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世界の端っこで元彼への思いを叫ぶ

※このnoteは私が次の恋愛に進んでいくために、元彼との思い出と元彼へのモヤモヤしている思いを第3者に投げつけてスッキリしよう!という自己満すぎる目的で書かれています。

彼との付き合いは、もう10年以上になる。小学5年生になるまでは、ずっとクラスが被らなかったから彼の存在を知らなかった。いや、小学4年生の時に廊下を走っている姿を見て、(綺麗な顔の子がいるなあ)と思っていたのが彼を初めて認識した時だなあ。

彼と仲良くなったきっかけは、5年生の時に行われる自然教室(山奥に行って自然と触れ合おうというもの!)。グループが一緒になって、キャンプファイヤーみたいな時にゲームの罰ゲームで楽しんごを踊ったことが懐かしいな。そこで会話したかどうかは正直覚えていないけれど、彼を意識し始めたのは間違いなくこの時。

私は小4~小5の時からアメーバピグという仮想空間アバターみたいなコンピューターゲームをやっていた。彼もやっていたらしく、ピグ友(笑)になり、ほぼ毎日チャットをしていた。私は週3でとあるスポーツを習っていたんですけど、帰ったらすぐPCの電源付けて、オンラインかどうか確認して会話することが楽しみだったし、土曜の夜は私も夜更かしが出来る日だったから日をまたいで1時とかまでチャットでたわいもない会話をしていたんだっけ。ハア~~~~なんか泣きそう。

彼とどんどんと仲良くなったけれど、彼と私は一切教室では話さなかった。目が合うことがあっても、話すことなんて滅多になかった。「もっとリアルでも話してよ」とも思ったけれど、それ以上に何か「特別感」を感じていたことも事実。秘密を共有しているような、そんな感覚が少なからず私にはあった。Skypeもしたなぁ、特にそんな話すことはなく、無言の方が多かった気がするけど。

大人になって分かったんですけど、子ども時代って、「話が途切れるのが怖い」っていう感覚にならないの、凄いよね。チャットでは中身のない会話をしていたんだろうけど、それのおかげで私のタイピング能力は今も健在です。

今でも記憶に残っている言葉は小5の時に「俺ら最近、よく目合うよな」とチャットで言われた(?)こと。そんなこと言われたら単純女は好きになるに決まってんじゃん!!! まあ、そこから小学生あるあるの「好きな人誰?」という質問をしょっちゅう聞かれ、折れて告白という形に。ませガキカップルの誕生です。でも、特別何かをしていたわけではない。一緒に帰ることもキスも手も繋いだ記憶も無い。そして「もうすぐ俺ら中学生になるし」という意味不明な理由で振られたことは覚えています。こんなんカップルと言えるわけないですよね?私もそう思います。でもお互い「付き合う」という口約束を交わしたので、一応「元彼」というポジションなんですよね。

中学1年の時は、クラスが違ったので、すれ違ったとしても全く言葉も目も合わせなかった。お互いいないものだと思っていたんでしょう。
けれど事件は中学1年のクラス替え。うちの中学は特殊で、中2の時のクラスは中3に持ち越しなのである。ここでのクラス替えのメンツが、この先の中学生人生に大きく左右するのである――

私が担任に渡された紙を見ると、「あなたは①組です」とデカデカと書かれていた。そう、メンツは実際に教室に行かないと分からないという鬼のような方式。今思うと格付けチェックみたいなシステムだなあ。まあここまで読んでいただいた方には大体話の流れは予想できますよね、その通り、

1組の教室のドアを開けると、元彼と目が合いました!!(震)

しかも、名字の影響で、席が隣だったんです。ウルトラスーパー気まずい空間大賞ベストワンに選ばれるくらい、私は(生きていけない、このクラスで)と心の中で大号泣していた。中学生ですから、コロナの時と違って、面と向かって給食食べないといけないんですよ?よく耐えたな、あのときの私。
そこからiPodtouchというものが流行り、中学生でもLINEを始める人も少なくなかった。彼もその1人で、クラス替えの後に友だち追加され、「クラス一緒になったなw しかも隣ww 昔なりたくても隣ならなかったのになww」とメッセージが来ました。そこから壁というものは薄くなっていって、今度はアメーバピグではなく、LINEで話すような仲に。LINE通話でテスト勉強も何気ない話も沢山したな。私は英語が得意だったので英語の発音であったり、文法を教えたり。社会だったら年号を一緒に覚えたり。なんでこれ付き合ってないんだろ?と思うことが沢山だったな。

実際、彼はすごくモテる男だった。何にでもなれるというか。陽キャ・普通(やや陰キャ)グループにも順応できる人で、話も上手い。オマケに顔が良い。目がくりくりのぱっちり二重、ベース型の輪郭で、落ち着いた雰囲気が大好きだった。いつも夜更かしをしていて、授業中とか休み時間も寝ている時の方が多かったな。それでも地頭が良いので成績は上の方。(羨ましい〜!!!)

中学3年間の中で、付き合ったと聞いていたのは2人。微妙な感じの女の先輩は1人、彼のことが好きだという後輩は1人居た。まあそのうちの1人の女の子がとても可愛い女の子で、勝ち目なんて1つもないし、その子の可愛い話や惚気話を聞かされると嫉妬というか、なんで私じゃないんだろう、という悲しい気持ちでいっぱいだった。


中学の時、私には仲のいい英語の先生がいて、受験前になると県のテストの過去問をめちゃくちゃ貰って勉強していた。先生にたくさん添削とか質問して、得意を伸ばす勉強をしていた。気づけば、彼もその動きに同乗していて、放課後に残って、私ら2人と先生で補講みたいなこともしてた。帰りは一緒にチャリで帰ったけど、ヘルメット姿を見られるのが嫌だったな〜。

来たる卒業式、私はその日の午後合格発表で、彼はもう志望校に合格していた。もうスマホをみんな持ち出す頃。写真で自撮りをすることが主流になっていた。友人と「またいつか会おうね、遊ぼうね」っていう口約束をたくさん交わし、私は祖母と母と帰ろうとした。なんと、その前に彼と彼の母親いたのである。もう会うことはないなぁ、ありがとう、写真撮れなかったなぁ〜と彼を見つめながら思ってた。すると、いきなり振り向いて「○○(私)、写真撮ろうぜ」って言ってくれた。すごく、すごく嬉しかった。あちら側の親がシャッター係をしてくれたので、緊張ドキドキ。ピースの形が変になっちゃったけど、それも良い思い出。私と彼が撮った、唯一のツーショット。写真の「お気に入り」だし、今後も無くさずに取っておくだろうな。あと、いつか忘れたけど、一緒に電話で年越ししたことも覚えてるよ〜

高校生になると、もちろん会う回数は少なくなり、ほぼLINEをするだけの中に。帰る電車の時間帯が合いそうな時に、一緒に帰ったこと1回だけある。夏のクソ暑い日に何故か知らないけど私と彼と、元クラスメイトの男と公園でだべった記憶もある(虫がひどくて嫌だった)。でもそれくらいの出来事しかなくて、あとは電車の時間がたまに合う(別方向だけど)時に、ちらっと見るくらい。会うっていうのはそれくらいで、LINEでちょこちょこっとやりとりして、あっちから通話しよって言われたらするくらい。でも私の親が離婚した時は、真っ先に顔が浮かんで通話して話聞いてくれた。その事に関してはとても感謝してる。

大学に入ると、またまためっきり会う回数が減る。一限に間に合う電車に乗ろうとすると反対車線に彼がいる。それをチラ見するくらいだった。

そして、私が彼に対する思いが減っていったのもここら辺から。私たちは誕生日が2日しか変わらず、お互い祝いあうのが年1の恒例だった。でも返信するのがめんどくさくて、1年間未読無視してたら嫌われたかと思ってたらしく、ビクビクしてたらしい。そこから空白の1年間を埋めるように、たくさん電話するようになった。バイト先の話とか、お互いの進路の話、昔話とか、いろいろしたと思う。「俺らお互い20歳になったし、俺も4月から就職して中々会うこと少なくなるだろうし、会わない?」と言われた時に、正直言って嬉しかった。けれど、次の言葉に、幻滅というか、引いてしまった。「お酒飲もうよ、二人きりで会える場所、無いかな?(私)の空いている家、使えないの?」

私はちょっと複雑な事情があって、「家」という場所が2つある。祖母の家に基本居て、もう1つの実家がある。そっちはもう両親が離婚していて、ほぼほぼ使われていない、空き家のようなもの。そっちは単身赴任の父が土日に家に帰ってきて使うくらい。その事実を彼は知っていて、そういう話をふっかけてきたのである。私が最終的に出した答えは「NO」だった。あっちが本当にそう思っていたのかは分からないが、下心があるな、と感じてしまった。

①他人のいない場所で会おうとすること 

②お酒を飲もうと強要すること

 ③泊めて欲しいといわれたこと 

この3点と会話の中で、なんか嫌だなあ・・・と直感で思った。なんか、自分を大事にされてない感じがして、(付き合ってないけど)そこから気持ちが元彼に対する感情が嫌悪感に変わった。嫌になって、LINEを完全未読無視して、「もう違う人と遊んでたくさん幸せになってくれ」という感情しかない。それでも、彼は私のバイト先を知っているので、覚えている中でも2回は来た。今でも、マルボロのアイスブラスト5ミリを見ると彼を思い出す。

正直、あんなにハイスペックで要領も良くて、人生勝ち組みたいな彼が、こんなめんどくさい私なんかを気にかけて仲良くしてくれてたのは嬉しかったね。

正直、この関係をぶった切ったのは私だし、それを後悔しているわけではない。彼の都合のいい女にはなりたくなかったから。けどね、あなたがいつしかの通話で「大丈夫だよ。お前は美人だし綺麗だよ。」って言ってくれたことがとっても嬉しかったの。今の私の自信に繋がってるよ。この言葉は私、一生忘れないんだろうな。

こんなnoteというサイトは、彼にとっては無縁の世界だろうし、彼に見て欲しくて書いているわけではない。自分の気持ちの整理。それだけ。

私も幸せになるから、あなたも幸せになってね!

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