IE11完全終了のお知らせ

 2022年6月にWindows10からIE11が駆逐される事が確定。Webアプリケーション書きには朗報なのですが――。

 いい加減使うの辞めろと散々言われてきたに、未だにIEに依存するアプリがあって困りものです。2021年に対応ブラウザがIEのみをリリースすると言うふざけすぎのベンダーもあるゆえ、そう言うベンダーは休日明けに対策会議でもするのでしょうな(他人事)

 Window Formsに埋め込んでいるMSHTML(com)は当面サポートされるようです。正直、.NETのWebBrowserの機能が足り無さ過ぎて comの方を使わざるおえない状況が続いているのでODBCの様に延々とサポートせざる終えない気がするのよ……影響範囲がかなり大きい。あと、.NETはまだchromium対応をまだしていないよね(.NET6からかな?)

 対応していないサイトは、どうしましょうか?

対応策1: IEを辞める

表示が崩れる・JavaScriptの挙動がおかしい → 頑張って対応しましょう

Java Appletを呼び出している → Javaアプリケーションにすればワンチャン

ActiveXを使って居る → いい加減捨てろ

対応策2: IEを使い続ける

1. Windows7で粘る(セキュリティを諦めるモード)

2. Windows 10 Enterprise 2019 LTSC を導入する

3. Windows Server 2019 でRDS/RDPを使用する

4.Edge IEモードを利用(Windows 10 Pro以上のはず)

 2. 3.4.は、2029年までは逃げ切れるので、その間にIEオンリーのアプリを捨てましょう。2.はEnterpriseのライセンスが必要、3.はWindows ServerとRDS用CALが必要、4.はグループポリシーをいじる必要があるのでWindows 10 Pro以上で、Active Driectory導入が前提になりそう。

 全てに於いて、Windows 10 homeは対応出来ない様なのでインターネットサイトでIE11のみと言うふざけたサイトは頑張って対応しましょう。

 ところで、e-TAX、力技で対応するのは辞めろ(Web標準でICカードリーダーに対応出来ないからだろうけど、Web NFCが、まだドラフトのはず。Edy Viewerはどうするのだろう。利用者少ないからサービス自体辞めそう)


※ ワンオペSE云々と言うのがあるのですが、前任者のレガシーを調べた結果、マイナス1000万ぐらいの査定になるケースもあるので(金払って混線しているシステムをまともな奴に置き換えないと業務の正常化すら出来ない状態)、結局、個人のレベルに依存するのよ……。20日分ぐらいの業務を自動化しても、その三倍程度の業務が発掘されるってどういうことよ……。要するにすべき仕事をしていなかっただけの話。


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