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成功するには空席を狙え #ドラゴン桜メルマガ 123号

学び方を学べ!ドラゴン桜公式メルマガ
2019年6月17日(月)
【Vol.123 取材記事・コラム版】

月曜日7時・木曜日0時の週2回配信


★最新刊『ドラゴン桜2』5巻、発売中!
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こんにちは!担当編集まほぴです。
今週も #ドラゴン桜メルマガ をお楽しみください!

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1.
探求が新たな学びを生む!
生物学者・福岡伸一さんインタビュー
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桜木建二が教える 大人にも子供にも役立つ
2020年教育改革・キソ学力のひみつ

桜木建二がインタビュアーとなって
さまざまな分野の「学びのプロ」に話を聞く本連載。
6月は『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』などの書籍でも知られる、
生物学者・福岡伸一さんのインタビューです!


■生命観を明らかにする学問

 「理科、とくに生物学を学ぶというのは、本当におもしろいことなんです」
 と、長年にわたって生物学を研究してきた福岡さんが、みずから強調する。

 ならばさらに、「理科のすすめ」を大いに語ってもらおうではないか。

 「人がなぜ脈々と、時代を超えて理科を研究してきたのかといえば、私たちを取り巻く世界、すなわち自然の成り立ちを知りたいからです。

 自然というと夏休みに行く海や山を思い浮かべるかもしれないですね。それらはもちろん大自然ですが、そんな遠出をしなくたって、じつはだれの近くにも自然は存在します。

 私たちに最も身近な自然は、私たちの身体です。

 自分がいつ生まれていつ死ぬかは、だれにもコントロールできませんよね。いつどんな病気になるかもわかりません。

 考えてみれば私たちの身体や生命は、自分ではまったく予期せぬかたちで、勝手にうごめくものとしてそこにあります。

 そんなすぐそばにある自然のうごめきの、しくみや理由をよりよく理解するために、私たち人間は、勉強や研究を重ねています。

 生物学というのは、人が生きているとはどういうことかという『生命観』を明らかにするもの。自分自身のことをもっと知るために、この学問はあるのだといえます」

■教科書の知識は「分解」で明らかになったこと

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