訳. 人間エコロジーと環境汚染病―公害医学序説. 農山漁村文化協会; 1986.
そういいつつ、私が電磁波をそこまで重要視しなくなったのは、単体で「病気」を起こすほどの力があるかという点だ。幾ら発癌性があろうがリセットできる代謝経路が機能していれば何の問題もない。in vitro の発癌性など幾らでも主張できる。「全ての電磁波の作用は細胞膜のカルシウムチャンネルを介する」と知った時点で、電磁波単体の個別対策は細胞内カルシウム濃度を調整すればいいだけである。例えばこのようにだ。
Arafa HMM, Abd-Allah ARA, El-Mahdy MA, Ramadan LA, Hamada FMA. Immunomodulatory effects of l-carnitine and q10 in mouse spleen exposed to low-frequency high-intensity magnetic field. Toxicology. 2003;187(2-3):171-181. doi:10.1016/S0300-483X(03)00050-7
「低周波高強度電磁場に暴露したマウス脾臓細胞におけるL-カルニチンおよびq10の免疫調節効果」
まぁ予想通りと思ったので要約しか読んでいない。私はカルニチンを肯定も否定もしないので、この先は知りたい人が掘下げて欲しい。ただ、これは飽くまで正常に代謝を回せている人間が、他にも対策の選択肢がある中での栄養療法という一つの手段に過ぎない。問題は、この汚染されきった現代人の中には電磁波に過敏に反応してしまう人物、即ち「電磁波過敏症」の人物がいるという事実だ。この方々は代謝以前に体質に悩まされている。この電磁波過敏症に関して、先述の第二回講習会でも本堂毅教授の記事を紹介させて頂いた。
2006年のWHOのファクトシート「電磁波過敏症」に目を通された東北大学本堂教授による反論である。曰く、WHOは電磁波過敏症なる症候群の存在は容認するが、その症状が電磁波の暴露起因であることを否定しており、その根拠が「本人が電磁波暴露を知覚できない為」としている。要は「察知できもしないものを過剰に恐怖している」と、所謂精神的問題で片付けているわけだが、本堂教授は「インフルエンザウイルスの感染を自覚せずともインフルエンザに我々は罹患する」ことを例に、「暴露者の自覚の有無は症状の因果関係として無関係」だと反論する。至極真っ当な反論だが、物事の正誤を権威性で判断するアホには理解されまい。
では電磁波過敏症とは何なのか?何か病気について調べる際、私はMalacards検索が習慣づいている。
Malacardsはイスラエルのワイツマン研究所が管理する人間の全疾患データベースだ。発症に関与する遺伝子、併発しやすい関連疾患等、人間の病気に関するあらゆる論文情報を分野横断的に世界中から常に収集して更新し続けている。どうやらMalacardsは電磁波過敏症 を正式な病名として登録していないようだが、検索すると主にアレルギー系の疾患との併発報告が多いことが判る。
試しにこのように「2.多重化学物質過敏症 」のタブを開くと以下のように論文情報が一覧で表示される。
一番上に表示された文献を読んでみる。
Kaszuba-Zwoińska, J., Gremba, J., Gałdzińska-Calik, B., Wójcik-Piotrowicz, K., & Thor, P. J. (2015). Electromagnetic field induced biological effects in humans. Przeglad lekarski, 72(11), 636–641.
「電磁界は人間に生物学的効果を誘発する」
2.酸化グラフェン
Twitterで"GO-PEI"で検索してみればいい。前のアカウントの呟きはEvernoteの画像でしか提供できないが、2022年3月3日に私が言及しており、その前後数日間でTwitter上で騒ぎになっている証拠がある。私は酸化グラフェンの混入自体は想定される事態ではあるが、混入しているとしたら酸化グラフェン-ポリエチレンイミン複合体 (GO-PEI)の形態の可能性が高いとほとんど唯一と言っていいほどに主張してきた。
一方、酸化グラフェンに纏わる話はナカムラクリニック氏の資料画像が発端として有名だが、残念ながらあの資料画像は「ワクチンの中身」の話ではなく、スパイクタンパク質の構造を観察する手続き上の材料である。
この話に触れないことが「一切触れない」の判断根拠だとしたら自分がデマに騙されているだけであり、むしろ私はこの雑な情報拡散にブチ切れている。
「触れている」人物の中に文献レベルで裏付けをとれている人物を私はほとんど見かけていない。素性の知れぬ"医師"を自称する人物の「我々が調べた限り」という信じる根拠をどこに求めればよいかも不明な動画を鵜呑みする連中ばかりだ。
この呟きで引用している文献がコチラ。mRNAベースの薬剤のレビュー論文であり、必読論文である。
Hajj KA, Whitehead KA. Tools for translation: Non-viral materials for therapeutic mRNA delivery. Nature Reviews Materials. 2017;2. doi:10.1038/natrevmats.2017.56
「翻訳道具:治療的mRNA輸送の非ウイルス性素材」
この文献はmRNA技術を使用した代表的な5つの応用領域を紹介している。
1.タンパク質補充療法
2.ワクチン
3.癌免疫療法
4.遺伝子編集
5.細胞初期化
この内、5の細胞初期化の項に次の記述がある。
某人工多能性幹細胞は、その開発者様が感染症専門でもないのにやたらとメディアに露出する様からお察しの通り、今回の騒動に深く関与する。例えば以下の情報だ。
何を言っているかお分かりだろうか?SARS-CoV2のスパイクタンパク質をコードしたmRNAを内包したエクソソームを無限に量産する多能性幹細胞を開発した、しかもそれは比較的温度管理が簡単だと言っている。
さて、今回のmRNAワクチンの中に酸化グラフェンが投与されていると仮定すればそこには目的があるはずであり、上記のレビュー論文 に則ればそれは細胞初期化技術だ。
私のフォロワー様の中に、件 の某人工多能性幹細胞を研究されている方がいるが、どうやら今回の💉被害者の細胞検体を調べる機会があるらしく、その過程で"ソレ"に瓜二つの細胞を見つけてしまったらしい。事実だとすればとんでもない人体実験である。
3. 重金属
幻の第六回講習会で以下の文献に触れた。
Zeng HL, Yang Q, Yuan P, Wang X, Cheng L. Associations of essential and toxic metals/metalloids in whole blood with both disease severity and mortality in patients with COVID-19. FASEB J. 2021;35(3):e21392. doi:10.1096/fj.202002346RR
「COVID-19患者における全血中の必須および有毒金属/金属酸化物と疾患の重症度および死亡率との関連」
誰か教えて欲しい。真先にCOVID-19の重症化に重金属汚染が関与すると指摘した人物がいるかどうか?