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シンママ奮闘記〜転職と葛藤、福祉現場の実態〜

こんにちは、明るいシンママとみ子です。


さて、世の中のどのくらいの人が
『天職』に出逢えているのか………
そんなことを
ふと思うことがあります。


私は介護福祉士を
「ほんまに天職や」と
思っていまして


おじいちゃん
おばあちゃんが
大好きで

「今日も楽しかったー」
なんてセリフは
日常茶飯事なんですが

職場では何故か
変わり者扱いされおります(笑)

十人十色の性格に
自分を合わせていくと

認知症や精神疾患があって
「難しい」って判断されてしまう
そんな人とでも
コミュニケーションが図れ
信頼関係を構築することができる。

そこに気づいてから
相手の心を分析して
どうしたら信頼してもらえるのか
考えて試して
失敗してまた悩んで
閃いてまた試す…

そんな毎日が
楽しくてたまらなくなりました。


世代の違う人と
心が通じ和えた瞬間

苦しみ悲しみを
共感できた瞬間
一人の人間の魂に
触れることができたようで

その方の人生や
存在自体が
とても愛しく思えて
「頑張ってこられたんですね…」と
何ともいえない
気持ちになるのです。

そして気付くとハグして
ビックリされております。

一筋縄ではいかないことも多く
心折れそうになることも
当然ありましたが

コミュニケーション能力は
この数年でかなり
上がったと感じていますし

またこれが仕事以外に
役に立っているという

本当にありがたい話………

こんなに勉強させてもらって
お金ももらえるなんて
なんて幸せなことなんでしょう…

私にとって
大好きな高齢者福祉ですが

長く努めていると
現場が慢性的に抱えている
問題にも直面します。

よく挙げられる人手不足ですが
これはもう本当にそうでして…

介護のお仕事自体
求人はものすごく沢山あるんだけど
どこの施設も人が入ってこない

それは給与が安い
(ハードな仕事の割に低賃金)
であることが
原因としてあるけど
施設側もお給与があげられない。

(介護保険は上限があるので
施設も多くの利益を
うむことができない)

人が一人辞めてしまうと
ただでさえ少ない他職員に
さらに負担が掛かり
離職に繫がったり

あとは人が少ないので
サボる人を解雇し難い。

新人教育もする余裕がないので
新人さんにしっかり仕事内容を
教えることができず
放置された気がして
退職に繫がったり…

ひゃあーーーーー
あるある問題点
自分で書いててもビックリ

もちろん例外の施設も
あるかとは思いますが
少なくとも私の周りは

こんな感じで
ここだけ見ても
日本の課題が見えてくるな
と感じています。

いつか自分の親や自分
更には子どもたちが

順番にお世話になるであろう
この高齢者福祉の危機を
どう乗り越えていくのか

日本という国が
高齢者をどう守るのか

そして自分に何ができるのか

考え、できることはしていきたい
と感じているところです。





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