魅力を伝えるのはプロじゃなくていい
こんばんは!!北海道産青森県民のMitchionです!!
皆さんは趣味ってありますか?
おそらく皆さんにも一つぐらいは趣味はあるでしょうし、趣味じゃなくても部活で何らかの分野で活動をしているという方は多いことでしょう。
ちなみに私は自己紹介の記事で書いた通り多趣味です。
その中でも、野球やカメラ、音楽などについてはプロと呼ばれる存在がいる世界です。
そして、プロと呼ばれる方はその分野のすそ野を広げる活動をしているのをよく見かけます。
プロ野球選手による野球少年少女への野球教室がいい例でしょう。
しかし、それに意味はあるでしょうか?
私はこうした活動にははなはだ疑問があるんです。
プロ野球選手は、野球に興味がある人からすれば「プロ野球選手」ですが、そうでない人から見ればガタイがいい人ぐらいにしか見えないからです。
野球人口も近年は減少傾向です。
スポーツが多様化する中で野球を選んでもらうためにはプロ選手が野球少年少女を相手に語ったところで、すでにいる野球少年少女は満足しますが新たな野球選手の発掘にはつながらないと思うんです。
これで「野球のすそ野を広めた」というには自己満足と評価せざるを得ないように感じます。
実際私は、野球を始めたきっかけは友達がやっていたからでしかありません。
写真趣味を始めたのもかつて一眼レフを使っていたという話を祖父から聞いたからです。
更に言うと、失礼ながら現役写真部なのにもかかわらずプロの写真家のことはよく知らないという現実です。
でもそれって悪いことでしょうか?
例えば私は最近「ゆる言語学ラジオ」という言語学の面白さを伝えるポッドキャスト番組がお気に入りなんですが、ここで言語の魅力を語っているのは言語学者ではなくあくまで言語オタクの水野さんです。
私はこの番組のおかげでとてつもなく言語に沼っているわけですが、別に言語の魅力を知るにはその道のプロ、ここでは言語学者にあたると思いますけど、そういう方の口からでなくて全然いいということです。
要するに何が言いたいか、それは「野球って最近マイナーになって来たよね」「今の時代わざわざカメラを買って写真撮る人って少ないよね」と人任せにしないで、そこに気づいたあなたが、あなたこそがその魅力の発信源になって欲しいということです。
「いろんなスポーツの中で『あえて』野球を選ぶ理由」「今の時代に『あえて』カメラで写真を撮る理由」こそがその世界になぜそんなにも入り浸ってしまうのかの答えであり、その世界における魅力の核心なんです。
最近は自分の考えを語らない人が多い印象ですが、自分から発信していかないと共感してくれる人は現れません。
「別にそんな詳しくないし…」いや、それでも好きであるならそれでいいんです。
詳しくなくてもなぜ好きなのか、それを伝えることはできるはずです。
ぜひ思い切って自分が好きなものを語ってみてほしいわけですが、このnoteというのは自らどんどん発信する人たちが多い世界というのも皮肉なものです。
この記事こそ自己満足だったというオチで今回の記事は締めたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
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