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ギャップは創られる


大学の授業でキャリアについて学んだ時のこと。

産業組織心理学という学問で産業活動全般を対象に、
そこで発生する様々な問題を心理学的な視点で検討するものである。


今週は、リアリティショック(現実ショック)という概念に出会った。
これ入社前の理想と入社後の現実とのギャップに悩むこと、
すなわち理想と現実とのミスマッチのことを指す言葉である。


これは多かれ少なかれ誰しもあるそう。


ここでこの概念に近い身近な言葉として”ギャップ”を連想した。
就職活動をしていた時には入社後のギャップを出来る限り無くそうと動いていた。
そして私なりに納得感を持って就職活動を終えた。
けれどそんな私もゆくゆく経験することになるギャップ。


不安がっても仕方ない。
出会うことを知れたのだから
それの動じない覚悟を今から磨いておこう。


そもそも日常の会話で使われるギャップは、感情や意見、能力などが
想定していたものと異なった時に感じる心の落差のことをいう。


これは恋愛における例が分かりやすい。

恋愛における効果的なギャップとは、
「思っていたのと違う」という気持ちを生むことだ。
「思っていたよりも〇〇!!」と予想を裏切ることで
好感度が上がったならば、それが異姓の心を惹きつける。  


この現象を考えてみると、
”思っていたの”というのはよくよく考えると
その人の主観、思い込みからきてるものということに気づく。


人や物事に向き合う時、多かれ少なかれ
自分自身特有のフィルターをかけてそれらを認識するのだ。

キャリアにおけるギャップも同じ。
所詮は自分の思い込みから来たるもの。


これから先出会うリアリティショック。
出会うことは避けられないかも知れないけれど、
このことを心に留めておくだけでも
リスクに打ち勝つ力がより高まるはず。

未来を知れたこと、感謝したい。
そして学問はより幸せに生きる手段だと改めて感じる。


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