学び方を学べ!ドラゴン桜公式マガジン 2019年2月25日(月) 【Vol.091 取材記事・コラム版】
月曜日7時・木曜日0時の週2回配信
こんにちは!担当編集まほぴです。
今週も「ドラゴン桜公式メルマガ」をお送りします!
◇目次◇
1.
たらればさん、教えてください!
古典が好きになる話
2.
「能力開発」から「興味開発」へ
探究学舎・宝槻泰伸さんインタビュー
3.
アウトプットが人生を変える!
スキマ時間でできるSNS発信術
4.
角田陽一郎の
最速で身につく勉強法
5.
大人でも実践できる!
ドラゴン桜流英語学習法
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1.【連載】
たらればさん、教えてください!
古典が好きになる話
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【第三回】
「秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いほ)の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ」天智天皇
(秋になって豊かに実る稲穂を眺めていたら、仮宿の天井から漏れ落ちてきた雨露に、袖が濡れてしまったなぁ)
やや唐突ではありますが、
「生き残るのは、強い生物でも賢い生物でもない。変化に適応できた生物だ」
という警句はご存じでしょうか。
多くの場面(平成13年9月の小泉内閣総理大臣所信演説など)で「チャールズ・ダーウィンの言葉」として紹介されているフレーズです。激動の時代を生き抜くために必要なのは、強さや賢さよりも適応力だ、と。うーむなるほど、ビジネスにも人生訓にも応用できそうな言葉ですね。
なにより、いかにも『種の起源』を記したダーウィンの言いそうな名言であります。が、しかし、残念ながらこの言葉はダーウィンが語ったものではないようです。
詳しくは下記サイト(※)をご参照いただきたいのですが、ある研究者がダーウィンの著作や評伝を片っ端から調べたところ、上記のような趣旨の発言はどこにも見つからず、どうやらもともと経営学の著名な教授がマーケティングの教科書で誤用していて、それが広まったのではないか…という話のようです。
(※ http://www.darwinproject.ac.uk/evolution-misquotation )
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