大アルカナカード15番「悪魔」意味
ヤギの角を持ち、額に逆五芒星をつけている悪魔。
前に佇む人間たちも、徐々に異形の者になりつつあります。
でも彼らを縛る鎖はゆるいもの。
頭がするっと抜けそうですね。
でも彼らはなぜ逃げようとしないのでしょうか・・・?
ではこのカードの意味を見ていきましょう
「悪魔」正位置 意味
キーワード 誘惑 欲望 誤った信念
一組の男女はなぜ逃げようとしないのでしょう。
それは自分から繋がれているから。
弱さ、怠惰な心や欲望ゆえに、悪魔の誘惑に負けてしまった状態なのです。
彼らが獣のレベルに落ちてしまうのも時間の問題・・・。
あなたの今の苦しみは、何らかの欲望に自分の心が負けてしまっているからなのかもしれません。
「悪魔」逆位置 意味
こちらのベージでも述べていますが
➡タロットカード大アルカナ・小アルカナ
逆位置とは正位置の意味が過剰もしくは足りない・・と考えます。
タロットカードの生みの親ウェイトさんは「バランスが取れていることが最高」と考えていたふしがあります。
つまり良いことであっても、多すぎたり少なすぎたりすることは良くないということなのですね。
そこを踏まえて「悪魔」の逆位置を考えてみましょう。
キーワード 自己解放 自己強化 誘惑から逃れることが出来る 真実に気づく
正位置は欲望に負けて悪魔に繋がれている過剰な状態。
ですが逆位置だとそれが少し弱まります。
なので悪魔の逆位置は、欲望や誘惑からの脱出。
そして真実に気付き、本来の目的に戻ることが出来るともとれるのです。
悪魔に限らず、正位置がかなり過剰な意味を持つカードも少なからずあります(死神・悪魔・塔・月などなど)
そうしたカードの場合、逆位置だと意味が弱くなり、結果としてよい意味になりますので、逆位置が出たときは安心してくださいね。
大アルカナカード•15番「悪魔」まとめ
ここまでお読みいただきましてありがとうございます
ではまとめますね
「悪魔」正位置 意味
キーワード 弱さゆえ欲望に負けた状態 誘惑、怠惰
今の苦しみは自分の弱さゆえ、何かに負けてしまっている状態なようです。
「悪魔」逆位置 意味
キーワード 欲望や誘惑からの脱出、真実に気付く 本来の目的に戻ることが出来る
正位置がかなり過剰な意味の場合、逆位置に出ると良い意味になるので安心してくださいね!