2024年10月
LOL
先月、Valve新進気鋭のTPS『Deadlock』を擦っていたんだけど、この半生においてシューティングのビルドパスを経由してこなかった僕にとっては大変に難しいゲームで、左手の指を全部割って十本にしようかなと病んだあたりで一段落をつけた。
このまま影の地での白活に戻ってもよかったのだけど、改めて触れてみたこのmobaってカテゴリ、実は結構味がするのでは……?という感情が脳裏を過った時、頭の中におぼろげながら浮かんで来たんです。
『League of Legends』というタイトルが。
日々遊んでいたHeerthstoneの盛りに陰りを感じた大学生のある時分、移住先を探す過程で一たび触れたことがあったのだけど、数日後にはアンインストールしていた。明らかにスマーフしている人々に暴言を吐かれ、耐えられるほど強くなかったのである。
今更触りだした経緯は上述の通りだけど、理由は他にもある。対人ゲーへに対する苦手意識は薄れたし、教えを乞えそうな経験者が周りにいるし、配信界隈の影響でゲーム自体に初心者が増えたと聞くし。
再インスコ初日時、身内間で余っていたというだけで送り出されたmidが意外と楽しく、というかおそらくヴェックスが面白く、ちょっとずつやっているところ。
でもホントに難しい。完全に知らん操作体系だし、ノウハウの無い対人カテゴリの中でも殊更経験が薄いチームゲーだし、遊んでる最中にマジで脳のリソースをドカ食いされているのを実感している。
こればっかりは数打つしかない。
今月はそもそもゲームに時間を割けない月になってしまったけど、次月はもうちょい本腰入れて擦っていきたいところ。
他の人の初見褪せ人生活を見てたら、過去まあまあ頑張ってたのに途中でぶん投げた初期レベル縛りの機運も蘇ってきて少しずつ進めている。神肌の使徒とか火の巨人とか、前回やった時にはガチであったまるくらいに死に散らかしたのに、今回は体感すんなり終わって気分がよい。有効な戦い方の知識とか、自分の手に馴染む回避方法や反撃とか、以前得たものが活かされている感じがあります。
自尊心のためにようつべへ録画を残すようにしたところ、見返すことで発見もあって良さを感じています。
どちらも成長が実感できて好感触を得ており、バランス取ってどっちも進めたい、そんな11月の予感。
ダンプカー
チャットで「○○の件、対応していただけますか?」と尋ねたら、「そのくらい自分らでやったらいいじゃないですか笑」くらいのアツいレスが返ってきてマジでバカデカい声が出た。
これは仕事中の話で、契約上こちらが上で、相手は役職持ちの年長者である。ツイッターの話ではない。
俺はオタクとしての矮小な人格を黙らせ、真っ当な人間として振る舞って社会に恭順しているというのに、ダンプカーみたいな人格の異形が波風切って突撃してくると……頭がおかしくなる!!!!!!
もしかしたら個人的な怨みでも持たれているのかもしれないけど、主観的にはむしろ過去に貸しを作った相手だったので何が彼をそうさせるのか全く分からず、俺が出した大声は誰に届くこともなかった。
その日、遅くなった夕飯はココイチに昇格した。ウィンナーも乗せた。
人生において「何でこんなヤバい奴が役職持ちなんだ?」と思わされるイベントが定期的に発生する。
つまるところ、会話のキャッチボールが成立しない人間が、誰かに指示を出したり代表として社外とやり取りをしたりするポストに収まっていることが、俺の世界においては解釈違いであるという話である。
個人や業務がそれら異形の攻撃に晒され、悲しくも破壊されるのを見る度に「お前が討伐されたらいいのに……」と、インターネットでよく見たロボットみたいな感想を抱いてしまうのだけど、そういう人たちは人格的にも立場的にも無敵なので誰にも止められない。
前職は自分を含む複数名がダンプカーによって粉みじんになり、当時の同僚から現場は解散したと後になって聞いた。それでも彼には立場があり、仕事があり、家庭があり、休日は戸建てでチルしている(かもしれない)という事実、あまりにも世の理に反しているだろ。
上述の疑問に対して、僕の暫定の回答は「そもそもヤバい労働が存在しており、当然ヤバい奴以外は淘汰され、ただ生き残ったというだけでヤバい奴が偉くなる」である。
ヤバすぎる労働からは、未然に逃げよう!念のため、これは笑い話のつもりで書いていて、先月心療内科に行った件とは無関係です。
29歳
歳を取りました。
今年は旧交をガンガンに温めた一年(当社比)であり、つまり同郷の同期と会ったり遊んだりする機会が格段に増えた。言うまでもなく、どいつもこいつも俺もアラサーであり、いよいよ大台手前ということもあって面を会わせる度にそういう話が必ずと言っていいほど零れ出る。
本当に倦んだような面持ちをする友人もいるのでそういう場では同調を示すけど、個人的にはもう気にしないスタンスでいようという心持でいる。無理して抗ったり、逆に受け入れすぎたりせず、立派な言葉を使えば泰然自若でいたい。それが率直なところである。
ちなみに、アラサーのオーラが嗅ぐわうトークテーマは直球だと素直にだけど、変化球が来るとしんみりしてしまうことがある。
例えば「早寝早起きした方が具合がいい」とか「最近脂っこいもの食べられなくなってきた」みたいな話は頻出なので響かない。最近、個人的に響くトークテーマは「ミニマリスト」なんだけどどうでしょう。最凶死刑囚がシンクロニシティに導かれたように、良い服、良い調度品、良い食事にこだわりだす。言うまでもないが「丁寧な暮らし」「断捨離」といった概念と群れを成していることが多い。
同世代で集まるとこの辺の話題を掠めることが多いんだけど、俺だけか。
話が逸れるが、誕生日プレゼントって選ぶのむずくね?
自分もそうだが、今くらいの時期から年始にかけて誕生日を迎える人間が親族を中心に多く、何かと貰うことが多いので何かを贈ることにもなる。
こういう時は無難に消え物をチョイスするのが大半だけど、「こいつコーヒー以外にネタはねえのかよ」と思われるのもイヤなので、たまに頭を捻ろうと思うタイミングがある。そうして辛うじて出せる案がもう少しユニークな食べ物(例えば紅茶が好きな人にスコーンとか、酒飲みに干し肉とか)なんだけど、僕も言うてあれこれ食べる口ではないので手札に困っている。この辺りは最近発掘を頑張っているところ。
特にオチはない。これを書いている時点で10月は残り1時間を切ろうとしている。
毎月3000字程度をアウトプットする、という非常に敷居の低いルーティンを山あり谷ありで続けているけど、つい最近までそのことをすっかり失念していた。インターネットで毎日見る倖田來未の顔が脳裏を過ったが、無事に全てを投げ出すことなく今月も「書いた」という実績は残せた。
サモリフに行きたいし、影の地にも行きたい。来月はもう少しチルしたいけど雲行きが怪しい。29歳成人男性の明日はどっちだ。
ヘッダーのシャツはこれです。特に載せるものが思い浮かばんかった。