クリスマスにIR活動を振り返って、誰かのプレゼン資料作りや投資の参考になればいいなという話🎄
こんにちは！
GMOペパボ 経営戦略部経営企画チームの「mitapan(みたぱん)」こと
三田です！
この投稿は、GMOペパボディレクター Advent Calendar 2022のエントリー記事です。なにか書こうとおもったら、すでに12/25しかあいてないじゃない！大トリもらっちゃっていいのかしら・・・！？と思いつつ、思い切って書いてみます！初めてブログを書くのですが、優しい目で見守っていただけたら幸いです！
さて、12/25といえばクリスマスなんですが、そういえば私は名前が「三田」なので、漢数字の「サン(三)」に田んぼの「タ(田)」の読み仮名をとって、小学生の時のあだ名は「サンタ」って呼ばれていました。
他のあだ名は、「みたぱん」「みったー」「みーくん」「みたんこぴったんこ」「セクハラ部長」といったところでしょうか。中学生ですでにセクハラ部長の称号を獲得していました。一番長いあだ名の友達は、友人の増田さんでしたが、「まっすんどっすんノスケンタッキー・フライドチキンたまんじろう・ダブルバージョンイーエックス」というあだ名で、今でも忘れられません。
さて、脱線してしまいましたが、なんの記事を書こうかなぁと思い、せっかくなので私が日々仕事としてやっているIR(インベスターリレーションズ)活動で、決算資料の事例や他社の良い資料の事例を紹介して、だれかのプレゼン資料作りや投資のきっかけ、IRの理解向上に役立てばと思い記事を書かせてもらいます。
IR活動の中で参考にさせてもらった資料や、決算資料での新しい情報開示をご紹介！
■投資家向けのデータ集を開示
投資家の方とミーティングをしていると、KPIデータまとめってありませんか？と言われることが結構あります。そこで、昨年より「投資家向けデータ集」の開示をスタートしたわけなんですが、このデータ集を作成するにあたって、参考にした資料がタメニー株式会社の「FACTBOOK」です。
いや～、このFACTBOOKは決算補足資料のあつかいなんですが、すごいのなんのって、投資家説明に必要な情報が全部詰まっている感じです。企業情報から、財務データ、セグメントの細かい説明、ESG・組織図・沿革まで、本当に良くまとまっていて凄いんです！ぜひとも真似したい！
GMOペパボの資料も、まだまだ情報量は少ないですが、KPIデータ集の充実や、会社説明資料などの開示情報も日々更新していきますので、どんどん内容を充実させていき、いつかFACTBOOKのような資料を完成させていきたいと思います！！
■決算説明会資料での新しい開示
1Q決算説明会資料
2022年第1四半期の決算では、カラーミーショップの実績をどうやって表現するか。を意識しました。以前から投資家面談では、カラーミーショップにフリープランと有料プランがあるが、契約件数に明細がないからよくわからないなぁ…とご指摘をいただいていました。
第1四半期を機に、契約件数の内訳としてフリープランと有料プランを色分けしました。また、これまでは全部ごちゃまぜだった顧客単価も有料プランのみに絞ることで、価格改定の結果も反映できるし、ストック収益にも大きな影響のある単価しっかりと発信できたことがよかったと思います。
↓こんな感じです。
2Q決算説明会資料
第2四半期には、業績が好調なストックビジネスについて、長期的にみて解約率はどういった推移になっているかを決算資料に加えました。
このときには、note「SaaS企業のチャーンレート比較」や、各社の決算資料をまとめているサイトなどを参考にさせてもらい、マネジメントとの相談やデザイン部門の力をお借りして、下記のような推移を載せました。長期目線の資料表現を加えられたことで、投資家のみなさまにも中長期で解約率が改善していることがお伝えできたのではないかと思っています。
↓解約率が下がり、ストック収益が上がれば次の投資にも繋がります！
今は有料になってしまいましたが、noteなどでもSaaS企業のKPI比較がよく比較されていたりします(上場SaaSのKPI公表のすべて)
3Q決算説明会資料
第3四半期決算資料では、苦戦が続くEC市場のなかでも、各カテゴリー別に見れば伸びている領域がちゃんとあることや、ECカートサービスのなかでも現状の領域だけではなくて、より流通額の大きい領域へ進出していく必要があるということを市場データも加えて、よりわかりやすく情報発信できたのではないかと思っています。
PR TIMESや経済産業省のBtoC-EC市場規模などをみながら、どういったデータを使えば、より深く自社を理解してもらい、期待値をもって投資いただけるかいつも頭を悩ませています！
■おわりに
2022年もいろいろと開示情報を追加したり、試行錯誤しながら、どうやったら投資家の方に理解してもらえるか、期待を持ってもらえるかを考え、挑戦しています。
まだまだIRとしては情報不足な部分もあるかと思いますが、積極的に投資家の皆様との対話を継続していきますので、GMOペパボ㈱(証券コード3633)へ投資いただけたら幸いです！
また、こういった他社事例や自社の新しい開示を紹介して、プレゼン資料の作成に役立ってくれたら嬉しいです。
ということで2022年12月25日のGMOペパボディレクター Advent Calendar 2022のエントリー記事とさせていただきます！
それでは、メリークリスマス🎄
この記事は「GMOペパボディレクター Advent Calendar 2022」に参加しています。