【ガラパゴス諸島2024年3月】「動植物の宝庫」ガラパゴス諸島へ行ってみて
2023年10月より世界一周の旅に出発し半年が経ちました。時間が経つのは早いですね。半年間は中南米で過ごしました。
中南米ってとても魅力的で楽しい場所ですよ!
そんな中で、2024年3月にガラパゴス諸島へ行ってきました!!
ガラパゴス諸島に行くと言ったら多額の費用がかかると思いますよね。現地でのツアーに参加すると1ツアー最低でも100USドル〜と高額です。
世界一周中の我々は、節約しながらも楽しむことは楽しみたいというスタイルでやっています。なので、今回ガラパゴス諸島ではツアーには参加しないで楽しんできました。
今回紹介する内容については、自分たちが利用した飛行機・船・ホテルや行き方、おすすめの過ごし方を書いていきます。
※なお、この情報は2024年3月時点のものです。
最後には、私たちが8泊9日で実際にかかった費用についてもご紹介します。
1.ガラパゴス諸島とは
ガラパゴス諸島は南米のエクアドル本土から西に約1,000km離れた場所にあります。
約8,000平方キロメートルの範囲に浮かぶ約120もの島々からなる生き物たちの楽園、ガラパゴス諸島。
1978年に世界自然遺産の第1号の一つとして登録され、2001年には周辺海域、ガラパゴス海洋保護区も含めて拡張登録されています。ここでしか見られない固有の自然こそが、ガラパゴス最大の魅力です。
2.ガラパゴス諸島のベストシーズン
ガラパゴス諸島のベストシーズンは、6月から12月までのドライシーズンが特に人気です。
この時期は乾季であり、海は比較的穏やかで、水中の視界も良好です。また、陸上での活動も快適で、多くの野生動物が見られる季節です。
ただし、ガラパゴス諸島は一年を通して訪れることができますが、ウェットシーズン(1月から5月)は雨が多く、海は荒れやすくなることがあります。そのため、水中の視界や動物の活動量が少し制限されることがあります。
ですが、水温が高くなるのはこの時期なので、ダイビングやシュノーケルを楽しむならこの時期でもいいかもしれませんね。
私たちが訪れたのは3月でしたが、滞在中雨が降ったのは1日だけで、天候には恵まれました。おそらく、年中いつでもシーズンなのかもしれませんね。
あとは、滞在日数を長めにとって天気が悪くても対応できるようにしておくのがオススメです。
3.ガラパゴス諸島への行き方
・ガラパゴス諸島の有人島について
ガラパゴス諸島の中で人が暮らしている有人島は4島のみ。
ガラパゴス諸島は97%が自然保護区で、残された3%の居住区の中で人々が暮らしているそうです。そして、人の生活するところには交通が発生するもので、それぞれの島へ渡る定期船が運航されています。
約120の島々の中で、個人で移動できる有人島はサンタ・クルス島、イサべラ島、サン・クリストバル島、サンタ・マリア島の4島のみです。
その中で今回は、サンタ・クルス島、イサべラ島、サン・クリストバル島の3島を訪れました。
・エクアドル本土から出発
ガラパゴス諸島へ行くには、まず本土であるエクアドルの首都キト、もしくは最大都市グアヤキルが拠点となります。
私たちは、世界一周中にガラパゴス諸島へ行ったためペルーからエクアドルに入国しましたが、日本からガラパゴス諸島へ向かう場合は、アメリカ乗り継ぎ等でエクアドルに入国する必要があります。
ちょうど私たちが、エクアドルに入国した際は、エクアドルで緊急事態宣言が出ており、陸路で入国する場合は、無犯罪証明書が必要とのことで、しかも旅中にその無犯罪証明を所得するには、なかなか大変なようで・・・・。
それが空路入国だと無犯罪証明の提示が免除されるとか。
陸路でも免除してくれやーって感じですよね。
ということで、今回はぺルーのリマから空路でエクアドルのキトに入国し、そしてキトからガラパゴス諸島往復で行ってきました。
私たちはガラパゴス諸島から帰ってきた後に、キトの旧市街や赤道記念碑に行ってきましたが、特段キトの街中が治安が悪いようには感じませんでした。
・ガラパゴス諸島の空港について
ガラパゴス諸島にはバルトラ島(サンタ・クルス島に隣接)とサン・クリストバル島に空港があり、この2つの空港とエクアドル本土(キト・グアヤキル)間のフライトが運航しています。
運航している航空会社は、Avianca航空と LATAM航空の二つ。
ガラパゴス諸島の中でも、移動の拠点となるのはサンタ・クルス島となるので、基本的にはバルトラ島(サンタ・クルス島隣接)の空港を利用することになると思います。
また、気をつけないといけないことで、上記の写真のようにサンタ・クルス島とそれぞれの島はフェリーで直接繋がっていますが、左右のイサベラ島とサン・クリストバル島はフェリーで直接繋がっていないため、真ん中のサンタ・クルス島を経由する必要があります。
私たちは往復ともAvianca航空利用で、ガラパゴス諸島に入る時はバルトラ島(サンタ・クルス島隣接)から入って、出る時はサン・クリストバル島から出ました。
基本的に、ガラパゴス諸島内の移動はフェリーです。1回の移動で30USドルかかります。3つの島を安く巡るのであれば、別々の空港から出入島するのが最適です。
私たちは、サンタクルス島で3泊、その後にイサベラ島で3泊、サン・クリストバル島で2泊の順番で過ごしました。
しかし、記事内で後述しますが、島間の移動のフェリーが午前便と午後便の2便しかないため、おすすめの過ごし方としては、サンタ・クルス島に到着したら、その日の午後便でイサベラ島にまず向かい、イサベラ島で過ごします。そして再びサンタ・クルス島に戻って来て数日過ごして、その後に、サン・クリストバル島へ向かうことをおすすめいたします。
・エクアドル本土出発時の手続き
ガラパゴス諸島への入島にあたり、飛行機に乗る前に事前にやらなければならないことがあります。
朝6時54分発の飛行機だったので、全ての手続きが比較的スムーズに進み、1時間ほどで搭乗口までたどり着きましたが、時間帯によっては大行列で時間がかかるようなので、余裕を持って空港へ行くようにしましょう。
〈STEP1 : TCTの入手〉
キトの空港に入ると、出入り口の近くにこのようなカウンターがあります。
ここは、TCTを入手するためのカウンターです。TCTとは、「Transit Control Card」の略で登録した後、滞在資格として発行されるカードのことです。
これを発行しないとガラパゴス諸島へ行けませんのでご注意ください。
登録時には、パスポート番号などの個人情報の他、入島及び出島する飛行機の便、滞在先のホテル名、滞在期間の情報がすべて必要になります。
そして、TCTの費用を支払います。外国人の大人1人につき20USドルで、現金のみの受付です。
空港内にATMもありますので、現金(USドル)がない場合は空港で準備することも可能です。後述しますが、ガラパゴス諸島に入る時も別途100USドルかかるので、あらかじめUSドルは多めに準備しておきましょう。
こちらのカードはオンラインで事前に登録することも可能です。
オンラインでの事前登録フォームはこちら。
事前登録していても、こちらの空港で発行手続きが必要になります。
TCTの手続きが終わると、1人、1人にこのようなカードが渡されます。
入島時に必要になるため、すぐ出せるように持っておきましょう。
〈STEP2: 追加の荷物チェック〉
通常の荷物関連の手続きに加え、セキュリティチェックや、預け入れ前に、荷物のチェックを行います。
TCTのカウンターからチェックインカウンターに向かう間の右側に、このような部屋があります。
こちらの部屋は、バイオチェック(ガラパゴス諸島への果物や動物持ち込み確認)が行われます。部屋の中では預け入れの荷物と、手荷物をX線の機械に通します。
預け入れの荷物は、確認後に開けられないよう、留め具またはシールがつけられます。
ガラパゴス諸島は外食が高いので、自炊がおすすめです。エクアドル本土から食材を購入してくるのがいいのですが、野菜や果物は、ガラパゴス諸島の生態系を壊すため持ち込みが禁止されていますので注意しましょう。
〈STEP3: 航空会社のカウンターの手続き〉
チェックインや預け入れの荷物の引き渡しが必要な場合は、この後に航空会社のカウンターで手続きを行います。
この後は、普段の飛行機移動と同じように、出発ゲートに向かうのみです。
こちらのキトのマリスカル・スクレ空港にはプライオリティーパスの利用できるラウンジがあり、軽食も食べることができました。
私たちはAviancaでガラパゴス直通の便に乗りました。飛行時間は2時間半くらいでした。
ガラパゴス到着前に飛行機内では、手荷物棚に殺虫剤を吹きかけていました。おそらく外来種とかを島内に持ち込ませないためかと。
・ガラパゴス諸島到着時の手続き
ガラパゴス諸島に着いたら、入国手続きのようなカウンターがあります。ここでは、パスポートとTCTの確認があり、入島するための料金を支払います。外国人の大人1人あたり、100USドルなので手続き時に支払います。入島の支払いは現金のみの受付となっており、飛行機を降りてからカウンターまでの間にATMはありません。
ちょうど私たちが搭乗した飛行機に日本人の2人組の方達がおり、ドルを現金で持っていなかったため、手続き時に空港内のATMで引き下ろしてから戻ってくるようにと言われていました。
しかし、空港内のATMが作動せずしばらく困っていたため、200USドル貸してあげました。(担保で3万円を受け取って、後日ガラパゴス島内で返してもらいました。)
ですので、ガラパゴス諸島に行く前に最低限かかる分のUSドル札は引き出しておくようにしましょう。
その後、入島する際には、パスポートにスタンプを押すかどうか聞かれます。私は押してもらいました。
TCTの半分を渡されるので、これは出国時に必要となるので無くさないようにしてください。
預け入れの荷物をピックアップは、通常の空港とほぼ同じです。
※こちらのガラパゴス諸島への入島税が2024年8月より100USドルから200USドルに値上げされるという記事を見かけました。
オーバーツーリズムを抑えるためのようで、観光地の環境を守るためなので仕方がないですね。
・サンタ・クルス島への行き方
〈バルトラ島からサンタ・クルス島への行き方〉
空港はバルトラ島にあります。観光の拠点となる場所はサンタ・クルス島です。まずは、空港のあるバルトラ島からサンタ・クルス島へ移動する必要があります。
この移動は「11USドルの移動」と誰かが呼んでいたのでこの呼び方を採用。
空港から市内に行くためには避けられない移動です。地味に高い。
空港を出ると、「LOBITO」と書かれた白いバスが待っています。港へ移動するには、このバスのみなので、迷わず乗ることができます。バスのチケットは、空港を出て右側にカウンターがあるので、そこでチケットを入手します。大人1人5USドルです。現金のみ。
バスは、中の席が埋まると出発します。大きな荷物は、バスの中に係員さんが積んでくれます。空港から港まではバスで15分くらいで到着しました。
このバスの中では、「ガラパゴス〜」と連呼している謎な音楽が流れています。
島の内陸部を走り、港に到着する前にバスは一度停車します。
ここは海が綺麗に見えるポイントで、「ようこそガラパゴスへ、ここが絶景ポイントなので写真撮ってー!」という感じで止まってくれます。
港に到着すると、すぐボートに乗ります。
ボートの行き先はサンタ・クルス島のみなので、どこ行きかを確認する必要はありません。
ボートに乗ると、係員さんが乗車賃である1USドルを回収しにきます。現金のみ。バルトラ島の港からサンタ・クルス島の港までの乗船時間は5分くらいで到着します。
〈プエルト・アヨラへの行き方〉
到着したサンタ・クルス島の港は、メインの街であるプエルト・アヨラからは離れています。そのため、港から街へ移動する必要があります。
プエルト・アヨラまで私たちはバスを利用しました。港に降りるとバスのスタッフが待ち構えているので、そこでチケットを購入してバスに乗ります。料金は、大人1人、5USドルです。現金のみ。タクシーで行くこともできますが、タクシーの場合は25USドル〜かかるようです。
チケットを購入すると、バスの場所を教えてくれます。少し奥の方にバスは止まっているので歩いて行きます。大きな荷物はバスの下に置くことができます。
バスは、席が満席になると出発します。出発前に、チケットの回収があるので無くさないようにしましょう。
プエルト・アヨラまでは30分ほどで到着します。
プエルト・アヨラの街では、バスの最終到着地はこちらのムニシパル市場の目の前でした。
私たちが宿泊していたのは港沿いのホテルだったため、ここからは歩いて10分ほどで着きました。
4.有人島3島での過ごし方
・サンタ・クルス島(Isla Santa Cruz)
プエルトアヨラの海沿いから海を眺めているだけでも楽しいんです。
まず目に入るのは、ボートの桟橋の上にそこらじゅうにアシカが転がっています。
たまに、桟橋を勢いよく登ってくるアシカがいるんですが、ガラパゴス諸島のルールにある「野生動物とは2mの距離を確保しないといけない」に則ると、近づいてくるアシカから私たちが逃げないといけなくなります。
他にもペリカンが、飛んでいるのを観察していると上空で狙いを定めて一気に下降して魚を仕留めに行くのが見れます。
またそれにともなって他の鳥たちがおこぼれを狙いに群がります。
しばらくペリカンを眺めていると、こいつ狙いに行くなって瞬間がわかってきます。
〈おすすめスポット〉
それでは、サンタ・クルス島のおすすめスポットご紹介。
◎魚市場
ガラパゴス諸島に行く前から楽しみにしていたこと。
それは刺身を食べること!!世界一周の旅に出てしばらく刺身を食べておらず、刺身が食べたかったんです。
ここガラパゴスでは朝採れたての魚を買える魚市場があります。
場所はこちら!
ここの魚市場では、必要な分だけおばちゃんが切って売ってくれるので食べたい分を買って帰ります。
すぐ後ろではアシカとペリカンが魚のおこぼれを狙っています。
買って帰った魚は刺身でいただきます。
醤油で食べる刺身がやっぱり美味い!!!!
このために刺身醤油を大事に持っていましたが、わさびもどこかで買ってこれば良かった・・・と少し後悔しました。
◎Las Grietas
プエルト・アヨラからボートに乗って少し渡った先からしばらく歩いていくとゲートに到着します。
こちらの入場料(ツアー)は1人10USドル。
シュノーケリングも中で1つ5USドルでレンタルすることも可能です。
ここから先へ入場するには、指定のツアーガイドと一緒に入る必要があります。30分毎に出発するグループツアーです。
ちなみに「Camino a las Grietas」は「亀裂への道」という意味です。ここへたどり着いて、その言葉を実感した。ここは海の一部。岩に亀裂が入り、海の水が内陸部まで流れ込んだ奇跡の峡谷なのです。
入り口から歩いて10分ほどして、木の梯子を降りるとめっっちゃカッコ良いエメラルド色の渓谷が現れます。そしていざシュノーケリング。
透き通った海水で、中には大きめの魚も泳いでいて、光のカーテンも見ることができ美しさを感じます。
◎チャールズ・ダーウィン研究所
ガラパゴスといえば、ガラパゴスゾウガメですよね!
もともと、ガラパゴス諸島とは『ゾウガメたちの島々』という意味。
こちらのチャールズ・ダーウィン研究所はダーウィンが種の起源を執筆する際に調査を行なった場所なのです。
こちらの施設では、基本的にガラパゴスゾウガメを見るには施設入場料(ツアー)が必須。こちらのツアーの申し込みはチャールズ・ダーウィン研究所までの行く道の途中にあります。
※ツアーに参加してなくても、裏技で施設の一番奥に行けばゾウガメを見ることができる場所はあります。
先にゾウガメは見れましたが、せっかくなのでツアーに参加してみました。
こちらのツアーは1人10USドル。およそ1時間半おきにツアーが行われてて、スペイン語と英語に別れており、私たちが参加した時はスペイン語の方は参加者が多かったのに、英語ツアーは他に誰もいなかったので、プライベートツアーになりました。
ゾウガメの繁殖について説明してもらった後に、実際にゾウガメの赤ちゃんも見ることができます。
小さいカメのテクテク歩きは見てて可愛いものですね。
この太い幹を持つ木に見えるものは、実は「サボテン」なのです。
固有種のガラパゴスウチワサボテン。
この島のうちわサボテンがこのように大木化したのは、この島に昔からリクイグアナが数多く生息したためです。
リクイグアナはサボテンの実や花を主食とします。しかし全て食べ尽くされてしまっては、サボテンもたまったものではありません。
このように背を高くすることでリクイグアナの届かない高さに実や花をつけ、太くて頑丈な幹を持つことでリクイグアナが登って来られないように進化を遂げたようです。
知らなかったのですが、リクガメとウミガメを英語でいう場合は違うようでね。よく言う、「turtle(タートル)」は水に住むカメで、陸に住むカメは「tortoise(トータス)」というようでした。
この下の写真を見るとよくわかるのですが、リクガメとウミガメの甲羅の違いがよくわかりますね!
◎1USドルソフトクリームのお店
島の人たちにも、観光客にも愛される1ドルソフトクリームのお店。
ガラパゴスの昼間はなんといっても暑いので、そんな時にはこのソフトクリームが食べたくなるんです。何度も食べに行っちゃいました。
暑くてすぐに溶け始めてしまうので、ソフトクリーム受け取ってからはいかにこぼれないように食べれるかが勝負。
◎5USドルご飯が立ち並ぶ通り
ガラパゴス諸島での外食は高いです。しかし以下のお店付近には5USドルでご飯を食べられるところが集まっています。
大体どこのお店も同じシステムで、米とエビもしくはペスカード(魚)のソース和え、フルーツジュース付きで5USドルという値段です。
基本的にはガラパゴスでは自炊で過ごしていますが、その中でも海鮮を買うのは高いんです。これくらいのお値段で海鮮を味わえるのは嬉しいですね!
いくつかお店があるので滞在中は、別々なお店に行ってみました。
お店によって、スープが出てきたり、ジュースのおかわりが無料でできたり様々。
◎サンタ・クルス島内の大きめなスーパー
サンタ・クルス島にも大きめのスーパーはあります。大体食材は揃っているのですが、値段が島価格で高いものもあります。
〈宿泊したホテル〉
今回、サンタ・クルス島で宿泊したホテルはこちら。
「Hostal Elizabeth」
こちらはbooking.com経由で予約したのですが、お値段は3泊で79.4USドル。1泊当たりと2人1部屋で26.5USドル(¥4,000)でした。
値段の高いガラパゴス諸島では比較的安めな方です!
港まですぐ、キッチンあり、ウォーターサーバーありで快適な宿でした。
冷房はなしでファンはあります。
屋上に洗濯物干せる場所があるので、すぐに乾きます。
・イサベラ島(Isla Isabela)
〈サンタ・クルス島からイサベラ島への移動〉
フェリーの値段はどこの代理店で申し込んでもだいたい30Uドルです。
私たちは、3回分のフェリーをまとめて予約したため、割引交渉しましたが、それぞれ1USドル値引きマイナスの29USドル×3回の87USドルとなりました。
サンタ・クルス島からイサベラ島への移動は、午前便と午後便があります。
運行会社は何社かあるようで、申し込みするツアー会社によって様々。
この日は7時発のフェリーに乗ります。集合時間は6時10分でした。早い。
港近くのブースで受付をすると、このプレートを受け取ります。これがフェリー乗船のチケットとなりますので、乗船するまで持っておきます。
入出島する場合は荷物のチェックがあります。
それを通過すると、フェリーに乗るために水上タクシーで移動します。
こちらは1人1USドル。固定で払うの決まってるならフェリーの料金に含んでおいて欲しいですよね。
そして、このフェリーがなかなか揺れるという噂。
前の方が揺れるということで後ろの方の席を確保しました。
(後ろから順番に埋まっていくので、酔いやすい人は早めに並んで後ろの席を確保しましょう。)
多分酔うだろうと思って、あらかじめ酔い止めを飲んでたたら見事に薬の影響もあり爆睡してました。気がついたら着いてました。良かった。
そして、イサベラ島についてからもまた水上タクシーに乗ります。
1USドル支払い。もう・・・。
イサベラ島についたと思ったら、さらにここでも入島料を支払います。
入島料は1人10USドル。あれ、ガラパゴス諸島入るときに100USドル支払ったのに、またここでも支払うのか。お金かかりますね。
イサベラ島に到着してから街中までは少し離れて離れているので、私たちは歩いて行きます。歩いて15分。
暑いので、荷物多い方はタクシーの方が良いかと。
〈おすすめスポット〉
◎Pearl Shell
イサベラ島でのイチオシスポットといえばこちら!「Pearl Shell」
ここは無料のシュノーケリングスポットなのです。
マングローブが生い茂る道を進んでいきます。
道の途中ではイグアナがお出迎えしてくれます。
なんだこの綺麗な海はー!!!早速アシカもいます。
こちらでシュノーケリングをしていると、アシカが真横を通って泳いでいきます。そう、ここではアシカと一緒に泳げるんです。
なかなかこんな機会ないですよね。
この至近距離で水中で一緒にいれるなんて!!
この場所は、人気なスポットなため朝早くに行くことをお勧めします!
少し時間が経つと人が増えてくるので、早めに行くとのんびり楽しめます。
◎Playa Isabela
こちらは先ほど紹介したPearl Shellの隣にあるビーチです。
こちらでは、ビーチ沿いの木陰でアシカ達が休息しています。
見た目は愛らしいのですが、鳴き声は二日酔いのおじさんみたいな鳴き声です。
そしてこちらは運よく見ることのできた、「ガラパゴスペンギン」。
ガラパゴスペンギンは、ペンギンの中で最も低緯度の赤道直下に生息する種類です。そして個体数も1000羽ほどしかおらずなかなか珍しいペンギンなんです。
無数にいる小魚の群れに突っ込んで、小魚を食べて颯爽と消えていきました。
◎La Playita近辺
ガラパゴス諸島で、見てみたかった鳥「アオアシカツオドリ」
なかなかツアーに参加しないと見れないという話だったのですが、ここのビーチ沿いを歩いていると大量にいるアオアシカツオドリを発見。
ほんとに足が真っ青です。
このアオアシカツオドリは、求愛行動の際にはオスがこの青い足を高く上げて気取った様にステップを踏み、目当てのメスに見せつけるようです。
ちなみに、チャムスのキャラクターは、このカツオドリがモデルだったって知ってましたかか?私はペンギンだと思っていました。
◎Camino de Tortugas Gigantes
上記のLa Playitaを抜けて、そのまま進んでいくと所々にスポットがあります。
そしてこちらは、El Estero。マングローブの木に覆われた道を進んでいきます。トトロの世界に入り込んだ気分になります。
そうすると、マングローブに覆われた浅瀬が出現します。
ここの水面が透き通っていてほんと素敵なところ。
この中を通ってシュノーケリングもできる様でした。私たちは何も準備してきていなかったので、入れませんでしたが、シュノーケリングできる準備をしておけばよかった。
また再び、道を進んでいくとCamino de las Tortugas「亀の道」が出てきます。こちらの道沿いには野生のゾウガメが生息しています。
道中に黄色い実が落ちているのですが、こちらはりんごなのですが実は人間にとっては毒りんごのようです。注意書の看板もありますが、お腹が空いても間違って食べない様にしましょう。
そして、道沿いにはゾウガメがいるはずなのですが、これがなかなか見つけ出すのが難しいのです。頑張って探すしかありません。
私たちは、どちらが先に見つけ出せるか勝負をしながら、なんとか見つけ出すことができました!
◎Melecon Puerto Villamil
イサベラ島の夕日を眺めるならこちら。
日が落ちていくのを眺めながら砂浜でビール飲むのは最高ですね。
◎Mi Reina
ビーチからの帰り道に通りがかったパン屋さん。
翌日の朝食用で買って帰りました。
南米で食べてきたパンは基本中身カスカス(パサパサ)のパンばかりでしたが、久しぶりにしっとりとした美味しいパンでした。
◎メルカド・5〜6USドルご飯屋さん
イサベラ島にも5〜6USドルで食べられるお店があります。
小さなメルカドもあり、こちらで食材を買って帰ることもできます。
〈宿泊したホテル〉
今回、イサベラ島で宿泊したホテルはこちら。
「Hotel Insular」
こちらはbooking.com経由で予約したのですが、お値段は3泊で96.75USドル。1泊当たりと2人1部屋で32.25USドル(¥4,840)でした。
こちらが宿泊当時でもBooking.comで最安値でした。
中心部まですぐ、キッチンも充実しており、ダイニングも広々としていました。部屋には冷房がついており快適です。
シャワーもお湯がしっかり出て、熱すぎるくらいでした。
こちらの宿でご飯を作っていると、見覚えのある方が近づいてきました。パラグアイ、イグアス日本居住地の民宿小林で出会った方と偶然にこちらの宿で再会。南米旅していると一度会った方にいろんな場所で再会しますよね。
・サン・クリストバル島(Isla de San Cristóbal)
〈イサベラ島からサンタ・クルス島経由でサン・クリストバル島への移動〉
イサベラ島からサン・クリストバル島への直行便はないため、サンタ・クルス島を経由しなければなりません。
イサベラ島からサンタ・クルス島への移動は、午前便と午後便があります。
こちらも運行会社は何社かあるようで、申し込みするツアー会社によって様々。
この日はフェリー2便を乗り継いで、サン・クリストバル島まで向かいます。イサベラ島発のフェリーは6時発でした。集合時間は5時15分でした。とても早い。
港近くのブースで受付をすると、船会社のプレートを受け取ります。これがフェリー乗船のチケットとなりますので、乗船するまで持っておきます。
いつものように、フェリーに乗るために水上タクシーで移動します。
こちらもいつも通り1人1USドル。ほんとに固定で払うの決まってるならフェリーの料金に含んでおいて欲しいですよね(2回目)。
こちらは朝便ってこともあって移動時間の2時間はしっかり爆睡していました。6時発だったので8時にはサンタ・クルス島へ到着。
そして、次の移動は、サンタ・クルス島からサン・クリストバル島です。
しかし、次にフェリーは3時発なのです。午前便と午後便しかないので、この乗り換えの時間は待たないといけません。
私たちは、チケットを購入した旅行会社に大きい荷物を預けて、サンタ・クルス島のカフェでのんびりしたり、5USドルレストランでお昼ご飯を食べたりして過ごしました。
後から思ったのですが、最適な巡り方としては、1日で2便のフェリーを乗り継ぐのは非効率だなと感じました。先にイサベラ島に行き、イサベラ島で過ごして、サンタ・クルス島に戻ってきて、サンタクルス島で過ごして、最後にサンタ・クルス島に行く回り方をおすすめいたします。
サンタ・クルス島を3時発だったので、サン・クリストバル島に到着したのは5時頃でした。
サンクリストバル島は、他の島に比べてもおしゃれな外観のお店やレストランが多かったです。
そして、港にいるアシカの量も他の島に比べても多い!
〈おすすめスポット〉
サンクリストバル島でのおすすめスポットの紹介です。
◎Muelle Tijeretas
こちらは中心部からは離れているのですが、海岸線を北側に歩いていくとあります。近くには、ダーウィン像(Monumento a Charles Darwin)がありそこからの眺めも綺麗です。
ここは無料のシュノーケリングスポットで、こちらでもアシカとともに泳ぐことができます。
〈宿泊したホテル〉
宿泊したホテルですが、サン・クリストバル島で安い宿は、Booking.com 経由で検索すると、「Casa〜」と行ったように島に在住の方の部屋の一室を借りるタイプの宿が最安値でした。
私たちはちょっとしたトラブルにあったのですが、Booking.comで予約していたところに向かうと、部屋の設備が故障中で泊まれないということになり、その方の知り合いの同じようなタイプの一室に泊まらしてもらうことになりました。
宿泊料金も少し安くしてもらい、お値段は2泊で60USドル。1泊当たりと2人1部屋で20USドル(¥3,000)でした。
キッチンも利用でき、Wi-Fiもサクサク。
冷房もしっかり効いて、不便のない設備でした。
〈サン・クリストバル空港への行き方〉
サン・クリストバル島内の空港は中心部から近く、島の中心部からは徒歩で15分ほどで着きます。
タクシーで行くこともできますが、節約のため歩いて行きました。
歩いて行くことも可能ですがとても暑いです。余裕のある方はタクシーで行くことを勧めます。
こちらのサンクリストバル空港にもプライオリティーパスの利用できるラウンジがありました。カップケーキとコーヒーが出てきます。
その他のジュース類は有料となっていました。
5.実際にかかった費用
いよいよ今回、私たちが8泊9日で実際にかかった費用をご紹介します!!!
それでは、早速ドンッ!!!
いかがでしょうか!
8泊9日で今回総額、¥106,895(エクアドルのキトからの往復として)
※こちらは、1人分の費用です。
飛行機代:¥38,437
フェリー等:¥16,384
入島税等:¥19,630
観光費:¥3,700
飲食費:¥12,313
宿泊費:¥16,319
雑費:¥113
※2024年3月時のレート1$=¥151換算
外食費の高いガラパゴス諸島で自炊メインで過ごし、飲食費等は¥12,313で1日あたりだと¥1,540で過ごすことができました。
宿泊費は¥16,319で1泊あたり¥2,040で宿泊することができました。
(2人1部屋で宿泊時の1人分として算出)
費用のかかるガラパゴス諸島でも、節約しながらでも十分に楽しく満足に過ごすことができました。
6.まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
ガラパゴス諸島では常に見たことのない動物たちに囲まれて、ワクワクしていました。
今回世界一周中にガラパゴス諸島へ行けて本当に貴重な体験ができたと思っています。
ぞれぞれ島3~4日程度観光した感じですが、個人的にはちょうどよかったです。正直1週間だけだと、3つの島を回るとかなり駆け足になってしまいます。
ガラパゴス諸島に行くのを検討している人はぜひ、10日〜2週間を目安にするとのんびり過ごせると思います。
また費用が高額になってしまうツアーを利用しなくても自力でしっかりガラパゴス諸島を満喫できたので、ご参考にしてもらえればと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
読んでいただきありがとうございます。 応援したいと思ってくださる方がいましたら、サポートもぜひお願い致します。 サポートは全て世界一周するための費用にさせて頂きます。