藤井 風さん 国内アーティスト初のSpotify月間リスナー1000万人への軌跡
2022年、日本のシンガーソングライター藤井 風さんは日本国内アーティストとして初の「Spotify月間リスナー」1000万人を達成されました。以来、藤井風さんの月間リスナー数は増減を繰り返し1000万人を何度か下回ったものの、2023年8月『Workin’ Hard』の配信リリースに伴い1000万人に改めて到達しました。
(追記)2023年12月31日現在、藤井 風さんのSpotify月間リスナー数は810万人強となっています。
このnoteでは、2019年の「何なんw」配信リリースからスタートし、2022年に「死ぬのがいいわ」のバズを経て1000万人に至るまでを藤井 風さんのSpotify周辺をメインに辿ってみたいと思います。
なにしろご挨拶以来の初のnote投稿なので、フォーマットや見出し等々何もわからぬまま。どうか今後に期待していただき見辛い部分はお許しください!笑
※このまとめは以前私がX(旧Twitter)のモーメント機能で保存していた内容と同じで、藤井 風スタッフ公式アカウントやファンの方々の投稿を時系列で並べたものです。使わせて頂いた皆様どうも有難うございました。なお、藤井 風さんは2022年末にご自身の過去ツイートを全て消去されていますが当時まとめに残したリンクはそのままにしてあります。
2019年、「何なんw」配信スタート
藤井 風さんのデビュー日とされているのは2020年1月24日「何なんw」MVリリース日ですが、それに先駆け藤井 風さんの配信がスタートしていたのは2019年秋でした。
2019年12月24日 セカンドシングル「もうええわ」配信リリース
Spotify Early Noise 2020に選出
2ndシングル「もうええわ」が100万回再生
2020年、デビューアルバムHEHN発売!
「優しさ」100万再生突破時、月間リスナーは35万人
HEHNがBillboard Japanで首位に
コロナ禍で武道館単独ライブ
初の地上波ドラマ主題歌は「旅路」
この頃で月間リスナーは70万人ほど
コロナ禍で自身初の全国ツアーHEAT
地上波で初の生演奏は報道ステーション
報ステの影響で月間リスナー70万人を再度突破
月間リスナー数100万人目前まで
HEHNがCDショップ大賞・青を受賞
初のCMタイアップはHONDAで「きらり」
月間リスナー数はメディア露出の有無で増減を繰り返します
「きらり」が配信リリース
2021年5月、初の月間リスナー100万人超え
「きらり」効果で一気に150万人へ
「きらり」の広がりに藤井 風さん感謝のメッセージ
2021年8月、GQの世界共通特集に登場
「きらり」が記録を打ち立てていく
2021年8月、きらり1億回再生で藤井 風さんコメント
日産スタジアムで前代未聞の無観客ライブ
日産ライブを受けてインタビュー。多くのメディアで特集されました。
2021年10月、月間リスナー200万人超へ
※ちなみにですが月間リスナー数のカウントの仕方はこちらです↓
2021年末、自身初のアリーナツアーHEAT終了
2021年12月31日、紅白初出場で「きらり」と「燃えよ」
紅白効果?でHEHMフィジカルセールスアップ
2022年1月、突然のきらりリミックス!
紅白効果が月間リスナー数に現れ始める
2022年3月、芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)受賞
Space Shower Music Award で3冠
2022年3月、セカンドアルバムLASAリリース
2022年、全国ホールツアーaahT
藤井風テレビの放映はかなりのサプライズでした!
記録を作り続ける「きらり」
2022年7月、「死ぬのがいいわ」がタイで急にバスり始める
タイのSpotifyバイラルチャートで遂に1位!
藤井 風さんも珍しく反応!
でもこの時はまさか全世界に広がるなんて誰も想像していなかったですね!
2022年8月、ライジングサンにVaundyの代打で出演
タイから始まったバズが他国にも!
タイから、マレーシア、ヴィエトナム、シンガポール、インドネシア、フィリピン、台湾へも広がって7カ国へ。
世界最大の歌詞サイト「Genius」で歌詞の意味を調べる人々が増加?
バズを受けてジワジワと月間リスナー数が増加し始めます
まずは藤井風さん初の220万人を突破
藤井 風さんもこれに対して武道館動画を公開!
ここからリスナー数の増加が一気に加速し始めます
1日10万人のスピードで増加!
バイラルチャートはアジアを超えてヨーロッパへ
日本語で口ずさみたいファンの増加が歌詞サイトのローマ字ページへのアクセスを増やしていきます
バイラル開始から1ヶ月経過で月間リスナー280万人
カナダのバイラルチャートでも1位に!
月間リスナー300万人超
ここまでの増加の経緯など。。
遂にアメリカのバイラルチャートにも登場!
イギリスのバイラルチャートにも。
ホールツアーが無事に終了。
400万人!!!
Spotifyがバイラルチャートを発表しているすべての国地域(73カ国・地域)でチャート入り!
2022年9月、月間リスナー数600万人超
そのまま700万人も超えて
2022年9月、damnシングルカット
docomoとのコラボプロジェクトで「grace」書き下ろし
2022年10月、月間リスナー数800万人超
2022年10月、パナスタでのライブ
2022年11月、月間リスナー数900万人超
アメリカのSpotifyデイリーチャートに初めて登場!
アルバムHEHNがSpotify全世界のアルバムチャートにも登場!
2022年11月、Spotifyグローバルデイリーチャート57位に!
2022年11月27日、Spotify月間リスナー数が1000万人を突破❤️🔥
2022年、「死ぬのがいいわ」が世界のSpotifyで最も再生された日本の楽曲に
※「死ぬのがいいわ」のグローバル現象についてはBillboardの記事にも記されているところですのでご参考までに貼っておきます。
2022年12月、勢い止まらず月間リスナー数1100万人へ
藤井 風さんの自身最高は2023年2月12日の11,781,586人でした
そして、アジアツアーもあった2023年、「死ぬのがいいわ」がなんと2年連続で「世界で最も再生された国内アーティストの楽曲」に
歌詞サイトGeniusでも様々な記録を更新した2023年となりました
終わりに
このnoteではアーティスト藤井 風さんのSpotifyリスナー数増加の様子をデビューから1000万人突破までをかなり端折りながら追ってみました。遡ってみると藤井 風さんが世界のリスナーに見つかってからの勢いに圧倒されます。
YouTubeの登録者数やインスタフォロワー数などと異なり、メディア露出や新曲リリースの影響で大きく増減するのがデフォルトのSpotifyリスナー数。1000万人を切った、ずっと減少傾向にある、など短期的に注目してしまう方もいるかもしれませんが、藤井 風さんは「死ぬのがいいわ」のバズが収束してからもリスナー数が激減することなく800万人強にとどまり、国内アーティストではまだまだトップなんです。2023年も多くの新しい日本の曲がリリースされ世界で聴かれたにも関わらず、「死ぬのがいいわ」は2年連続で「世界で最も再生された国内アーティストの楽曲」に。これは凄い事ですよね。2024年も世界の音楽ファンが藤井 風さんの音楽に出会い、驚いたり幸せになったり「みんな聴いて!」と叫びたくなる1年になるのでしょうか。
ということで推敲する時間もなく2023の大晦日にひとまずまとめ終えたnoteなのですが。藤井 風さんの音楽が既に大好きなファンの方の振り返りは勿論、国内アーティスト初の月間リスナー1000万人はどうやって達成されたのか、知りたい方々の参考にもなれば幸いです。では皆様どうか良いお年を!