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ワーママだけど単身海外留学することにした

もうすぐ2歳になる子供と、大好きな夫と離れて、単身で1年間海外で暮らすことにしました。
元々海外志向だったわけでもない、普通の会社員の私がなぜこんな決断をしたのかを綴っていきます。



一度取り逃がしたチャンスとタラレバ

コロナ禍も落ち着いた頃、学生時代からコンプレックスのあった英語に、そろそろ向き合おうかな・・・と始めたTOEICの受験勉強。お勉強だけは得意なのだけど、どうせならモチベーション維持のために英会話もやろうと思い、DMM英会話にも登録。これが転機でした。
なんだかちょっとノってきて、話せるかも?と勘違い。
タイミングよく会社でアメリカでの技術研修の話があり、エントリーしてみたら、全然人気がなくてサクッと決まり、行けてしまった。

まあ実際行ってみると、全然話せず聞き取れずボロボロ・・・。笑顔とノリでメンバーと仲良くなれたけれど、肝心の研修の中身が6割くらいしかわからない。でも実際に自分の目で、体で、世界に繋がっていけるんだと感じられたことが嬉しくて、グローバルに活躍する人になりたい、いつか海外駐在をしたいと考えるようになりました。

そしてそういう気持ちであることを社内で話しまわっていたら、タイミングも良かったのでしょう、しばらくして海外駐在の打診を受けました。嬉しすぎる。

しかしその時私は妊娠をしており、断るしかありませんでした・・・。

「もし妊娠をしていなければ」「もっと若い時に希望を出していれば」
そう思いながらも、諦めざるを得ない状況を受け入れ、いつか将来またチャンスが巡ってきた時のためにと臨月まで英語の勉強を続けたのでした。
(臨月に受験した結果が産後に出て、最高得点を叩き出していて本当に嬉しかった!でも当時の自分を振り返ると、焦り過ぎてがんばり過ぎていたなと思います・・・。)

日本のジェンダーギャップ、海外という桃源郷

とにかく日本のジェンダーギャップ指数は低い。2024年、日本は156カ国中118位だそうです。どの国に行っても大体日本よりマシということになります。
https://www.joicfp.or.jp/jpn/column/gggr2024/

データではよくみるけれど、本当にそんな世界があるのかずっと見てみたいと思っていました。もちろん性差別以外の差別はあるのだろうけど、どっちがマシでどう違うのか体感しないとわからないし。

ジェンダーに関するもやもやについては後日別の記事でアップします。

家族で海外で暮らしてみたい

産後早めに職場復帰したかったのですが、期中での保育園入園は難しく、また復帰しても収入と育休手当に大差ない、保育料でマイナスになるということで諦めていました。
いろいろ方法を模索する中で、「こんなにやる気があるのに、働くって言ってるのに、それに対する支援やインセンティブがないっておかしい。私が働くことには価値がないの?」と落ち込んでいました。(これに夫がとても賛同してくれてありがたかった。)

また、よく言われていることですが、収入が上がるにつれて税金や社会保険料が高くなってきて、その割に子育て支援は手薄で、保育料はめちゃ高いという状況を体感し、不満が溜まっていきます。

なんか、日本で働いて納税して子育てしても、辛いばっかりじゃない?
日本にこだわる意味ってなくて、海外移住してもいいんじゃない?

短絡的ですが、そう思ってしまいました。
冗談半分ですが海外転職を調べて、いくつか面談を受けたりもしていました・・・。

今ならいけるかもという恵まれたタイミング

いつか2人目の子供が欲しいと思っているのですが、2人いたらもう身動きが取れない気がしました。やりようはあると思いますが、難易度がもっと上がってしまいそう。2人目を産むまで、まだ30代の今なら猶予があって、子供が1人だけなら夫がおばあちゃんの手を借りればなんとかなると思いました。
自分自身も家族も健康で金銭的な問題もなく、保育園のうちなら時間の融通がきくし、記憶に残らないだろう。寂しいだろうけど、男親が単身赴任するとか、シングルファザーとかいろんな家庭があるのだし、パパとおばあちゃんがいたら、愛着形成する先はあるのでは。

いろんな言い訳を思いついて、チャンスに飛びついてしまいました。
どんなチャンスが巡ってきたのか、そして一体何をするのかはまた後日。


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