小学生の頃の私生活
旅行などを挟んでしまって、遅くなりましたが、続編、参ります
習い事や勉強など、生活について概ね自分については書いたつもりですが、絶対に書かなくては行けないことがひとつあります
祖父の存在です
幼い頃から、祖父、祖母、母の4人家族で仲良く暮らしていました
小学4年生までは
わかりますよね
小学4年生の時、祖父が亡くなりました
少しセンシティブですが、話します
祖父が倒れた日、僕は祖母と寝ていました
返ってくるの遅いね、なんて言いながら、あまり寝れなかったのを覚えています
途中で銃の発砲音みたいな音がなりました
今思い返すと、おそらくこれが祖父の倒れた音です
祖父は何ヶ月か前から脳に動脈瘤が見つかっており、何週間か後に検査、もしくは手術の予定だったそうです
倒れ方から察するに、動脈瘤が破裂して、完全に意識が飛び、身体が一切抵抗することなく倒れていました
そのため、頭が思いっきりコンクリートに当たったのでしょう
歯などが抜けて、倒れた祖父の周りは血まみれでした
幼いかったからとか関係ありません
今でもその光景を思い出せるくらい、ショッキングな光景でした
そして、大好きだった祖父がその状態になっている現実を受け入れることがあまりに難しかったです
もちろんそれは祖母、母も同じだったと思いますが、僕は無力で何もすることなくただ泣いていたのを思い出します
知識豊富で、優しく、キャッチボールも一緒にしたりと、俗に言うじいちゃんっ子だった僕からしたらじいちゃんのいない世界なんて想像できません
今でも思い出すんです、じいちゃんの「よ、少年」って言葉
本当に本当に大好きでした
病院に向かって、幼い僕でも理解出来ました
もう手遅れだと
でもそんなこと関係ないです
幼いながらも僕は男なら最後まで諦めるなと先生に何度も泣きついていました
幼い僕は医者なら治してくれよと懇願していました
でも手の施しようがなかったんですね、おそらく
そんな中、看護師さんがこんなこと教えてくれました
意識は無いけど、耳は聞こえていると
だから、最後の声は届くんです
何話したか覚えていませんが、ひとつだけ
なぜか、その時期DSやっててメモリが足りなかったんですけど、SDカード買ってもらう約束してて、それ言ってたのだけ覚えてます、笑
本当に聞こえていたのでしょう
祖父の最初で最後の涙をそこで見ました
まだ生きてるんだって
もしかしたら助かるのかもって
でも息を引き取るまではほんの一瞬の出来事でした
今でも思います
もし生きていたなら
成長を見届けて欲しかったな
どんな会話が出来るかな
一緒に何してたかな
生活がどう変わっていたのかな
今の僕に対してどんな感情を抱くかな
まあそんなこと考えても意味ないんですけどね
でも祖父は僕の心の中で確かに生きています
天国なんてあるかわからないけど、自分が死んだ時にこんなことあったんだよって伝えてあげたいです
自慢の祖父の孫として、祖父よりすごい人になって、楽しかったよ、こんなに大きくなったよって
と、ちょっと感傷に浸ってしまいましたが、僕が普段見せない部分でも、文にしてみると、つらつらと書けるものですね
普段は天真爛漫、ポジティブキャラなので、彼女くらいにしかこんなこと話していないです、笑
恥ずかしいので、笑
そんな祖父が死ぬ直前買ってくれたNARUTOの46巻
そこから僕はNARUTOが大好きになりました
そして後からではありますが、自来也とナルトの姿を祖父と自分との姿に重ね合わせてしまって、今でも自来也とナルトが修行中に交わした会話のシーンを見て泣きそうになります、笑
すごく長くなってしまいましたね、祖父の話
祖父が死んでからはアパートに引っ越して、祖母と母と過ごしました
祖父の話ばかりになってしまいましたが、母にはとても感謝してます
祖母と一緒だったにせよ、毎日働いて、習い事にも参加してくれて、忙しいのに眠い目こすりながら弁当の準備などしてくれていました
そのため、一時的に喧嘩することはあっても、恩を忘れたことはありませんでした
それこそすごい人間になって、母に家とか車とか、今まで僕のために犠牲にした時間を取り戻して悠々自適に暮らして欲しいなって思います
祖母は明るく、会話の途絶えない、コミュ力お化けみたいな人です、笑
今は別々(後日またお話します)ですが、いつまでも元気に生きて欲しいものですね
祖母との思い出などについてはその時がきたらお話します
それでは、次回は、、、何話そうか考えておきます!笑
毎日更新したいと思っているので、乞うご期待!!!