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助っ人浜ちゃん

こんにちは今宵も明るいシンママとみ子です


今日は『はまちゃん』という存在についてのお話し



むかしむかし
かれこれ10年前の物語……



あるところに愛称『はまちゃん』という愛されキャラの男の人がいました。

(うーん そうだな岡村隆史さんを二周りほど細くしたような人?)



『はまちゃん』は
私が25歳位のときに
職場で出会った先輩で


その後独立整備工場を自営で始められたのですが


独立前の一緒にお仕事してる間はまちゃんと社長は
よく喧嘩をして口論が社内に響くことも
珍しくありませんでした


ヒートアップすると
セロテープは本体ごと日によってはホッチキスや文房具も空中を飛んで


私はその漫画のような光景を目を細めて眺めていました


こんな感じで……(=_=)


時々はまちゃんと受けた2時間の説教は今でも謎であり懐かしい思い出です……


あまりにも頻回な喧嘩に我慢の限界が来た私テーブルをドンッと叩き涙ながらに云いました。


「いい加減にしてください!!職場の空気はお客様に伝わります。どうして…どうして仲良くできないんですか!」


生意気な態度が社長の逆鱗に触れたと我に返ったのですが


「はまちゃん……聞いたか?お前はこの子がこんなに真剣に店のことを考えてくれてるのに何も思わんのか!!!!」


何故か社長の心に響いたようで…それを聞いたはまちゃんは


「…ごめんね」

と反省した様子…………

だけどもそれも一瞬でその後も相変わらず喧嘩は続きました


…………(=_=)



愛想が尽きた私はその後退職それからしばらくして

整備工場は閉店しはまちゃんの独立となったのでした。



独立を知ったのは
私の離婚後3年ほど経ってからで開業のお祝いに
お花を届けたことを覚えています。


その後はシンママになった私に車を格安で販売し修理も無料事故をしたときも何から何までお世話をしてくれて


何なら私の知り合いにも無料でサービス提供
(商売する気あるのか(笑))


はまちゃんのお店は私の憩いの場所お気に入りの喫茶店のようになり(多分邪魔、笑)


なかなか人生が思い通りにいかない
そんな時期にお店に行くと


『おれをみて元気だしてこんなおれでも生きていけてるんだからさ』


『だから大丈夫だよ』と声をかけてくれました。


その後私が忙しくしてる間お店は閉店はまちゃんは何処かへ…


経営が上手く行かない状態にあったと知ったのは少し経ってからでした
(もしかして無料だから?)



私の人生には昔からこんなふうに助けてくれる人が幾度も現れてくれます。



用がすんだらいつの間にかいなくなるそんな不思議な出会いが幾度も


人との出会いは偶然のようで必然でありきっと誰もが人生に『はまちゃん』のような存在がいて



蜘蛛の巣の糸みたいにみんなが繋がって影響しあってる


辛いとき私を助けてくれた『はまちゃん』のように
私も誰かにとっての『はまちゃん』でありたい


いや、無理やりじゃなくて自然にそうなってたらいいな


みんなのもとにも素敵な助っ人『はまちゃん』が現れますように・・・


さらば!!


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