COVIDワクチンとiPS細胞
最近、接種者からのシェディングのメカニズムとして、「スパイクmRNAを含有するエクソソーム」が放出されていると話題になっている。
この話を聞いた時に、真っ先に連想した記事がある。今回の騒動は、とあるノーベル賞学者様が開発した例の多能性細胞が明らかに深く関わっているのだが、その学者様の頓珍漢な発言への失望の声が上がる位で、「何故その人物が表に出てきているのか」を突っ込む人は不思議と誰もいない。これだけ被害が出た後では後の祭りかもしれないが、記事だけ転載しておく。
"iPS細胞でパッケージングし、エクソソームで送達されるAllele Biotech社の二重COVIDワクチン"
Allele Biotech’s dual COVID vaccine packaged in iPSCs and delivered in exosomes
Allele Biotechnology and Pharmaceuticals, Inc.は、10年以上にわたり、mRNAを中核技術として、再生医療やがん治療用のcGMPグレードのiPSC(人工多能性幹細胞)株を作製しています。COVID-19の大流行が始まったとき、Allele社は、iPSC由来の膵臓β細胞、神経前駆細胞、肺上皮細胞、CAR-T/CAR-NK細胞を開発する進行中の治療プログラムを一時停止せざるを得ませんでした。
カリフォルニア州、ワシントン州、ニューヨーク州など米国各地で発生したパンデミックに対して、Allele社のcGMP能力とiPSCプラットフォームを活用することで大きな可能性があると判断し、Allele社の経営陣と科学者、そして学術協力者がリソースを振り向けました。
iPS細胞は、ヒトの発生初期を模したもので、分裂が早く、無制限に増殖するため、生体材料の「生産工場」としては理想的です。Alleleは、この活発な細胞を誘導して、RNAとタンパク質の両方を含む細胞外小胞(エクソソーム)を大量に生産させる革新的な方法をすぐに考え出しました。
SARS-CoV-2抗原タンパク質をコードするmRNAをiPS細胞でパッケージ化し、エクソソームに封入することで、これらのmRNAがコードするウイルスタンパク質とともにmRNAとタンパク質の2つのワクチンを細胞内で自然にパッケージ化できる可能性を示す予備データを今週入手しました
現在行われている治験ではmRNAは1種類ですが、この方法で複数のワクチンmRNAと、それらがコードする複数のタンパク質を投与すれば、より強力なプラットフォームとなる可能性があります。
また、一部のmRNAワクチンが直面している生産規模や安定性についても、Allele社のmRNAパッケージング方法を用いれば解決できる可能性があります。
例えば、mRNAワクチン候補の中には、安定性を保つために-80℃で保存する必要があり、出荷や保管に困難が生じるものがあります。
これに対し、Allele社のiPSC由来ベシクルにパッケージされたSARS-CoV-2 S1 mRNAは、4℃の冷蔵庫で保管しても数カ月間無傷の状態を保っていました。
(引用終)
要するに、スパイクmRNAとスパイクタンパク質自体を含有するエクソソームを無 限 に 量 産 す る iPS 細 胞を開発し、この技術であれば、4℃であろうとタンパク質の崩壊を起こすことなく品質の安定が保たれるという内容だ。
ハッキリいってトチ狂ってるとしか思わないが、じゃあこの技術はいつ投入されるのだろうか?まさか技術だけ開発して実践投入しないなどあるまいて。
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