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ワンコインから始まった挑戦が、地域を巻き込むプロジェクトへ
仕事納め。そして新たな挑戦へ
令和6年も残すところあとわずか。12月30日の午後、私はフィットネスジムの仕事を終え、今年一年を振り返っています。
今から13年前、34歳の若さでフィットネスジムを創業した時のことを鮮明に覚えています。スポーツクラブで働いていた経験から、フィットネスジムへの高いハードルを感じていた私は、「地域の人々が気軽に運動できる場所を作りたい」という思いから、ワンコインフィットネスというスタイルでスタートしました。
小さな店舗から始まり、最初は苦労も多かったですが、地域の方々に支えられ、徐々に会員数も増えていきました。移転を機に、より多くの会員の方々に利用していただくようになり、バスツアーや夏祭りなどのイベントも開催。地域とのつながりを深める中で、フィットネスジムは私にとってかけがえのない場所となっていきました。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、私たちの生活は大きく変わりました。フィットネス業界も例外ではなく、私もこれまでのやり方を見つめ直す必要に迫られました。そんな時、出会ったのが「すみやま棚田」でした。
最初は、棚田を活用して新しい収益源を作り、事業を安定させたいという、甘い考えを持っていました。しかし、現実は甘くなく、なかなか思うように進みませんでした。それでも、棚田で遊ぶ子どもたちの笑顔や、自然の中で過ごしたいという彼らの願いを見て、私は気がついたのです。大切なのは、収益だけではない。地域の人々に喜んでもらえるような、新しい価値を創造することこそが、私の使命なのだと。
そして今、私は「田んぼテーマパークプロジェクト」という新たな挑戦に取り組んでいます。このプロジェクトは、まだ収益化には至っていませんが、私はこのプロジェクトに大きな可能性を感じています。来年は、このプロジェクトの収益モデルを確立するために、様々な取り組みを進めていく予定です。
今日は仕事納めですが、私の挑戦はまだ終わりません。大晦日も、田んぼテーマパークプロジェクトの資金調達やプロモーション活動に励みます。
13年前、フィットネスジムという夢に向かって一歩を踏み出したように、これからも私は新しい挑戦を恐れることなく、進んでいきます。来年は、より一層成長した自分と、より多くの人々との出会いを期待しています。