感情保全型の人が陥りがちな罠とは?
感情保全型の人の勉強は、インプットが多くなってしまうという特徴があります。
例えば、みなさんが教科書で勉強しようと思ったらどんなふうに勉強しますか?
「……え?普通に教科書読まない?」
と思うかもしれませんが、ただ読んでいても成績ってなかなか上がらないですよね。それよりも、教科書を題材にした問題集をやったり、ノートでまとめ直したりする方が効果がある場合があります。
なんですが、やっぱり感情保全型の人はなんとなく読んでしまうだけになってしまうんですよね。とにかく堅実に、コツコツ積み上げようとするからこそ、「読む」という勉強がメインになってしまう場合が多いです。
他の例で言いましょう。英単語帳をみなさんはどう使っていますか?
多くの場合、英単語を見て、それで成績が上がった気になっている、ということがあると思います。僕も昔、「よし、単語を覚えよう!」と考えて単語帳を読んでいました。
でも、これで成績は上がらないんですよね。
はっきり言いますが、見ているだけで成績が上がるなら、その人は天才です。目で見たものを全部覚えられるのならそれはドラマの原健太くんのような特徴を持つ天才肌の子です。
参考書を読むだけの勉強や、教科書を眺めるだけの勉強にはなんの意味もありません。見ているのではなく、しっかりテストをしたりその単語を使えるか試していかないと意味がないのです。
ということで今回は、感情保全型の人におすすめの、アウトプット重視の勉強法をお話ししたいと思います。
使い方は、使ってみないとわからない
まず、勉強というのは大きく分けて2つあります。
新しい知識や解法を覚えるのがインプット、誰かにそれを説明したり、テストしたり活用するなどの行為がアウトプットだと切り分けられます。
そして勉強というと、多くの人がインプットがメインというイメージがあると思います。本を読んだり、先生の話を聞いたり。
そして、感情保全型の人は、インプットに逃げがちです。
知らないのなら、解けるわけがない。テストでミスなのがあっても、「インプット不足だ」と考えて教科書をもう一度読み直そうという思考をする人が多いと思います。
ですが、実はそれでは成績は上がりません。
なぜなら、「アウトプット不足」で頭が良くならないこともあるからです。
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