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パワーストーンの歴史と効果     水晶(最強の浄化能力を持つお守り)

こんにちは、ルーン占い師 彩音(あやね)です。
今回はパワーストーンと言えば!な水晶についてのお話です。
石英(クォーツ)の中でも無色透明なものを「水晶」と呼びます。


各国で愛された水晶

水晶は世界中で不思議な力をもった石と言われ、浄化や活性化の力があると信じられてきました。
儀式の際に場を清めるために使われたり、身を守るためとして使われたり、薬として使われたり…と世界各国で水晶にまつわる話があります。

1. 古代エジプト

古代エジプトでは、水晶は護符や装飾品として使用され、特に死者の守護や再生を象徴するものとして墓や神殿に置かれました。
彼らは水晶に治癒力や精神的浄化の力があると信じ、特定の儀式や医療にも活用していました。

2. 古代ギリシャ

「クリスタル」という言葉自体は、ギリシャ語の「krystallos」(氷)に由来します。
ギリシャ人は水晶を「永遠に凍った氷」と考えており、神々や精霊とのつながりを持つものと信じていました。

3. 古代ローマ

ローマ人は水晶を豪華な装飾品やカップなどに加工し、特に夏の暑い時期に冷たい飲み物を楽しむために用いました。
また、水晶は高貴な人々の所有物として広く珍重され、護符やお守りとしても使われました。

4. 中国

中国では、水晶は長い歴史を持ち、特に風水や瞑想の道具として使われてきました。
風水では、水晶が気(エネルギー)のバランスを整えると信じられ、特定の場所に配置することで空間や人々にポジティブな影響を与えると考えられています。また、中国の古代医療では水晶が治療道具としても使用されました。

5. インド

インドでは、ヴェーダの時代から水晶が神聖視され、瞑想や宗教儀式の中で使われてきました。
水晶は心を浄化し、霊的な目覚めを促進すると考えられ、ヒーリングクリスタルとしても広く利用されています。また、インドの占星術や占いにも水晶が登場します。

6. アメリカ先住民

アメリカの先住民も水晶に強い信仰を持ち、霊的な儀式やヒーリングに利用していました。
彼らは水晶が自然界の精霊と人々をつなげる力を持つと信じ、祭壇や儀式の場で重要な役割を果たしました。

7. ヨーロッパ

中世ヨーロッパでは、水晶球が占いの道具として使われ始め、魔法使いや占い師が未来を予見するために利用しました。
また、教会では水晶を宗教的な象徴として扱い、聖遺物や祭壇に飾られました。

8.日本

古代日本では水晶は神聖な石として崇拝され、平安時代になると、水晶は上流階級や仏教の儀式で使用されるようになりました。
特に仏教の中で、水晶は「浄化」や「智慧」を象徴するものとして尊ばれました。
室町時代頃から、山梨県甲府周辺で水晶の採掘が盛んになり、甲府は水晶加工の一大産業地として発展しました。

兵庫県西宮市にある廣田神社の御宝物に「剣珠」というものがあります。
水晶の中に剣が現れているもので、「日本書紀」によると第14代天皇の神功皇后が見つけてからというもの連戦連勝。海外遠征のときにも皇后とお腹の中にいる天皇を守り無事凱旋をしたと記されています。


天然水晶と溶連水晶と人工水晶

水晶は天然の物だけではありません。
「溶連水晶」と言って、天然の水晶を溶かして再形成したものがあります。
不純物を取り除いて再形成するため美しいものとなるのですが、水晶は一度溶かすと構造が失われてしまうため、
結晶化していない水晶=ガラス
となってしまいます。
天然水晶をお守りにしたいのであれば、大きくてきれいな水晶玉を買う時には注意です。溶連水晶の可能性もありますので鑑定書があるお店で買う事をおすすめします。

「人工水晶」は同じ成分で人為的に結晶化させたものです。
水晶デバイスや光学製品等の素材として使用されています。
人工水晶なんて…と思うかもしれませんが、工業用として質のいいものを作り出すこだわりを見るとスゴイの一言です。

天然水晶と人工水晶の見分け方は、鑑定に出して結晶構造の違いを見てもらうしかありません。

クラック水晶は、水晶にわざとヒビを入れたものです。光を反射して綺麗なのですが、中にヒビがたくさん入っている=普通の水晶に比べて割れやすいです。
オーロラ水晶は、水晶をチタンや金属でコーティングしてシャボン玉のような虹色を出したものです。

水晶のお守りとしての効果

さて、やっと本題の水晶とお守りとしての効果です。

水晶の効果としては昔から浄化として使われてきたこともあり
・強力な浄化作用
があげられます。
そんな浄化作用がなぜ人にパワーを与えるかというと
人の中にある悪い気を浄化して、本来のパワーを取り戻す
という作用があるからです。
ちょっと調子が悪いな、と思ったときにはしっかり栄養と休養を取り、水晶を身に着けてみてください。

家の中で邪気がたまりやすい場所、洗面所やお風呂など汚れやすい場所に置くのもおすすめします。
逆に良い気が集まるところに置くのはおすすめしません。
水晶はは悪い気だけではなく、良い気も全て吸い取る強力な浄化作用です。
リビング、寝室などは避けたほうがいいです。

あとは日当たりの良い場所に置くと火事の原因になるのでお気を付けください。(虫メガネで紙に火をつける実験と同じです)
あまり大きなものではなく、6㎜玉の水晶でも十分な効果はあります。

あとは幽霊が出そうな場所や、縁起の悪そうな場所に行くときのお供にも
悪い気、幽霊を浄化してくれます。

水晶のお守り効果
・邪気のたまっているところを浄化したい
・自分の悪い気を浄化してパワーを取り戻したい
・霊的なものを浄化したい

こんな時には効果抜群です!

水晶のお手入れ方法

水に強いので丸洗いOKです。なんなら食器用洗剤で洗っても大丈夫!
お手入れは楽ちんです。パワーストーンを買うと「浄化してください」と言われることもありますが水晶は必要ありません。全てを浄化します。
他の石を浄化しようと水晶の力を使うのはいいのですが、やりすぎるとせっかく自分で入れた気も浄化してしまいますのでご注意を。

水晶と相性のいい石

水晶と相性の悪い石はありません。とにかく何でも浄化します。
水晶は単独で使うのがいいのかなと思いますが、石と組み合わせるのであれば小さな水晶を。大きな水晶は他の石のパワーも吸い取ってしまいます。
小さな少量の水晶は、石の邪気を吸い取ってパワーを発揮しやすくなります。

この情報が天然石を使ったお守りを作成する際のお手伝いになれば嬉しいです!




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彩音(あやね)/ルーン占いとアミュレット
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