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ゲーム『なつもん!』に感じたリアル

2024年にプレイして強く心に残ったゲームに『なつもん! 20世紀の夏休み』があります。

『なつもん!』は、子供になって夏休みを思う存分満喫する自由度の高いゲームです。川を泳いだり、夜中に街をうろついたり、高いところに登ったり……現実なら絶対怒られるアレコレができてしまう。

さらには崖から飛び降りたり、マントで空を滑空しちゃったりと、ゲームならではのハチャメチャな魅力もたくさん。

そんな『なつもん!』をクリア(夏休み終了)まで遊んでみて、一番良かったところはどこか? それは、「リアルを感じられたところ」でした。

このnoteでは僕が『なつもん!』に感じたリアルについて綴ります。


気づけばこんな時間…!のリアル

『なつもん!』は、時間が経過していく(朝→昼→夜になる)タイプのゲームですが、プレイ画面に時計が表示されていません。

(実は表示する方法があって、僕が設定を知らなかっただけならすみません)

あれっ?今何時?

時計を表示する、つまり「今、何時だっけ?」を確認するのに、逐一画面を切り替えないといけないんですよね。

もう午後5時…!

時間を確認するたびにプレイが止まってしまうし、面倒だなと思う。プレイ画面に時計を常時表示してくれればいいのに…と思ったことは正直言って何度もあります。

でも、その面倒臭さがすっごくリアルに感じました。

夢中であちこちを遊び回っているうちに、気づいたらこんな時間になっていたのか…!とハッとするあの感覚。

それをゲームで体験できたのはすごいことだと思います。

狭い世界なのに、広く感じるリアル

マップの広さについて、昨今のオープンワールドのゲームと比較して特段広いとは言えないです、むしろ狭い方かも(すみません)。

ただ、これは制作者の方が狙ってやっていると思います。あくまで子供が遊びに行けるギリギリの範囲、つまり、ご近所の物語なんですよね。

でも、体感としてはすっごく広く感じました。

時間を忘れて駆け回っているうちに「すごい遠くまで来てしまったなあ…」と思ってたら、ただ近所をグルグル回ってただけ、みたいな懐かしい感覚を味わえたんです。

子供の頃は、家の周りが世界のすべてだったんですよねぇ(しみじみ)。

知らない世界に来た…!と思ったら、家の裏だった

近所で見かけるアレやコレを見かけるリアル

ウチの近所にもこんなのあるある…!という風景を目にすることができます。

例えば、正式名称を存じ上げないのですが、土砂崩れを防ぐためのアレとか。

手すりやガードレールの錆(サビ)とか。

そうそう、こんな感じですよね。

他にも、海岸にゴミが落ちていたりとか、人間関係のギスギスとか(笑)、綺麗なだけじゃないちょっとしたリアルに出会えます。

思い出に残るゲーム

ということで、僕にとっての『なつもん!』はファンタジー要素の中に潜むリアルが醍醐味で、思い出に残るゲームでした。

以上、『なつもん!』の思い出でした!
👉「絵日記を書いて寝る(セーブ)」

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